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美食侵略  作者: 神田一二


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第24話 人肉

謎が謎を呼ぶ

主な登場人物

【美食倶楽部】

ルー・エバン

フラン・オベール

ゲル・ナウマン

【生徒部会、風紀委員会】

生徒部会長 花山風吹

生徒部副会長 メル

メルの飼い犬 ベル

風紀委員会 ランディ

【生物学部人間構造学科】

リリファ

尾山詩織

【マンドゥカーレ】

ファイラ

アレス

【食堂】

ミリア

【畜産学部】

ハルチカ

数分の静寂の中、詩織がゲルに聞く


「それ、なんだ?人攫いって?」


「まぁ、知らないよな。ルーは上級生から虐められていた。理由は虐めてきた人の彼女が消えたからだ。


それを新入生であるゲルがしたと思ってイジメがあったらしい」

ルーはそう詩織に説明をした。


「なるほど、そんないじめがあったんだな。」


詩織は頷く


「なぁ、私もその話を聞いて思った事があるんだ。言ってもいいかい?」


詩織はそう言う


「あぁ、いいよ。」


ルーは承諾した。


「よし、じゃあ、言うかゲルが話した事はこの事件がいろんな事件が組み合わさってると聞いてだったら、連続下着泥棒事件もこれと関係あるんじゃないか?」


詩織はそう言った。


「「「ん?」」」


美食倶楽部の三人は首を傾げた。


「どうした。三人とも」


詩織も首を傾げる


「いや、それはこっちのセリフなんだけど」


ルーは詩織にツッコむ


「あぁ、まだ分からないよな」


詩織は酒を一口飲み話し始める。


「まぁ、教授の痴話話なんだが去年の十二月ごろ私が送った発明品が誰かに盗まれたらしい」


「そうなんですの」


フランはそう会釈をする


「で、その発明って何ですか?」


ゲルは詩織に聞く詩織は話し始めた。


「それはね。人間の組織状況やいろんなことが分かる機能があって人間が食べられても安心な人間を選ぶことができるの!!」


詩織がそう言うと美食倶楽部の三人はこう言い放つ


「「「絶対!!!それじゃないか!!!」」」


「おぉお、怖い怖い。話を最後まで聞け」


詩織は美食倶楽部の三人を諭す


「その発明品は人間の皮膚や表皮で分かるから多分、ずっと一日中身体と密着する下着が盗まれたんじゃないのかと思う」


詩織はそう言った。


「うん、ますます、お前と教授のせいじゃないか!!」


ルーはツッコんだ。


「まぁ、そんな怒りなさんなって」


詩織は酒を飲みながら諭す。


「はぁ~まったくこの学校の教授や生徒特に理系の人たちは何してるんだ」


ルーは呆れていた。


「まぁまぁ、仕方ありませんよ。ルーさん」


ゲルはルーを慰め


「まぁ、いつも通りですわ」


フランは笑っていた


「そうだよな。私らなんて勉強しか取り柄がないのに管理なんて知るかよ。そんなことするだけで研究の妨げになるぜ」


詩織もつられて笑って酒をガンガン飲んでいた。


「いや、おめぇは笑うなよ」


ルーは冷静なツッコミを詩織に投げる


「はいはい、すいません」


詩織はなぁなぁと謝った


「はぁ、仕方ない。それにしてもマンドゥカーレの人肉を集めている所はどこにあるのか分からないな」


ルーはそんな事を言う


「ルーさん、メチャクチャ物騒ですよ。さっき私たちが行った支部が人肉を集めているんじゃないんですか?」


ゲルはそう言うが


「多分、ルーが言っているのは生徒を誘拐して食肉に加工するところじゃないんですの?そうでしょう」


フランはルーに聞く


「あぁ、そうだ。」


ルーは会釈をする


「でしたら、地下とかにあるんじゃないんでしょうか?」


ゲルはそう言うがルーは否定する


「いや、それは出来ない。この島の地下には地下水がある。その地下水は島全体に使われているしこの学校は確か寮以外の地下室を作ってはダメだったんじゃないか?」


「そうですか、じゃあ、地下室説は無いですね」


「ん~?」


ルー達は頭を抱えていると・・・


「どうしたの?」


ミリアが来た


「いやですね・・・食中毒事件の犯人が分かったんですけど証拠がなくて・・・」


「へぇ~そうなんだ。」


ミリアは会釈してこう言った。


「で、誰が犯人だったの?」


ミリアは首を傾げる


「マンドゥカーレっていう新興宗教です。」


ルーはそう言うと


「あぁ、あそこか・・・・」


ミリアは頭を抱える


「どうしたんですか、ミリアさん?」


「本当ですの?」


ゲルとフランはミリアに聞く


「えっとね・・・あそこは少々面倒なんだよ。三年前に来た時からイチャモンつけてさ。肉を売ったりして教職部にも言ったのにあいつ等、今年の3月からスーパーで肉の取引をして売り始めて私の食堂あそこからしか買えないから仕方なく買っているの。本当、何がしたいのか・・」


ミリアはため息をついた。


「「「「!!?」」」」


四人は驚いた。


そして、料理から離れる


「う、嘘だよな・・・」


「ほ、本当ですか・・・」


「ひゃや!!ですわ」


三人は驚き、詩織は至って冷静だ。


慌てる美食倶楽部三人に詩織はこう言う


「落ち着けお前らお前らはまだこの学校に来てから三週間しか来ていない。病気が出てくるのは稀だし出ても食べてから約一週間後くらいだ。」


「で、でももし発症したら・・」


ルーがそんな怖い事を言うが


「だから私はマルコさんの所に行った。マルコさんの検体は貴重だから少しもらってこれで治療薬を作る。私の力だったら約2日で出来るだろう。」


詩織は冷静にそう言った。

「そうなんですのね」


「良かったです」


フランとゲルは安堵の表情を見せる


「ごめんね。私のせいで・・・」


ミリアは自分を責めるが


「いや、スーパーっていう事は全生徒が使っているという事。この奇病はもしかしたら、全生徒が罹っているかもしれない」


「だから、おばちゃんのせいじゃないよ」


詩織とルーはミリアを慰める


「じゃあ、今、私が使っているお肉は・・・」


「すぐに捨てた方が良い」


詩織がそう言い厨房に向かう

冷凍庫を開け真空パックの肉を開ける

詩織は真空パックを乱雑に開けポケットから検査キッドを出す。


「そういえばさ、その検査キッドなに?」


ルーが聞くと詩織が答える


「これは、私が高2の時に作った安全な食べ物か調べるキッドだ。飢饉の時に妹や近所の子がいっぱい何でも食べていたから安全な食材を見つけるためこれを作ったんだ。これを応用して人肉か分かるようにした」


「そ、そうなんだ」


数分後・・・


「やっぱり、人肉だ。」


詩織はそう言った。


「はぁ~」


ルーはため息をつく


「まぁ、これは私が一回預かる。もし、風紀委員会が来た時の調査用に私のラボに置いた方が良いし食堂にこんなもん置かれたら誰も食堂に来なくなるだろう。」


詩織はそう言い肉の塊を持ち上げる


「私も手伝おうか。詩織ちゃん」


ミリアはそう言い肉の塊を持つ


「ありがとうございます。じゃあ、私はラボに戻って薬を急いで作る。お前たちはアイツらを捕まえて来い」


詩織はそう言いミリアを連れてラボに戻っていく


「留守番、お願いね。ルーちゃん達、後、私が帰ってきたらもう食堂は二日間閉めるから」


ミリアはそう言い肉の塊を持ち詩織のラボに向かった。


「はぁ~なるほど。で、どうしようか。」


ルーは頭を抱えていた


「そうですわね。生徒が囚われている場所の見当がつかないが付かないですわね」


「ん~?見当が本当につきませんね。」


ルー達美食倶楽部が考えていると食堂の扉が開いた。


「すいません、もう閉めるんですよ」


ルーはそうお客に言う


「いえ、違くて・・」


「ん?」

ルーが顔を見るとハルチカだった。


「あれ、ハルチカさん、どうしたんですか?」


ゲルはハルチカに聞く


「皆さんにお礼に・・・」


ハルチカはそう言いお菓子を持ってきた。


「昨日、あいつ等は一緒に逝ったのでありがとうございました。」


「そ、そうだったんですね。」


「そんな大変な時にお疲れ様ですわ。」


ゲルとフランはお辞儀をする


「ゲルさんやお二方のおかげで最期まで楽しめました。」


ハルチカはお辞儀をする。


「というか、皆さん何をしてたんですか?」


ルーはさっきの事を全部話した。


「なるほど、マンドゥカーレですね。あっ!」


ハルチカは何か気付いた様だ


「何か分かったんですか!」


「もしかしたら分かったかもしれません」


ハルチカはそう言った。

事件解決の渡し船登場‼️

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