ジークからマドゥクへの頼み事!
(ジーク)「私の弟子が何かしでかしましたかな?」
「お初目にかかります。」
「我が名はジークと申します。」
「ザハール王並びにマドゥク様この度はお会いできて光栄におもいます。」
(ザハール王)「お主がジークか。」
「40年ほど前はよくお主の名を耳にしたものじゃ。」
(ジーク)「お恥ずかしいかぎりです。」
(ザハール王)「それはそうとよく我が国に来てくれた。」
「お主には氣功教官として期待しているぞ。」
(ジーク)「アンジェリカ王妃から頼まれたので断る理由などございません。」
「まだまだ私も未熟者ではございますが氣功教官として務めさせていただきます。」
(ザハール王)「そんなに謙遜しなくてもよい。」
「お主も間違いなくマスター級じゃろ。」
「とりあえず明日からよろしく頼む。」
「後のことはそこにいるマドゥクに任せる。」
(マドゥク)「ではジーク様のお部屋をご用意させていますので、今から私が案内いたします。」
そしてマドゥクはジークを部屋まで案内した。
(マドゥク)「ところで勝殿はジーク様の下で少しの間、修行をつけていただいてたようですがどんな感じでしたか?」
(ジーク)「あなた程の魔導師であれば気づかれていらっしゃるかと思いますが勝は天才です。」
「とにかく身に着くのが常人レベルを遥かに超えています。」
「勝からあなたのことは聞いていました。」
「あなたのことを話すとき自分のことのように自慢していました。」
(マドゥク)「はい。勝殿の成長スピードには目を疑うものがありました。」
「同じくアンジェリカ王女様からの手紙にも同じようなことが書かれていましたよ。」
「勝殿は不思議でいつも人のことを自分のことのように楽しく話しますね。」
「だからこそ周りから好かれる素質を持っているのでしょう。」
(ジーク)「今の勝は確かに強くなっています。」
「きっと第3級魔道師レベルなどでは歯が立たないでしょう。
「ですがこれから先勝より強い敵と戦うことになった時、勝は挫折しないか心配です。」
「未だに他の4大陸では魔道差別が激しく魔力の少ない勝が心を折られないかがとても心配です。」
「勝は氣功師としては1人前ですが魔導師としてはまだ未熟者などで。」
(マドゥク)「きっと勝殿なら大丈夫です。」
「それに師匠が弟子を信じてあげなくては。」
「勝殿のことなどで次に会うときはもっと驚くほど成長しています。」
「もしかすると我々も抜かれるやもしれません。」
(ジーク)「確かにそうですね。」
「マドゥク様に1つお願いがあるんですが。」
(マドゥク)「何でしょうか?」
(ジーク)「私と1度手合わせをしていただけませんか?」
(マドゥク)「私もジーク様と手合わせをしてみたかったです。」
「それでは闘技場へ移動しましょう。」
そして二人はザハール王国にある魔道大会で使われる闘技場へと向かった。




