マスター級魔導師の実力!
マドゥクは魔導師最高位のマスター級であった。
最高位の人から修行をつけて貰ってる勝は驚きを隠せないのであった。
「氣の修行から5日目の朝。」
(勝)「今日もよろしく頼む。」
(マドゥク)「今日は氣を放出させる修行です。」
「ではいつものように座禅をお願いします。」
そして勝は座禅を組んで15分くらいで氣を練った。
今勝の体からは練った氣が漂っている。
(マドゥク)「手から空気砲を放つように意識して氣を私に飛ばしてきてください。」
(勝)「わかった。やってみる。」
(手を前に突き出して練った氣を手の方に集中させて、空気砲を飛ばすような感じで、一気に出す!)
そう言いながら勝は試してみたが何も起こらなかった。
(マドゥク)「どうやら失敗のようですね。」
「では再び氣を練ってください。」
(勝)「ちょっと待ってくれ。」
「この前してくれたようにマドゥクが氣を流してくれたら氣を練る必要がなくなるから放出の特訓がすぐに出来るんじゃないのか?」
(マドゥク)「今勝殿には氣の放出と練る修行を同時にして頂いてるのです。」
「氣を練り終わるまでに15分かかりますが、戦場では相手はそんなに長く待ってもらえません。」
勝は確かにと言わんばかりに頷いた。
(マドゥク)「1度氣の練りから放出までをお見せしましょう。」
「よく見ていてください。」
「ハァァァー!」
「氣弾!」
一瞬の出来事で勝は何が起きたかさえも理解が出来なかった。
あまりのマドゥクの凄さに勝は自分自身に自信をなくしてしまった。
(勝)(氣を練って放出までが早過ぎる。)
(今のままじゃ到底ここまで到達出来ない。)
(マドゥク)「あまり気にしなくても大丈夫ですぞ。」
「そもそも氣を完全にコントロールするのであれば普通の人で数十年、天才と言われる人でも数年かかります。」
「勝殿はそれをたったの6日間で学んでいるのですから。」
(勝)「けど早く強くならないと大切な人達も守れやしない。」
(マドゥク)「変わりましたね。」
(勝)「何がだ?」
(マドゥク)「勝殿はこの世界に来た当初は死んだ魚の目をしているようでした。」
(勝)「それは言い過ぎだぞー。」
「俺は早く元の場所へと帰りたいから協力しているだけだからな?」
「この世界救った後は帰らせてもらうぞ?」
(マドゥク)「承知しております。」
「ではそろそろ修行を再開しましょう。」
そう言って勝はこの後も修行を続けたが、氣の放出に何度も失敗し残るはあと1日のみとなってしまった。




