設定解説
一区切りついてたので人物紹介と設定資料を書いておきます。
興味ない方は飛ばしてOK!
レイ・ゴールド
アルデバラン国ゴールド地方を治める地方領主家の三男。18歳。
現代日本から転生した青年であり、この世界では失われた“古代魔語”――つまり現代日本語を自然に理解・使用できる特異な存在。
普段は「ぐうたらでやる気のない貴族の三男坊」を演じているが、その実態は規格外の天才魔術師兼魔道具開発者。
日々を快適に過ごすために魔道具を作っているうちに、結果的に文明発展級の発明を連発してしまっている。
さらに裏では、仮面の錬金術師“ドルーゴ・イレ”として活動。
違法貴族や盗賊の摘発、スラム支援、魔物討伐なども秘密裏に行っている。
本人は正体を隠しているつもりだが、街の住民やギルド関係者からは「たぶんレイ様だよな……」とうっすら気付かれている。
ただし皆、本人が隠したがっているため気付かないフリをしている。
王都編以降は古代文明や侵食問題へ深く関わるようになり、“管理権限”を扱う存在として王国側からも注目され始めている。
ドルーゴ・イレ
レイの裏の顔。
黒衣と仮面を纏う謎の天才錬金術師として知られている。
各種魔道具、古代術式応用品、生活改善器具、戦闘補助具など幅広い発明を行い、その作品は超高級品として取引される。
特に魔素効率改善技術は革命的であり、一部では国家戦略級技術とされている。
また、盗賊討伐や不正貴族への制裁、スラム支援なども行っており、庶民層からは義賊や英雄のように見られている。
エミリー・パターソン
レイの幼馴染で専属メイド。18歳。
スレンダーな美人であり、非常に有能。
生活管理、情報整理、護衛補助、契約交渉まで何でもこなす。
幼少期からレイの正体や転生者としての異質さを知る数少ない人物。
レイにはよく胸の小ささをからかわれているが、幼い頃にレイから言われた「ちっぱいはすてーたす」という意味不明な言葉を好意表現だと思っているため、そこまで気にしていない。
ドルーゴ活動時には“ミリーエ”という偽名を使い、黒衣と仮面姿で秘書役として活動。
ギルドや商会、貴族との交渉役を担当しており、実質的にドルーゴ商会の運営責任者。
レイに対しては呆れながらも非常に甘い。
ミリーエ
エミリーがドルーゴ活動時に使用する偽名。
黒衣と仮面を纏い、ドルーゴの秘書兼代理人として活動する。
王都や各地のギルド、商会では「ドルーゴ側の有能秘書」として有名。
冷静沈着な交渉人として認識されているが、実際はレイに振り回される苦労人。
セシリア・レイン
アルデバラン国所属の宮廷魔導士。
王国屈指の雷系統魔法の使い手であり、真面目かつ理知的な女性。
当初は危険人物監視のためレイへ接触したが、事件を通してその人柄や能力を知り、徐々に信頼関係を築いていく。
常識人ポジションとしてレイへツッコミを入れることが多い。
王都地下封印区画事件では主戦力として活躍した。
アルベルト・クロイツ
アルデバラン国・中央研究院古代魔術学部門の責任者を務める宮廷魔導士。
古代文明、古代魔語、古代術式研究の第一人者として知られており、王国でもトップクラスの研究者。
非常に研究熱心かつ好奇心旺盛な性格で、未知の技術や現象を見ると目を輝かせる典型的な研究者気質。
その探究心は危険領域にまで達しており、アリアからは『研究者適性・危険』と評価されている。
本人に悪意はないが、興味を持った対象へ一直線に突っ込むため、周囲は振り回されがち。
初登場時、レイからは「絶対に面倒な研究者」「怪しい人物」と警戒されていた。
しかし封鎖遺跡アストラ調査や王都地下封印区画事件を通じて共闘するようになり、現在では信頼できる仲間の一人となっている。
研究者としてだけでなく、宮廷魔導士としての実力も非常に高く、重力操作系魔法や結界術を得意とする。
なお、多少常識外れな行動をしても、「研究者だからね」の一言ですべて済ませようとする悪癖がある。
アリア
1700年以上前の古代文明時代に作られた『管理者補助端末』のヒューマノイド。
銀色の長髪、白い衣装、細い身体、淡い蒼色の瞳を持つ少女のような外見をしている。
感情表現は非常に薄く、発する言葉も端的。
会話は機械的かつ淡々としているが、完全に無感情というわけではなく、時折わずかな人間らしさを見せることもある。
本来は古代文明の“管理者”を補佐するために作られた存在であり、古代施設制御、術式解析、侵食観測、管理領域補助などを担当している。
王都地下封印区画事件でレイと接触。
レイが極めて高い管理権限適合性を持つことを確認して以降、行動を共にするようになった。
アリア自身は現在も管理権限を保持しているが、その維持には限界が来ており、レイへ完全譲渡することを望んでいる。
しかしレイ本人は、管理権限の危険性と面倒さを理解しているため、全力で嫌がっている。
仮面の男
侵食側へ移行した古代文明管理機構の一端。
レイを“継承者”と呼び、管理者側へ取り込もうとしている。
侵食による世界再構築を肯定しており、各地で暗躍している。
王都地下事件では侵食個体群を率いて現れたが、レイたちとの戦闘後に撤退した。
世界観・設定紹介
世界について
物語の舞台は剣と魔法が存在する異世界。
大陸はひし形に近い形状をしており、中央には“未到達地帯”と呼ばれる超危険区域が存在する。
その周囲を四つの国家が分割統治している。
レイたちが住むアルデバラン国は、人種主体国家の一つであり、主人公はその中でもゴールド地方を治める領主家の三男。
文明水準は中世ヨーロッパ風だが、魔法や魔道具が発展しているため機械文明はあまり発展していない。
魔素・魔石・魔道具
世界には“魔素”が満ちている。
魔素は様々な現象を引き起こすエネルギーであり、蓄積すると“魔石”となる。
魔道具は主に魔石を動力源として動作する。
生活用品から戦闘装備まで幅広く存在しており、社会インフラの一部となっている。
ドルーゴ製魔道具は、現代技術知識と古代魔語応用によって圧倒的性能を誇る。
ダンジョン
ダンジョンとは、魔素の湧き出る地脈が洞窟化した特殊地帯。
内部ではあらゆる存在が魔化する。
生物は魔物へ。
鉱石は魔石へ。
植物ですら危険化する。
魔物は体内へ魔素を蓄積し、“オーブ”と呼ばれる魔核を形成する。
魔核が破壊されると魔素暴走によって死亡する。
また、魔物の死体には高濃度魔素が残留するため、素材として極めて価値が高い。
魔法と魔術
この世界では、魔語と魔方陣によって現象を制御する。
魔法
魔素を直接操作し、空中へ魔方陣を描いて発動するもの。
魔術
物体へ直接魔方陣を書き込み、効果を固定化した技術。
魔道具作成などはこちらに分類される。
古代魔語
古代文明時代に使用されていた言語。
高効率かつ強力な術式発動を可能にするが、現代ではほぼ解読不能。
現在の研究者たちは断片的な資料から必死に解析している。
だが実際には、“古代魔語=現代日本語”。
そのため、日本から転生したレイだけが自然に理解・運用できる。
現代人から見ると意味不明な記述や構文が、レイには普通の文章として読めている。
古代文明
遥か昔に存在した超高度文明。
現在より遥かに発展した魔術・魔道具技術を持っていた。
各地に遺跡や封鎖区画が残されており、王国研究機関が調査を進めている。
レイは古代魔語理解能力により、その技術をほぼ独占状態で扱えてしまう。
管理権限
古代文明施設を制御するための特殊権限。
空間固定、領域操作、侵食停止など常識外れの現象を引き起こす。
現在、レイは高い適合性を示している。
侵食
古代文明崩壊にも関わった異常現象。
生物・空間・魔素を汚染変質させる。
侵食個体は高い再生能力と汚染能力を持つため非常に危険。
現在も各地で断続的に問題が発生している。
封鎖遺跡アストラ
ゴールド地方に存在していた古代遺跡。
古代研究施設と現代研究跡が混在しており、侵食研究が行われていた。
レイたちの戦闘によって最終的に崩壊した。
王都地下封印区画事件
王都地下で発生した大規模侵食事件。
仮面の男が侵食個体群を率いて侵入し、王城地下は半壊状態となった。
レイ、セシリア、アルベルト教授らの活躍によって侵食拡大は阻止されたが、事件はまだ完全解決していない。
無事に2章完結!!
次からはレイがドルーゴしてどんなことをしてきたのかを王都で再度やることで描けていけたらなと思います。
引き続き応援やコメントレビューの方もよろしくお願いします。




