氣の最終試練!
(勝)(今日で最後か。)
(なんとしてでも習得しないと。)
(マドゥク)「今日で最後ですか。」
「早いですね。」
「明日の朝には王宮を出て行かれるのですか。」
(勝)「よし。最後の特訓宜しくな。」
(マドゥク)「はい。」
「では早速始めましょう。」
そして勝はいつものように座禅から入り氣を練り始めた。
練った氣を体から放出しようと試みるが何度も失敗に終わった。
気づけば昼を過ぎていた。
(勝)「なんでだよ!」
「なんで出来ないんだ。」
(マドゥク)「落ち着いてください。」
「心が乱れてしまうと氣は扱えません。」
(勝)「わかってるよ。」
「けどもう時間がないんだ。」
(マドゥク)「もう一度、氣を練って武術の型をしてください。」
(勝)「なんで今、武術の練習をしないといけないんだよ。」
(マドゥク)「私の予想ですが、武術の型で原因を見つけることができるかもしれません。」
そして勝は氣を練り、武術の基礎の型をし始めた。
(マドゥク)「気になるかもしれませんが、今は武術の方に集中してください。」
「あと少し力み過ぎてます。」
そして武術の型を終えた勝からは今までには感じられなかった氣が体から溢れ出ていた。
(マドゥク)「あとはイメージをして放出するだけです。」
勝は集中して体から溢れ出ている氣を全て留めて、体中を駆け巡ることをイメージした。
(マドゥク)「その調子ですぞ。」
「さぁ。放ってみてください。」
(勝)(あぁ。)
(これで失敗したらもう終わりだ。)
(絶対に失敗で終われない。)
(イメージしろ、イメージしろ。)
「よし。いける。」
「ハァァァー!」
「氣弾!」
そして勝が叫んだ瞬間かなり大きな氣弾が飛び出し、大きな音を出し破裂した。
(マドゥク)「成功しましたな。」
(勝)「ははは。できた。」
「けど武術に何の関係があったんだ?」
(マドゥク)「勝殿は少し力み過ぎてたり、氣を意識し過ぎるあまりに出来なかったので、別の事で一旦意識を忘れさせなければいけなかったのです。」
(勝)「なるほどな。」
(マドゥク)「私が教えれることは全て教えました。」
「これにて最後の氣の修行を終了します。」
「1カ月間お疲れ様でした。」
(勝)「あぁ。」
「1カ月間ありがとな。」
「マドゥクのおかげで以前より強くなれた。」
(マドゥク)「それは良かったです。」
「では明日の出発に備えて、今日はもう休んでください。」
(勝)「そうするわ。」
そして氣の修行を終えた勝は明日の出発に備えて体を休めるのであった。




