謎の声の正体!
異世界へと飛ばされた勝は目を覚ました。
(勝)「こ…ここはどこだ?城?見た感じ中世のヨーロッパの建物のようだが。」
「それに頭の中で呼びかけていたのはいったいなんだったんだ!?」
すると勝の目の前に複数人の杖を持った如何にも怪しげな人達が現れた。
(怪しげな集団)
A:「おぉー成功したぞ!」
B:「これで我等の王国に再び平和が! 」
C:「本当に異世界から勇者を召喚することに成功したのですね!」
(勝)「誰だお前達!いったいここはどこだ!」
勝は自分に何が起きているのか全く理解できなかった。
(怪しげな集団のリーダー)
D:「これは、これは紹介が遅れました勇者様。」
「我等はザハール王家に古くから仕えている家臣共でごさいます。」
「我等はザハール王専属の魔導師でございます。」
「我の名はマドゥクと言い、訳あってあなたをこちらの世界に召喚させて頂きました。」
「因みに勇者様の頭の中に直接呼びかけていたのもこのマドゥクでございます。」
ザハール王専属の魔導師のリーダーを名乗るマドゥクの話を少し聞き勝が再度口を開いた。
(勝)「ところであんた達が俺に勇者だと言っているが
どういう意味だ?」
(マドゥク)「はい。今このザハール王国では悪魔と魔導師達の戦争が繰り広げられています。」
「このザハール王宮に昔から伝わる伝説があり、悪魔と唯一渡り合えるのは勇者だけなのです。」
「別の世界の者に概念を飛ばしてそれを聞く事が出来た者こそが勇者なのです。」
(勝)「おいおい、いったい何分のなんの確率で俺にヒットしちゃってくれてんだよ…」
「とりあえず、俺は勇者でもないただのニートだ!」
「元の居た世界に帰らせてくれ。」
(マドゥク)「ニート?」
「勝手ながら申し訳ないのですが、異世界召喚にはかなりの魔力を消耗するのです。」
「なので今すぐに帰らすことは出来ません。」
(勝)「マジかよ。本当に勝手だな。」
(マドゥク)「ところで今まさに悪魔の軍勢がすぐ目の前まで来ています。」
「勇者様には早く我等の王、ザハール様に会っていただきたい。」
そう言うと勝も了承しマドゥクは王の居る元へと勝を案内するのだった。




