突如現れた若き女の正体!
(ザハール王)「またいつ悪魔達が攻めて来るかわからぬがすぐということはないじゃろ。」
(勝)「まずは一安心だな。」
「あー聖剣一振りしただけなのに疲れた。」
(ザハール王)「気を抜くでないぞ。」
「またいつ襲ってくるかわからんのじゃからな。」
(勝)「へいへい。わかりやした。」
(ザハール王)「皆の者!」
「今宵は勝利の宴じゃー!」
(ザハール軍)「オォォー!」
(勝)「…ん?あれ?」
「つい今俺に気を抜くなとか言わなかったか?」
「いったいなんなんだこの王様はよ。」
「緊張感があるのかないのか。」
(マドゥク)「まぁそう仰っられないでください。」
「ザハール王も戦いに勝利しさぞかし嬉しかったのでしょう。」
(勝)「あーそういえばさっきは俺を守ってくれてありがとな。」
「まじで死ぬかと思ったから助かったよ。」
(マドゥク)「いえいえ。勝様が怪我をしなくてよかったです。」
(勝)「俺のことは勝って呼んでくれていいよ。」
「俺もマドゥクって呼ばさせてもらうからよ。」
(マドゥク)「わかりました。では勝殿でよろしいですかな?」
(勝)「まぁ呼びやすいんだったらそれでいいよ。」
「宜しくなマドゥク。」
(マドゥク)「こちらこそ宜しくお願いします。」
(ザハール王)「お主ら何をしておる。」
「今宵は宴じゃ。」
「もっと楽しまぬか。」
(勝)「まったくこの王様は。」
「まぁせっかくの宴だから楽しむか。」
ザハール軍と勝は酒を飲んだり、豪華な食事を楽しんだ。
(ザハール王)「勝よ。お主には旅に出て仲間を集めて来てもらいたいのじゃが詳しい話はまた明日しよう。」
(?)「勇者様。この度の戦、大変お疲れ様でした。」
突如現れた可愛らしい女の子の周りにはお手伝いと思われる女性達がいた。
彼女を見る限りまだ若かった。
(ザハール王)「おぉ。」
「体調は大丈夫なのか?」
(?)「はい。今日は調子がいいです。」
(勝)「えーと?どなた?」
(ザハール王)「お主にはまだ紹介しておらぬかったな。」
「我が娘じゃよ。」
「名をアンジェリカと申す。」
「年齢は17歳じゃ。」
(アンジェリカ)「宜しくお願いします。勇者様。」
アンジェリカは勝に一礼した。
(勝)(よくこの父親の顔からこんな可愛い娘が産まれたな。)
(ザハール王)「何か失礼なことでも考えているのではないか?」
(勝)「いやいや。そんなことねーよ。」
(ザハール王)「例えば我のような者になぜ可愛いらしい娘がおるのかとか。」
(勝)「俺の頭の中を覗いてんのか!?」
(アンジェリカ)「うふふ。勇者様は不思議で面白い方ですね。」
その後、皆で騒ぎ賑やかな長い夜になった。




