表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

272/300

第272話 1540年 10歳 亡命王子は琉球王国で革命が出来るかな (1 金丸の簒奪、亡命王子が取り返す王国とは)

<金丸――琉球王国の極悪簒奪者>


その昔、

金丸は、元はただの百姓だった。

しかし、野心があり、知恵があった。


旱魃の際も知恵――干上がった井戸の底を掘り、伏流水を見つけた――で切り抜けたが、水泥棒と言われ、村を追われた。


首里に逃げた金丸は、もう百姓に戻りたくなかった。

野心に燃え、誓いを立てた。

自分は二度と蔑まれない立場になることだ。


このため金丸は、得意の知恵を活かし、尚泰久王に取り入り、出世した。

金丸は王宮の金を握り、人を握った。


このまま順調に行くかと思われたが、尚泰久王が死んだ。


次の王は、若い尚徳王。

尚徳王は聡明だった。

金丸の野心に気づき、側から遠ざけた。


金丸は表向きは隠遁することにした。

だが実際は、首里の財政と人事に影響を残したままだった。

尚徳王の食事を作る人間さえも、金丸の息がかかっていた。


<不穏>


尚徳王が若くして、28歳で亡くなった。

当時の人でさえ、あの健康な王が若くして死ぬなどあり得ないと噂した。

尚徳王の急死は、当時から毒殺が疑われた。


本来は、尚徳王の世子が後継者となるべきであった。

しかし亡くなった日、金丸の息のかかった兵士達が王宮に乱入した。


尚徳王の忠臣である越来賢雄(長男)は、越来賢四(4男)と共に、尚徳王の世子と玉璽を持ち王宮から脱出した。

越来賢四(4男)は側室の子である事が幸いし、世間にその存在は知られていない。


越来賢雄「俺が金丸の軍を引き付ける。賢四、お前は遠くに逃げろ」


越来賢雄は、金丸の軍に追われ、知花城の中腹にある洞窟に追い込まれ、火攻めの末に殺された。

賢雄は、炎に包まれながらも、尚徳王の名を叫んだ。


<緊迫>


一方、収まらないのは金丸である。

何より玉璽がないと、簒奪と後ろ指を指されるのだ。


金丸は不始末をした兵士達を処分した。

尚徳王の世子は死んだと世間に公表した。

そして泊村の老人安里大親に金を渡し、自分が神に選ばれし者であるとした。


金丸は、尚円王と名乗り、二度と蔑まれない立場になった。

琉球王国は、金丸に盗まれたのだ。


琉球王国の現在の王は、金丸の血を引く尚清王である。


簒奪者金丸の後継者から琉球王国を取り返すのだ。

そして今――亡命王子は、長尾軍と共に琉球王国に革命を起こす。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます!

「面白かった!」「続きが気になる!」と思っていただけたら、

ブックマークや、評価ポイントの☆☆☆☆☆を★★★★★にして

応援していただけると、とても励みになります。


皆様のブックマークと評価が、

今後の更新の大きなモチベーションになっています。

どうぞ、よろしくお願いいたします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ