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美食侵略  作者: 神田一二


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第8話 食事は楽しいこと

私にとっての食事は大事な人との絆の証明

主な登場人物

【美食倶楽部】

ルー・エバン

フラン・オベール

ゲル・ナウマン


【その他】

ミリア

ハルチカ

「あの、すいません。ミリアさんいますか?」と傘をさした男性が声をかける。


男性を見た瞬間ミリアさんはこう言った。


「お待ちしてました。ハルチカさん」


三人は誰だと思った。


ミリアはハルチカという男性と話していた。


「今日の例の件を決行です。よろしくお願います。」


ハルチカは頭を下げる。

ミリアも頭を下げた。


「すいません、こんな時に私、ぎっくり腰なって料理は作れなく・・・」


ミリアは涙を堪える。


「あっ、大丈夫ですよ。でももう、あいつらに残された時間は・・・」


そんな事を二人は話していると・・


「どうしたんだ?おばちゃん?」


ルーはミリアに聞く

すると、ミリアは美食倶楽部の三人を見た。


「ルーちゃんたちこの人たちのために料理を作ってくれる」


ミリアはそんな事を言った。

ルーは一数秒考えてこう言おうとしたがフランたちに言われた


「もちろんですわ」


「私たちの料理で元気にしますよ」


ルーはにっこりと笑い


「だ、そうだ。私も笑顔になってほしい。その依頼叶えてやる」


ルーはそう言い切った。

そして、ハルチカ、ミリアはルーたちに依頼内容を言った。


「まぁ、簡単に言えば最後の食事の提供よ」


ミリアはそう言った。


「えっと?それはどういう事なんですか?」


ゲルはそう言いハルチカの方を見る


「僕は畜産学部に所属してまして僕は仲の良い友達がいます。けれど、そいつはもうじき死ぬんです。」


ハルチカはそう言い続けて


「そして、あいつの彼女ももうじき幼少から患っていた病気で天寿を全うするんです。」


ハルチカは頭を下げて、歯を食いしばり涙声で言っていた。


「あの~失礼だったらすいません。どうして、そこまでするんですか?友達だったら分かりますけど彼女さんまで・・・」


ルーはハルチカに聞く


「はい、あいつの彼女は元々僕の知り合いで友達に紹介したらいつの間にか付き合って僕、嬉しかったんですよね。彼女にも付き合ってくれる人がいた。彼女はずっと病気のせいで虐められてて僕が付き合っても良かったんですけど自分には愛せる才がないってわかって友人に任せっきりででも、彼も癌になってしまって・・・・これは僕の僕の罰です。贖罪です。ですのでよろしくお願いします!!」


ハルチカは涙を流して頭を下げる。


美食倶楽部の三人はハルチカの話を聞いて沈黙したがフランが口を開く


「分かりましたわ。あなたの贖罪。そして、友達、彼女さんのためにも最高の食事会にしますわ!!」

フランは高らかに笑った。


こうして、食事会の準備が始まった。


「野菜を中心としたメニューですか?」


「うん、あの子たち肉みたいな固い食事はもうだめだから」


「分かりましたわ!!」


フランは高らかに笑った。

フランとミリがそんな話をしてる隣でゲルとハルチカは・・


「そういえば、なんで愛する才がないとおもったんですか?」


「僕のせいで傷ついたらどうしよう。そして何より、僕は彼女のいじめを止められなかった。それだけど

よ・・」


「そうなんですね。でも、贖罪とは思わないでください。あなたはいつも災厄な行動ではなく最善の行動をとっていますよ。」


ゲルはハルチカにそう言い慰めた。


一方、ルーはというと暗い雨の中外を歩いていた。


「確かここにあの人たちが・・・」


そして、ある所に着いた。

傘を直し服装を整える紳士の特徴のシルクハットを直す。

ドアを叩くすると、病気のせいだろうか痩せている男女の姿が・・・


「シムさんとジンさんですね。」


ルーはそう言う男女は


「「はい」」と言う


「ハルチカさんが食堂で待っておられます。さぁ、行きましょう」


ルーの言葉に二人は戸惑ったがルーの指示に従った。

そして、ルーたちは食堂に向かった。

食堂はいつもの様だがどこか哀を感じる

男女は対になり座る。


「今日の特別料理ラストミシェルとなっております」


ルーはそう言い厨房に引っ込んだ。


「ねぇ、何だろう?こういう所緊張するね。」


シムはそう言い笑っていた。


「う、うんそうだね」


ジンはギコチナク答える。


「お待たせしました。豆腐と野菜のハンバーグとコーンスープです」


「わぁ、美味しそう!!私の大好きなハンバーグだ!!」


シムはそう言いハンバーグを頬張る。


「そうだな。」


ジンもギコチナクしていたがハンバーグを食べた


「ほうれん草も入ってる。美味しい!」


「そうだな。」


「ねぇ、どうしたの?ジンの好きなコーンスープじゃん。」


「うん、そうだね。」


ジンは嬉しそうな顔をしてコーンスープを飲む

そして、二人は楽しそうに食事をしていた。

2人を見てハルチカは泣いていた。

それをゲルは慰める。


「じゃあ、デザートを運んでくる。」


ルーはそう言いデザートを持ち厨房を出る。


「お待たせしました。デザートのスイートポテトと人参ケーキです。」


ルーはテーブルに食べ物を置くそして、客席を後にした。


「美味しそうだね。」


「そうだね。」


2人は楽しそうに話していたがどこか悲し・・


「ハルチカも来たらいいのにな・・」


シムはそんな事を発した。

ハルチカはその言葉を聞きついに泣き出した。


「行きましょうよ。ハルチカさん」


ゲルは促したが

「いやダメ。これは僕の贖罪だかr・・」


ゲルはハルチカの話を遮って頬を叩いた。


「なんで・・」


「私はあなたの行動は最善と言いましたが今のあなたの行動は最悪です。もし、シムさんたちが後悔して死んだらどう責任を取るんですか私たちはあの人たちを最高の食事を用意しましたけど!一番のスパイスは人の会話それだけでも彩が増えます!だから!行きなさい」


ゲルはハルチカの背中を押した。

ハルチカはシムたちの前に言った。

ジンはハルチカの存在に気づきシムに後ろと言う

シムは後ろを向き喜んだ顔をする。


「「ハルチカ!!」」


シムたちは嬉しそうな顔をするがハルチカの顔は今にも泣きそうなくらい暗い。


「どうした?ハルチカ?」


ジンはハルチカに聞く

すると、ハルチカは泣き出した。


「怖い、怖い、やっぱり死なないでくれ・・僕はもっとお前らの幸せそうな姿を・・」


すると、シムが来て


「一緒にいてくれた。それが私の幸せ。いじめに遭ってもハルチカがそばにいたからここまで生きられた。ねぇ、一緒にスイートポテト食べよう」


「俺もお前がいたからこんな俺にもこんなかわいい彼女が出来た。感謝してる。人参ケーキも食べよう」

「お前ら!!」


ハルチカは涙を豪快に拭き二人を抱き寄せた。


「お皿ですわ!!」


フランがお皿を持ってきた。


「食べよう!!三人で」とシムは笑顔で言った。


そこからどのくらいたったんだろうかデザートはなくなりみんなぼーっとしていた。


「雨やみませんね」


「そうだね。」


「本当にそうだね。」


三人は窓の雨音を聞いていた。


「ありがとう。みんな、本当にありがとう」


ミリアはそう言い美食倶楽部の三人は感謝した。


「いやいや、いいんですよ。おばちゃん」


「まぁ、私の料理の腕前が鳴るいい経験になりましたわ」


「もう、皿洗いだけは勘弁です。」


「みんな、本当にありがとう。これあげる」


ミリアはお酒を渡した。


「ワイン!!」


「ビ、ビール!!!」


フラン、ゲルは大興奮していた。


「ありがとう。おばちゃん。もらうね。」


三人はありがたくお酒を頂き食堂を後にした。


「ルー、おつまみを買いに行きましょう!!」


「買いに行きましょう!!!」


フランたちがそう言ってるのでルーは仕方なくつまみを買いに行くことになった。

次回、重要なお酒回

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