表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
美食侵略  作者: 神田一二


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/36

第3話 部室を探そう!!

もう四月ですね。皆様は新居に引っ越しましたか?

私は実家

主な登場人物

ルー・エバン

フラン・オベール

案内のお姉さん


美食倶楽部がなんやかんや出来て翌日・・・


「フラン、早速だけど・・」


ルーは神妙な面持ちで一呼吸を置く


「ど、どうしましたの?」


緊張感が一気に部屋中に伝わる。


「部室を借りよう!!」


ルーは部屋の密閉空間の空気を震わせた。


「そ、そうですわね。だって…」


フランはルーの部屋を見渡す。


そこには乱雑に置かれた本や服、廊下にポイ捨てされているバナナ


「そこは関係ないだろう!ナレーション!!」


ルーはツッコんだ。


「だから誰と喋ってるんですの!?」


こっちもこっちでツッコミをしていた。


「失礼、フラン。今のは…忘れて。この部屋にはキッチンがない!!」


あっ、本当だ!!


(なんでお前が知らないんだよ)


ルーの心の叫び


「まぁ、そうですわね」


フランは辺りを見渡す。


「このままでは料理ができない!」


「まぁ、そうですわね。家庭科教室とかはどうですか?」


フランはそう言うがルーは即刻否定した。


「いや、それはダメだ。いちいち許可取りに行くのダルい」


「そ、そうですの。めんどくさいですわね。」


「だろう。」


「ん~、そうですわ。食堂乗っ取りましょう!!」


だがしかしルーは直ちに否定した。


「いや、ダメだ。せっかく、私は食堂のおばちゃんと仲良くなったのにおばちゃんを裏切りたくない。そして、犯罪をすると風紀委員に捕まりすげ~汚い地下牢にぶち込まれてしまう。」


フランは想像した。


地下牢の生活を・・・蛆だらけの独房アンモニアのツンとする匂い日光も浴びられず肌はただれていくご飯はそれなりだが美容に一切効果がない食事。黒くて明かりもない絵を描くこともできない退屈な日々が・・・


「きゃーーーーですわ!!!」


フランは頭を抱え発狂した狼の咆哮を出す。


「びっくりした!!」


ルーは驚いた。


「すみませんわ。ちょっと独房の生活を想像してしまって・・」


「まぁ、分かるよな。こんな事になったらフラン、お前も嫌だろう」


「そうですわ。でも、どうすれば・・」と言う事で部室を手に入れるべく寮を闊歩するルーとフラン。


「で、どうするんですの?私たち昨日できたクラブなのにそんな簡単に…」


フランは疑問に思う


「まぁ、なんか調べたけど寮内に部屋不動産屋があるみたいだから。そこに・・」


「呼びましたーか」


ルーとフランは振り向くそこにいたのは・・


「あれ、案内のお姉さん!?」


「はーい、そうです。何か困ってそうだったので少しお話をと思いまして」


案内のお姉さんは糸目の笑顔でそう言った。


「実はクラブ作ったんですけど部室が欲しいなって」


「なるほどですね。私、そこで働いてますけどもう、内見行けますよ!」


「おう、さすが案内のお姉さん。」


ルーは得意の‘煽てる’を発動した。


「いや~ありがとうございます。では、内見に行きましょう!!」


こうして、案内のお姉さんと内見をすることになった。


「えっと、一応要望だけ聞きたいんですけど・・」


案内のお姉さんはルーたちに聞く


「えっとですね。美食倶楽部で料理作るキッチンが欲しいですね。」


「なるほどですね」


案内のお姉さんはペンとメモ帳を取り出しルーが言ったことを書き出した。


「はい、はい、分かりーました。」


「どうですの。ありますの?」


フランは恐る恐る案内のお姉さんに聞くとお姉さんは糸目を開眼して手を広げ


「私の脳内の物件によると・・」


※めちゃくちゃ頭のいいBGMがなってます。


「五件ほどあります」


「そ、そうなんですの」


「はい、ではまず、この部屋はどうでしょう?」


案内のお姉さんは部屋の扉を開けた。


その部屋は綺麗で畳のある趣深い部屋だった。


「へぇ~すごい広いですね。」


「畳、和で美しいですわそして、この人型の黒い畳の模様も美しいですわ」


フランたちはワイワイ喜んでいたが


「ではここにしますか」


案内のお姉さんは笑顔でそう言ったがルーたちは即刻即答・・・


「「嫌に決まってるだろう!!!」」


大否定した。


「なぜですか?お二人ともなんか好印象だったのに・・」


案内のお姉さんは首をかしげたがルーたちは畳の黒い部分を指し


「絶対これ人死んでるだろう!!」


「私たちは幽霊と暮らしたくありませんのよ!!」


めちゃくちゃ反論した。


「そ、そうですか。まぁ、ここは数年前に研究に没頭しすぎた化学クランの部長が新元素を発見するって頑張ったらなんかヤバイ事になって死んだ所なんですよね。」


案内のお姉さんは滅茶苦茶怖い事を言ってきた。


「いや、ヤベー所を推してくるな!」


「ゆ、幽霊怖いですの・・」


「あっ、幽霊はいつも出ますよ。占星術サークルに調べてもらった。なんかやべぇ怨霊がいるそうです。」


「なおさら、住ませるな!!」


「ゆ、幽霊!」


フランは腰が抜け倒れ込んだ。


「ほ、ほらフランも怖くて腰が抜けて・・」


「幽霊なんて美しくない!!」


「そっち!!」


「で、では次の物件に・・」


だが、部室探しは難色を極めた。


「クモですの!!」


「ここは前の生物大好き同好会が遺伝子実験に失敗して」


「負の遺産を私たちに押し付けないでくれ!!」



「日当たりが悪いですの!お肌の大敵ですの!」


「そうだね。ちょっと私も雨の国から来たから日は欲しいな」


「分かりました。では、次に行きましょう!」


「人型ゴキブリですわ~」


「おい、もしかしてこれ」


「はい、もちろん生物大好き同好会の功績です」


「火星にでも送っとけ」


「では、これで最後ですが少し倉庫になっていますがいいですか?」


「まぁ、最後なんでいいですよ。」


「私もどちらでもよしてよ」


ルーたちは部屋に入った。


部屋は広かったが段ボールが乱雑に置かれていた。

そして、家電製品が多く置かれていた。


「こちらはどうですか?」


案内のお姉さんは恐る恐る聞く


「そうだね」


ルーはカーテンを開ける


「日当たりも良好だし段ボールは適当に捨てとけばいいし私的にはここでいいよ。フランは?」


「私もいいですわよ。ここは壁の模様も美しいから」


「だ、そうです。なので部室にしてもいいですか」


ルーは案内のお姉さんに聞く


「はい、もちろんです。では、家賃がかかります。」


「えっ!?や、家賃?」


「えぇ~家賃いるんですの?」


「まぁ、そうですよ。ここだったら80万ですかね」


「は、80万ですの!!」


フランはまた腰が抜けた。


「いや、私たちもってませんけど・・」


ルーは案内のお姉さんに言う


「学生証を見せてもらうと成績に応じて多分、月々お金が支給されてると思います。見せてください。」


「分かりましたわ!!」


フランは堂々と学生証を見せた。


「では調べますね。」


案内のお姉さんはフランの学生証を受け取り調べ始めた。

案内のお姉さんは目を開けギョッとしてフランの顔を見た。


「ど、どうしたですの!?」


「いや、月々100万円!!!」


ルーも驚きフランの顔を見る


フランは高らかな笑顔になり


「まぁ、私は首席で合格してますからね!!」


自信満々に言った。


「なるほど、芸術分野の最高支給額上限なのはそう言う事だったんですね。」


案内のお姉さんは納得した。


「では、ルーさんも調べますか?」


案内のお姉さんはルーに聞く


ルーは学生証を渡す。


「文学科ふむふむ」


案内のお姉さんは目を見開いた


「えっ!もしかして高い・・・」


「17万円。中の下です。」


「なぜ、見開く必要があった!?」

お金って大事

もし、宜しければ感想、星を下さい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
xから読ませて頂きました。 イールド大学という天才・奇才が集う舞台設定がとても魅力的で、その中で「美食倶楽部」を立ち上げるという発想がユニークで一気に惹き込まれました。主人公のルー・エバンは、どこか飄…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ