氣功師ジークVS魔導師マドゥク
ジークとマドゥクは闘技場に赴き試合の準備を始めた。
闘技場にはすでに王国の魔導師達が二人の勝負を見るために集まっていた。
ザハール王は闘技場の上から見ていた。
ジークは氣を高め、マドゥクは魔力を高めそれぞれスタジアムに現れた。
(観客)「おぉ!マドゥク様ー。」
「こんな近くでマドゥク様の試合を見られるなんて滅多にないぞ。」
「ところであのお爺さんってもしかして例の氣功教官になる方か?」
「本当に教官が務まるのか?」
「でも多少氣功が他の人より使えるからってマドゥク様には到底及ばないだろう。」
「それに氣功が使えても魔導師としての才がなきゃ。」
(?)「馬鹿を言うな。」
「あのお方はマドゥク様に匹敵する力の持ち主だ。」
「お前達今から始まる試合をよく見ておけ。」
「氣功について皆の考え方が変わるだろう。
(観客)「リシェル様!」
「あのお方は大魔導騎士兵団長のリシェル様か。」
魔導騎士兵団長のリシェルは大魔導師の称号を得ている王国1の騎士だ。
そして話し合いをしていたら早々と試合が始まった。
(ジーク)「手加減はなさらないようお願いします。」
(マドゥク)「そのつもりです。」
「最初から全力でいかせてもらいます。」
二人は氣と魔力を最大まで出しきった。
ものすごい勢いで氣と魔力がぶつかり合う。
フィールド内は揺れ観客たちは声も出ないほど緊張が高まっている。
(マドゥク)「大地の精霊よ。」
「大地の加護で我を守り給え。」
「大地魔法!」「アース・タワー!」
マドゥクが大地魔法を唱えるとマドゥクの周りから大地がタワーのようになり、マドゥクを空高く連れて行った。
ジークが氣功弾でタワーを崩そうとすると空から続けてマドゥクの連続魔法が放たれた。
(マドゥク)「大地の精霊よ。」
「地にいる敵を大地の雨で滅却せよ。」
「大地魔法!」「アース・メテオ・レイン!」
次の瞬間空から地上にかけて無数の巨大な岩が降り続けた。
ジークは超高速氣功弾を放ちまくった。
フィールド内は辺り一面崩れ落ちた岩ばかりだ。
(ジーク)「流石は中央大陸1の魔導師じゃの。」
(マドゥク)「ジーク様も流石ですね。」
観客は皆何が起きたのかわからなくただ茫然としていた。
魔導騎士兵団長のリシェルもあまりの二人の戦いぶりに唾を飲み込んだ。
(ジーク)「そろそろ私も仕掛けるとするかいの。」
そう言ってジークは足に氣を溜めジャンプするのと同時に放出した。
ジークは氣の力でマドゥクのいる空高くへと飛びたった。




