第36話 独少女の深淵の恨み晴らし
作中一のグロに注意
主な登場人物
【美食倶楽部】
ルー・エバン
フラン・オベール
ゲル・ナウマン
【生徒部会、風紀委員会】
生徒部会長 花山風吹
風紀委員会 ランディ
【生物学部人間構造学科】
リリファ
尾山詩織
【マンドゥカーレ】
ファイラ
アレス
生徒部副会長 メル
メルの飼い犬 ベル
ゲルは目の前で両親を殺され動けなかった。
怖くて動けなかった・・・
「おう!!こっちに子供がいるぞ!!それも女だ!!」
敵兵がそう言うと敵兵はぞろぞろ集まり
ゲルは捕まった・・・
「ここに入って置け!!」
ゲルは牢獄にとらわれた。
「お父さん・・・お母さん・・・」
ゲルは牢獄の中で泣いていた。
ずっと、朝まで・・・
だけど泣いても両親は戻ることはない
朝になりゲルは牢獄を出された。
「今からお前らには我々軍の雑用などをしてもらう」
そして、ゲルなど囚われた人たちは強制的に洗濯や食事、防具の磨きなどを強制されていた。
「おおう、皆、いや、虫けら以下の奴隷。頑張っているか?」
アレスがやって来るとゲルたちはアレスを讃える。
『最高の英雄。アレス様。私達を救ってくれてありがとうございます。我々はゲルマンの血を浄化します』
ゲルはなんでこんな事をするんだと思ったがこれをしないと首を切り落とされる。
みんな仕方なくやっていた。
朝ごはんは無く昼ごはんもない・・・
ぶっ続けで労働をさせられ16時間。午前6時からやってもう、疲労が困憊だった。
たった、一時間の休憩の午後9時ご飯が配られる。
ゲルたちに配られるご飯は水と小麦粉が練られたものギリギリ食べられてゲルは我慢して食べていた。
味も何もしない、すごくおいしくない。奥では、兵士たちが本部から来た配給物資を楽しそうに食べていた。
それに比べてゲルは・・・・・
このギャップにゲルは泣きじゃくった。
午後10時。突然兵士が来てゲルのいる牢獄は開いた。
ゲルは嬉しくなり牢を出るが他の人たちはゲルを憐みの目で見ていた。
この時はまだゲルは何も知らなかった・・・まだ何も・・・
ゲルは兵士にシャワーに入れと命令された。
「はい!!分かりました」
ゲルは嬉しそうにシャワーに入った
囚われた時のストレスがまるで無くなるかの様な感覚だった。
意外とここは私達に対して優しんだろうな。とゲルは心の感覚が麻痺していた。
そして、鼻歌を歌っていると隣の人が話しかけてきた。
「君、ここ、初めて?」
「はい、先日来たばかりでまだ何も分かりません」
「そう」
隣でシャワーを浴びるお姉さんは呆気ない返事をした。
「それにしてもここの敵の人はいい人ですね。私達にシャワーを貸すってすごい太っ腹ですね!」
ゲルは笑いながら言う。
隣のお姉さんは哀愁漂い
「そう」
また、呆気ない返事をしてシャワーを止めた。
「なら、そろそろ行きましょう」
「はい!分かりました」
ゲルもシャワーを止めシャワー室を出る。
お姉さんは扉を指さして別の部屋へと促す。
あっ、そうなんだ!!と思いお姉さんと扉を開ける。
すると、そこには服を纏わない兵士たちの姿。
そして、ゲルの両親を殺したアレスの姿が・・・・
お姉さんは慣れているのか兵士と狂い肉体を重ねはじめる。
ゲルは何が何だか思い立ちすくんでいた。
すると、アレスが来た。
アレスに背中を押されて、寝ると天井ではなくアレスの顔が視界を埋め尽くした。
「・・・やめて」
ゲルは声を出したが・・・
「いいね。可愛いよ」
アレスはそう言いゲルと一緒に激しく交わり始めた。
そこからの記憶はない気づいたら朝だった。
ゲルは激しい全身の激痛や屈辱が襲い、涙が止まらなかった。
すると兵士が来て
「お前、早く行け!!仕事をさぼるな!!」
ゲルは叩かれるのが嫌で急いで仕事場に戻った。
それから、というもの朝と昼は兵士の雑用などの世話をして夜は兵士の世話をしてその繰り返し・・・
そして、この地獄の日々はゲルが12歳であり戦争大処刑の日まで終わらなかった。
ゲルは目を開けて周りを見る。
そこはあんなクソみたいな所じゃなくてここはイールド校だ。
ゲルは一安心する。
「どうした?死ぬ言葉は決まったか?」
アレスはそう言い笑う
「では、一つだけ。あなたはどうして私たちがゲルマンの血が嫌いなんですか?」
ゲルはアレスに聞く
「それは、小さい頃から親とか近所の人から教えられたんだよ!!」
「じゃあ、なんで嫌いっていう理由は親から聞いたんですか?」
「あぁ、聞いたことあるよ。お前らが俺たちの民族を追放したって・・」
「そうですか・・・じゃあ、なんで追放されたか分かりますか?」
「はぁ、そんなこと知ったこっちゃない!!」
アレスは呆れている
「・・・・そうですか。」
ゲルはニマリ笑う
「・・・知っていますか。あなた達民族は私達の国で罪を犯しまくって大変だから追放にしたっていう事実を」
ゲルはアレスに問いかける
「でも、そんな事、親はうそって・・・」
「それはそうです。人間は自分に都合の悪い情報は改変させますから。だけど、あな・・お前はそんな言
葉だけを信じて我々を殺した!!!」
「みんな、親や近くの人を信じちゃうものです。でも、それを鵜呑みにして人を容易に傷つけるお前みたいにはなりたくない!!」
「それで、最期だな。それじゃあな!!!」
アレスは大剣を振りゲルの首に当てようとする。
「!!!?」
ゲルはギリギリ大剣を避け立ち上がる
「おっと、驚いた。俺の攻撃を避けるとわ」
「アレス!!今日私はお前に復讐する!!」
ゲルはそう言い睡眠銃を地面から取りアレスの真逆の方向に走っていく
「何をバカなことをしている。頭、狂ったのか?」
アレスはゲルを追いかける。
ゲルはある程度走ると止まった。
「おい、どうした?」
アレスは追いかけてくる。
あと、ちょっとであそこに着くルーさん、フランさんのためにも走れ!私!
ゲルはそう自分を鼓舞して走り続ける。
「待て!!」
アレスは追いかける。
そして、ゲルは農耕クランの小さいため池が見えてきた。
「待ちあがれ!!」
アレスは大剣を振りかざし追いかける。
大丈夫私はやれる!!
ゲルは鼓舞して大きく跳ぶ
ゲルの大きなジャンプは対岸まで届いた。
「おら!!」
アレスも跳ぶが鎧を着てあまり跳べず池に着水した。
「待て!!」
アレスは水を掻き分けながらゲルを追う
すると、ゲルは笑い
「私は堅実剛健、超真面目のゲルマン人!!ゲル・ナウマン!!お前は私を怒らせた報いを受けろ!!」
ゲルは高電圧器を出して起動し池の中にぶち込む・・
「ぎゃ!!!!!」
アレスの悲鳴が森を振動させた
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・!!!」
アレスはため池から出て来た
「動かないでください!」
ゲルは睡眠銃をアレスの額に向ける。
「ハァ、負けだ」
アレスは何かを悟ったのか降参してきた。
「ならいいです。」
ゲルは鎧の顔の部分を取る。
「やはり、昔と変わっていないほど不細工ですね。」
ゲルは笑っていた。
アレスは額から少し血が出ていた。
「なに、血を出しているんですか気持ち悪い。私の身体、心を蝕んでおいて・・・」
「何を言ってる?」
「お前は私の初めてを奪ったし両親を殺したのになんで、戦争裁判で裁かれなかった・・・」
「だから何を・・・」
アレスはそう言うがゲルはイライラがマックスになっていた。
「もう、いいです。どうせ、あなたの人生は終わりなんですから。すやすや赤ちゃんみたいに寝ておいてください。そして、一生反省しとけ」
ゲルはアレスの額に睡眠銃を撃った。
「だから・・・・な」
アレスはゲルの事を思い出さないまま眠ってしまった。
ゲルは一安心して地面に倒れる。
「お母さん、お父さん、私、倒したよ。これで良かったのかな。私、分からないけど・・・」
ゲルは泣きながら空を高く見ていた。
「あれ、ゲル?」
「フランさん!」
ゲルとフランは驚いた
「フランさん、どこに行くんですか?」
「私はルーの所に」
「私も一緒に行きます。」
ゲルはにっこり笑顔でそう言った。
「では、行きましょう!!」
「おう!!」
フランとゲルは手を空に挙げた。
全ての恨みをぶつけ独少女は強くなる
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