表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

213/282

第213話  1539年 9歳 赤沼備中の末路だぞ


<敗者の醜態>


赤沼備中と工藤氏は、俺の前に連れ出された。


二人は醜い言い争いをしている。


赤沼

「てめえが『今が勝機だ、南部を潰せ』って唆したからだろ!俺はただ…!」


工藤

「ふざけるな!俺はそんなこと一言も言ってねえ!お前が女房のことで頭に血が上って勝手に城を焼いたんだろ!使い込み隠しのためだろが!!」


まぁー醜い。


「約束通り、『俺は』赤沼備中を助ける。『俺は』命を取らない」


ほっとした表情の赤沼備中。


「しかし、この二人をお前達がどうするかは知らない」


扉が開く。


そこに立っていたのは、血走った目をした 南部安信 と、長男 彦三郎。


二人の顔は修羅のようで、背後には刀を握りしめた家臣たちが影のように控えていた。


「それでは俺は見ていないので」


そう言って俺はその場を立ち去った。


(俺は約束は守った。それ以上でも以下でもない)


<南部の感謝>


俺達が客間で待っていると、南部親子が現れた。


南部安信が深々と俺に頭を下げる。


南部安信

「この度は誠にありがとうございます。助かりました」


俺は水斗に合図をする。


「城を焼かれてお困りでしょう。こちらはお見舞い金 1万貫 です」


南部親子は目を丸くする。


南部安信が再び深々と俺に頭を下げる。


南部安信

「何から何まで痛み入る。南部家はこの恩は忘れませんぞ。代々語り継ぎます」


長男彦三郎

「粗末な席ですが奥に宴席をご用意してあります。家臣の皆々様もどうぞ、お召し上がり下さい」


俺達は宴席に移動する。


宴席なので 菊姫 を連れてくる。


しばらく歓談していると、

俺と菊姫の前に長男彦三郎が 5歳の娘 を連れて現れた。


清姫

「上杉龍義様、この度はありがとうございました」


小さな手で父親の袖を掴みながら、恥ずかしそうに頭を下げる清姫。


ふっくらした頬と大きな瞳は確かに愛らしい。


南部氏は何としてもこの清姫を俺の側室に送りこみたい。


対する正妻の菊姫は15歳。


その差は歴然。


菊姫

「まぁ可愛らしい姫様だこと。」


菊姫は、美貌、知性、品格の全てにおいて他を圧倒する。


この菊姫を前にして、流石の南部氏も

いつもの 清姫を側室にしてくれ攻撃 はなかった。


<新たな思惑>


南部安信

「上杉龍義殿は蝦夷地の後はどうされるのですか?」


「いつものように上洛しようかと」


南部安信

「厚かましいお願いですが、この長男彦三郎を将軍様に会わせてやっては頂けませんでしょうか。


今回の騒動も跡目の引き継ぎが上手くいかなった事も原因の一つでして、

将軍様のお墨付きがあれば緩和されるのではないかと考えております」


「それでは蝦夷地で用事を済ましてくるので、十三湊で合流という事で」


南部安信

「本当に重ね重ね、何から何までお世話になり誠にありがとうございます。


うちの清姫を越後まで連れて行かれませんか?」


ハイ、駄目元攻撃が来ました。


「申し訳ないですが、後10年は難しいでしょう」


俺はそう言って 菊姫の顔 を見る。


南部安信

「そうですね、こんな綺麗な奥方が居られては10年経っても無理かもしれませんなー」


「南部家は蝦夷地の開発で協力頂ければそれで良いですよ。


蝦夷地の開発は、南部家にとっても大きな利になるはずですよ」


南部安信

「上杉殿の御心、しかと胸に刻みます」


俺と南部親子は 蝦夷地の開発 について話し合った。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!

「面白かった!」「続きが気になる!」と思っていただけたら、

ブックマークや、評価ポイントの☆☆☆☆☆を★★★★★にして

応援していただけると、とても励みになります。


皆様のブックマークと評価が、

今後の更新の大きなモチベーションになっています。

どうぞ、よろしくお願いいたします!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ