3人での朝食会!
朝目が覚めると勝は個室のベッドの上で寝ていた。
部屋の窓からは眩しいほどの日が差しこんでいた。
(勝)「ふぁぁ…よく寝た。でも頭が痛いな。」
「てかあれからどうやってこの部屋に来たっけ?」
「昨日の夜、たしか宴を開いて…」
「あぁそうかあの王様に酒を飲まされすぎたんだっけ?」
その時、部屋のドアをノックする音が聞こえた。
「トン、トン、トン。」
(メイド)「勇者様。お目覚めでしょうか?」
「お着替えの方をお持ちしました。」
(勝)「あぁ。ありがとう。」
(メイド)「失礼いたします。」
「こちらの服は勇者様専用の魔導服でございます。」
「この後は朝食の時間です。」
「私は部屋の外で待って居ますので、着替えが終わりましたらお呼びください。」
そう言うとメイドは部屋の外に出り、勝は魔導服に着替え始めた。
(勝)「これ結構かっこいいな。」
勝は着替えて鏡の前に立ち自分の姿を見てみた。
(勝)「この魔導服黒色でかっけー。」
「腰のベルトには聖剣を入れることもできるし。」
マントにはザハール家の紋章が入っていた。
(勝)「へー。これがザハール家の紋章なんだ。」
勝は勇者っぽいポーズをとっていた。
ひと段落つくと勝はメイドに呼びかけた。
(勝)「待たせて悪かったな。」
「着替え終わったぞ。」
(メイド)「失礼いたします。」
「では私についてきてください。」
「お食事の場所までご案内します。」
そして勝はメイドについて行き、食事の部屋へとたどり着いた。
そこにはザハール王と娘のアンジェリカが座って待っていた。
(アンジェリカ)「おはようございます。」
(ザハール王)「昨日の夜はよく眠れたか?」
(勝)「おはようアンジェリカ。」
「誰かさんのおかげでよく眠れたよ。」
「まだ少し頭が痛むけどな。」
そう言うとふたりはやけに笑っていた。
(ザハール王)「昨日の夜、アンジェリカがつぶれたお主を寝室部屋までは連れて行ったのじゃよ。」
(アンジェリカ)「もう!お父様が勇者様にお酒を無理やり飲ませすぎたからでしょ。」
(勝)「昨日は部屋まで運んでくれてありがとうな。」
「アンジェリカ。」
(アンジェリカ)「いえいえ。」
「当然のことをしただけです。」
「元はといえばお父様が飲ませすぎたからですし…」
(ザハール王)「ところで朝食を食べ終わったら私の部屋まで来てほしい。」
「お主には話がある。」
その後3人は朝食をとり終わり、玉座の間へと行くのであった。




