勇者勝の妖精召喚!
(ジーク)「短い間じゃったがよく頑張った。」
「お主はさらに強くなったはずじゃ。」
(勝)「俺こそありがとな。」
「ジーク師匠のおかげで前より強くなった気がする。」
(ジーク)「ところで勝は私と出会う前から氣功を使えていたが、誰に教わったんじゃ?」
(勝)「あぁ。それは...」
(アンジェリカ)「私の父、ザハール王側近の魔道士、マドゥクです。」
(ジーク)「なるほど、その者の教え方が上手かったんじゃの。」
(勝)「爺ちゃんマドゥクのこと知ってる?」
「マドゥクはめっちゃ強いんだぜ。」
(ジーク)「もちろん知っておるぞ。」
「ザハール王国の最高位魔道士じゃろ?」
「1度手合わせしてみたいのぉ」
(勝)「2人が戦ったら町が崩壊する。」
(ジーク)「ホッホッホ」
「冗談じゃ。」
「話は戻るんじゃが明日からまた南大陸に向かうんじゃろ?」
「中央大陸以外は気をつけた方がよいぞ。」
「他の4大陸は魔道士としての力量しか見ておらぬからな。」
「特に王都へは気をつけた方がよい。」
(勝)「わかった。気をつけるよ。」
「ところで師匠、魔力増加って何をすればいいんだ?」
「俺、魔力ないからさ...」
(ジーク)「基本的には魔力も氣も同じじゃよ。」
「氣を学んでやってきたことと変わらぬ。」
「ただ根本的に違うのは体内の魔力が尽きたら終わりじゃ。」
(じゃがまだ微弱ながらも少しは魔力を感じるぞ。」
(勝)「えっ本当に?」
(アンジェリカ)「はい。少しながら感じます。」
(ジーク)「氣をイメージするように体内にある魔力をイメージしてみるとよい。」
(勝)「本当だ。」
「俺ってもう魔法を使えるのか?」
(アンジェリカ)「その前に性質を確かめないといけません。」
「妖精を召喚してみましょう。」
そう言ってアンジェリカはテーブルの上に小さな魔法陣を描いた。
(アンジェリカ)「では勝様の魔力をこの魔法陣に組み込みましょう。」
そして勝は魔力を魔法陣に少し注いだ。
すると魔法陣が反応を示した。
辺りはフラッシュするかのように見えなくなった。
そして光が徐々に消えていくとそこには小さな女の子の妖精がいた。




