↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Code.G.H.  作者: Shingeki
5/13

調査と懐古

大変遅くなりました

爆発から数日後、現在俺は小さな講堂のような場所にいる。


席には司令官やオペレーター、見かけた事のない壮年の男もいる。「...今回発生した爆発は例の人


型実体の発生させる爆発と一致しました。今までに発生した爆発の


断例は少ないですが、爆発の様子や目撃情報、過去の資料を参照し、内容が一致していることから


そう判断し、そう結論付けました」そう説明しているのはルーカスだ。俺は今日ちょうど別の重要な


用事があるため、代役として出てもらった。


「お手元の資料をご覧ください。今回の爆発による被害と直後の様子の写真などを載せています。


今回の被害の状況は...」用事の時間が近づいたので講堂を出た。


相変わらず風は冷たいが、空は澄み渡っている。今回の目的地は少し遠いため、車を手配してい


る。少し歩いたところに、カーキ色のジープが止まっていた。


「お疲れ様です。どうぞお乗りください」丁寧にドライバーが挨拶する。


「あぁお疲れ、運転よろしく頼む」


そしてジープに乗り、静かに発進する。電動車なのだろう。


広大な敷地の中にテントや訓練施設、演習場なんてものもある。


そんな景色を見ていると車がゆっくりと停止した。


「到着しました」ドアを開きながら礼を言い、車を降りた。


「さぁ始めるか……」軽く伸びをし、歩き出した。


この基地の中で最も大きく、様々な設備が完璧に整った建物、[本部]の中に入った。


「身分証を」受付嬢が口を開いた。


「今日の予定は?」


溜息をつきながら受付嬢がカードキーを渡してきた。


「三階です」


礼を言い、エレベーターで三階に上る。少し歩いた先に目的地、資料室についた。


センサーにカードキーをかざしてロックを解除し、中に入る。


紙束や書類が堆く積まれた棚を通り過ぎ、部屋の隅にある少し異様な扉のロックを手順を踏んで開


ける。厳重にロックされた部屋の中で人事ファイルを取り出す。その中から志願者の名前を探す。


【ルイ・プラテス】【ナタリア・カルツェフ】【キリル・ベレット】......


元々ここには様々な出身の隊員達がいるが、これほど出身が分かれるとは思わなかった。


志願者リストを閲覧していると、資料室のドアが開く音がした。


確認すると、そこには訓練生時代の同期【レオンス・トゥレット】が部屋に入って来ていた。


「レオ、何でここに?」


「あぁ、君の弟に頼まれた事があってね、あんたの部隊の志願兵の特徴と特技の資料」


そう言って俺に手渡してきた。


「それはありがたいな。来た理由はそれだけか?」


「彼に頼まれたのはこれだけ」


「そうか、ありがとう」


「なぁガイ、会うのが久々だからその仕事が終わったら話さない?」


「ああいいぞ。カフェテリアで話すか?」


「上官に見つかると厄介だからこの辺にしよう」冗談半分に言った。


                数分後……


近くの小さめなテーブルに座り、しばらく雑談した後...


「そういえば君今度部隊員募集するんだって?」


「あんたにまで話が伝わっているとはな」


「それほど今回の部隊が異例って事なんだろう」


異例...そう、創設する部隊のメインの目的は人型実体の調査と排除なのである。


「まぁ、たしかにそうかもしれないな。」


「それで?募集する人員は新兵だけかい?」


「いや、色んな奴を募集する」


「だったら能力の優劣が激しくならない?」


「それを承知の上で募集している」


すると、レオが何か思いついたような笑みで口を開いた。


「だったら俺を教官として入れてみない?」


大概の人はなんだこいつと思うだろうが、こいつの講義はどんな事だろうが分かりやすく頭に入って


くる。俺達の同期の中でこいつの講義の世話になった奴は居ないぐらいの分かりやすさだ。


「どこに入りたいんだ?」


「話が早くていいねぇ。でも一部の兵士に教えるのもどうかと思うだろう?」


「つまり?」


「君の所に入る人全員の訓練を任せてくれないか?」


「100人は入ってくるぞ?いいのか?」


「おいおい、高校の教師はそれ以上の人数に授業をするよ?」皮肉交じりに答えた


「分かった、ルーカスに伝えておく。また今度あんたの役割を正式に決定するから会議に来いよ」


そう言い席を立つ。


「よろしくね~」とレオが手を振ったあとに立ち上がり、違う方向に向かって歩きだした。


これでやる事は終わったので帰る事もできるが、なんとなく教育棟を見たくなり、教育棟に向かっ


た。


教育棟は本部と連絡通路で繋がっている末端にある。歩いていくとだんだんと学校っぽい紙が掲示板


に張られるようになった。


階段を降り一階に着く、職員室を訪ねてみると、がらんどうでほぼ全ての電気が消えていた。


「失礼します」やや大きな声を出して職員室に入ると、ホワイトボードに張られた紙が目に留まる。


『爆発による臨時休校について』内容は原因究明まで休校するというような感じだ。


「ガイア君?」と後ろから声が聞こえ振り返るとそこには【先生】がいた。


「お久しぶりです。先生」


背丈がとても高く、歳のせいか髪や髭に白いものが混ざっていて、その顔には皺が少しある。


「久しぶりだね。元気にやってるかい?」


「まぁ...元気にやってます。そういえば、子供達は何処ですか?」


「子供達はみんな寮にいるよ。最近になって寮をリフォームしたから前の寮より快適で安全になって


ると思うよ」


「ありがとうございます。それでは」 先生の横を通り過ぎて寮に歩を進める


しばらく歩くと、子供の甲高い笑い声が聞こえてくる。


扉のガラス部分から部屋をのぞき込むと、中学生ぐらいの少年と少女が、


小学生ほどの子供たちの面倒を見ていた


向こうはこちらに気づく様子もなく面倒を見ていたので、帰ることにした


帰る途中で教室を覘くと、長期的に休校するのか、机の上に椅子が置かれていた


「懐かしいな」自然とそう呟く


行きは車だったが、帰りは歩きだ。


道は分かりやすいがそこそこ遠いため、暇つぶし用に音楽をかけるためにイヤホンを付ける


                数時間後……


自分の部屋に戻ると大量の段ボールが目に入った


すると奥から、「兄貴おかえり、ちょっとこっち手伝ってくれない?」「あぁ、わかった。」そう言


い、段ボールの波をかき分けて部屋の奥に向かった

ついに本編が始動します

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。