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予感

19話目です。いい機会なので主人公sのステータスをかいておきました…あと、少し前の話で孤児院の存在を仄めかす発言を追加しました。子供たちももうすぐ出ます。

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  ベビーメルスネークがテイムを求めています。

   

     テイムしますか? yes/no

  (《従魔術》スキルを所持していない場合は自動的に追加されます)

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 マジですか。フラグってこういう事なんだろうな…って、呆けてる場合じゃない!「ど、どどうしよ…」「おう落ち着け。普通にテイムしてやりゃー良いじゃねえか。お前さん達異邦人はモンスターを手懐けて連れて歩いてるんだろ?」そうですけど、テイムとか良く分からないし…《鑑定》でも詳しいことまでは分からないし…待てよ…そうだ!



 「ほーん、それでわたしの所に泣きついてきたと」半透明のウィンドウから聞こえてくるのは10日位ぶりのピクシスの声である。フレンド同士だとログインしている間はこうやって通話が可能なようで…少し前にクロさんたちに教えてもらうまで知らなかったよ。「そういうのは自分で調べるもんだと思ってたからな」そう考えていると、またしても先読みで声が飛んできた。


 「それじゃあテイムについてか。まずは《従魔術》スキルについてだな。《従魔術》は従魔師(テイマー)の初期スキルだ。こいつが…正確にはこのスキルのアーツである《テイム》があれば、モンスターを使役し共に冒険できるって寸法だ…逆にモンスター側からテイムを申し出ることもあるがな。稀だが」へえ…テイムされたモンスターはどうなるの?


 「基本、常に行動を共にすることになる。行動次第でレベルもステータスも上がって行くぞ。勿論、HPが0になったら消滅するが、一定時間が経てばまた呼び出せるようになる。ただ、あんまりこき使わない方が良いだろーなぁ~」…この言い方は何かある時の言い方だな。多分、大事にしてあげれば良いことがあるんだろう。


 「重要なところはこんなもんか。あとは自分でなんとかしな。躊躇なく誰かを頼れるのはいいことだが、頼りすぎるのも問題だからな。じゃあ、またな」そう言うなりウィンドウが消える。


 「シュゥゥ…」目の前には眼をうるうるさせた子蛇。「…一緒に来る?」言葉をかけた途端、子蛇の表情がパッと明るくなる。なら、これで決まりだ。


 「分かった。君が僕が良いって言うのなら、一緒に行こう。」「シュィ!」そう言って、僕はウィンドウの「yes」タップする。


 ⦅ベビーメルスネークをテイムしました⦆

 ⦅スキル《従魔術》を習得しました。メインスキルスロットに配置します⦆

 ⦅称号『従魔の主』を取得しました⦆

 ⦅レベルが4に上がりました。スキルポイントを5得ました⦆

 ⦅《鑑定》のレベルが2に上がりました⦆


 いくつかのアナウンスが鳴り響く。それが終わるとともに子蛇が飛びついてきた。「おおっ」子蛇はそのままするすると身体をのぼり、最終的に頭の上でとぐろを巻いた。ここがどうやら落ち着くらしい。「なんかまとまったようだな。じゃあこれからどうするよ?一旦町に戻るのもアリだと俺は思うぜ」衛兵さんは木陰で一服していたようだが、こちらがまとまったのを見て戻ってきてくれたようだ。「そうですね。ちょうどいい機会ですし、いったん戻って情報を整理しないと」


 そういって歩き出すと、頭の上でうつらうつらしていた蛇君が口先で僕の額をちょいちょいつついてきた。「? どうしたの?」なんかシューシュー言ってるけど…


 ⦅テイムモンスターが名前を求めています。名前を付けてあげて下さい⦆


 名前か…なんか最近そんなんばっかりだな。どうしよ…熟考十五秒。「ようし、君の名前はレイだ」その名を告げると、レイは嬉しそうに顔をこすり付けてきた。これからよろしくね、レイ。



 スキルポイントを割り振った後、西門をくぐろうとすると、門番の方から呼び止められた。なんでもテイムモンスターを町の中に入れるときは、野生のものと区別するために目印の様なものが必要なんだそうな。とは言っても、何かないかな…と思ってたら門番の方が布の端切れをスカーフみたいな感じにレイの首(?)に巻いてくれた。良かったね。「シュー♪」


 「これからどうします?僕は一旦寄る所があるんですけど」「ン?女か」実に失敬な。ロイカさんとこの様子を見に行くだけですよ。もしかしたらなにか気付いたこととかあるかもしれないし。「そうか。じゃあ俺もいくよ。最近ロイカの嬢ちゃんの顔見てねえし。最近借金の事や今回の事件のせいで、寝れてないようだしなぁ」


 そういえば不思議に思ってたことがあるけど、この際衛兵さんに聞いてみるか。「あの、ロイカさんとこの教会って誰から借金してるんですかね」「ああ…町の真ん中あたりに住んでるデコリって貴族様さ。と言っても、町の皆から嫌われてる似非貴族だがね」ああ…権力を笠に着て威張ってるんですね…ありがちだなあ…


 「一応、血は青く(由緒ある血筋で)はあるんだがね…横柄な振る舞いで嫌われてる。噂じゃ、相当あくどい方法で稼いでるって話で、領主サマん命で俺たちも追いかけてんだが、なかなか尻尾を掴ませねえ。だから、実は今回の借金の話も何か裏に有るんじゃねえか、下手すると例の通り魔ともつながりがあるんじゃ、と俺たちも裏で探っているとこなのさ」彼はそこまで言って、「コレ内緒な」と慌てて付け加えた。いやそこまで口は軽く無いですって。


 そんなことを話しながら僕たちが教会までの道を歩いていた時、それは起こった。



 「だから、いい加減貸した金耳そろえて返せっつってんだろうが!」ドスの利いた怒声がここまで聞こえてきた。思わず僕たちは顔を見合わせて、声の方向へ走り出した。


 ==================================

  Name:bedi 性別:男性

   Lv.4

  種族:ヴァンパイアロード

  状態:健康


  1stjob:ランサー Lv.1

  2ndjob:鍛冶師  Lv.1

  

  HP:80

  MP:195

 

  skill point:0


  筋力:35

  耐久:20

  敏捷:25

  知力:60

  技量:30

  幸運:7


  メインスキル:残り枠1

  《槍術Lv.1》《格闘術Lv.1》《鑑定Lv.2↑》《闇魔法Lv.1》↑《操血Lv.2↑》《霧化Lv.1》《吸血Lv.1》《従魔術Lv.1》


  サブスキル:4

  《女神ポラリスの加護Lv.-》《女神ピクシスの加護Lv.-》《鍛冶Lv.1》《見極めLv.1》《棒術Lv.1》


  称号

  《祝福を受けし者》《従魔の主》



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  Name:ray  性別:♀

   Lv.1

  種族:ベビーメルスネーク

  状態:健康


  HP:30

  MP:40


  筋力:7

  耐久:25

  敏捷:10

  知力:15

  技量:5

  幸運:45


  スキル

   《流体Lv.6》《隠密行動Lv.2》《招福Lv.4》

いかがでしたでしょうか。皆様の応援がこの作品の養分となります。良かったらブックマーク等していっていただけると幸いです。

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