嵐を呼ぶお姫様!
師匠ジークと勝はそれぞれの道を歩むことになった。
そして妖精との契約を交わし終えた勝は旅の続きを再開するのであった。
(勝)「旅中断してたから全然進んでないな。」
(アンジェリカ)「ここからどんどん進みましょう。」
「とりあえず南大陸へ行くには中央大陸の南方にあるシルク街という場所を経由しなくてはいけません。」
「このシルク街は漁港が盛んな街で外交なども行っています。」
(勝)「どのくらいでその町に着くんだ?」
(アンジェリカ)「徒歩で10日ほどでしょうか。」
(勝)「こんな時にワープの魔法でも使えたらな...」
(ひかり)「なに甘えてるのよ。」
「だいたいあんたはすぐに弱音を吐きすぎなのよ。」
「そんなこと呟いてる暇があるならさっさと強くなってこの世界をすくいなさい。」
(勝)「ちょっと言ってみただけじゃん。」
(ひかり)「あんたが光の性質をコントロールできれば空間魔法よりも速く移動くらいできるわよ。」
(勝)「まじで?」
(ひかり)「まぁ今のあんたじゃ到底できないから変に考えないことね。」
(勝)「本当に毎回言葉がきついな。」
勝とひかりは言い合いを始めた。
気づくとすでに空が暗くなり始めていた。
(アンジェリカ)「今日はこの辺りで休みましょう。」
(勝)「そうするか。」
「けど一国のお姫様がこんな場所で野宿なんかしていいのか?」
(もし野宿なんてさせてるのがアンジェリカの父ちゃんに知られたら死刑確定だよ。)
「あのー。アンジェリカさん?」
「野宿のことだけは王様に秘密でお願いします。」
(ひかり)「もう遅いわよ。」
「あの子すでに手紙を書き終えてすでに急便鳥に預けたわ。」
「明日の朝には大変なことになってるかもね。」
そしてひかりは腹を抑えながらげらげらと笑いだした。
(アンジェリカ)「勝様。私、野宿なんて初めてでドキドキします。」
「すごく楽しみです。」
「さあ皆さんで野宿を楽しみましょう。」
(勝)「Noー宿!」




