第18話 連続食中毒事件2
さぁ、酒を飲もうじゃないか?
主な登場人物
【美食倶楽部】
ルー・エバン
フラン・オベール
ゲル・ナウマン
【生徒部会、風紀委員会】
生徒部会長 花山風吹
風紀委員会 ランディ
【生物学部人間構造学科】
リリファ
尾山詩織
【食堂】
ミリア
「ねぇ、詩織?大丈夫?」
リリファはラボの奥の部屋に入り詩織に話しかける
「なんだ。リリファ、今、私は忙しい」
詩織は検査キッドを使い何かいじくっている。
「あぁ~また保護メガネ使ってない!!教授に怒られるよ」
リリファはそう言うと
「仕方ないだろう。酒を飲んでるんだから保護メガネをかけるとなんか乱視みたいになるんだよ」
詩織はそんな言い訳をする。
「だったら、お医者さんに行きましょう。昨日、准教授にも言われたんでしょう」
「嫌だ!!」
リリファの言った言葉を即座に否定する詩織
「そんな暇があるんだったら研究していたい。それが楽しい。私は早死にしてもいいそれで世界が良い方向に代わるなら」
「そう、ならいいわ」
リリファは扉を閉めてラボを後にした。
ラボで一人になった詩織は引き出しからペンダントを出した。
ペンダントを開くとそこには詩織と幼い子供が二人・・・
「詩音と華。日本で元気かな・・・」
詩織はそんな独り言いいペンダントをしまって検査を再開した。
時刻は午後の7時になり・・
ルー達美食倶楽部の3人は食堂にいた。
「なぁ、本当に今回の事件どう思うよ。二人とも?」
ルーはフラン、ゲルに聞く
「そうですわね。やっぱり何か変ですわね。この事件何か凄い陰謀があるかもしれませんわ」
フランはそう言う
「私もフランさんのように陰謀みたいものじゃなくて何か大きな事件だと思いますね。」
ゲルもそう言った。
「だよな・・・・やっぱりこの事件おかしいよ。」
ルーは机に顔を打ち付ける
「もう、どうしたの?ルーちゃん?」
ミリアは食事を持って来て机で打ち付けるルーを心配する。
「あっ、おばちゃん。どうしよう!!」
ルーはミリアに縋りつく
「ちょ、今はやめてよ。まだ料理机に置いてないんだから・・」
ミリアはそう言うと‥
「あっ、ごめん」
ルーはミリアから離れる。
「まったく、どういうこと?」
ミリアは美食倶楽部3人から話を聞こうとする。
「実は、最近食中毒事件がありまして・・・」
ゲルはそう言い始めると
「あぁ、あれか・・・」
ミリアは何かを悟ったような声を出す。
「なにか、ミリアさんも知っているんですの?」
フランが聞くと
「あぁ、知ってるし何なら一昨日くらいだっけかな・・風紀委員会の奴らが来て私に事情聴取してきたよ。まぁ、一応、応じたけどそのあと教職員部に言って生徒部会を通じて風紀委員会はメチャクチャ怒られたようだがな。」
ミリアはそう言い水を一杯飲む。
「まぁ、ランディに聞かれたと思うけどおばちゃんはこの件に関わっているのか?」
ルーはミリアに聞くするとミリアは
「な、わけあるか。私はここで二十数年間やってんだ。そんな事するわけあるか!!」
ミリアはルーの頭をゴリゴリする。
「で、ですよね。分かってるから痛い。マジで痛い!!」
ルーはミリアにゴリゴリを止めるように懇願する。
「分かったか・・・」
ミリアはルーのゴリゴリを止めた。
「大丈夫かな。痛~い」
ルーは頭をさすってコブが出来てないか確認していた。
「それにしてもやっぱりおかしいですわね。というか変ですわね。この事件」
フランはそう言う
「やっぱりおかしいよな。この事件」
ミリアは口を開く
「どうしてそう思うんですか?」
ゲルはミリアに聞く
「いやな。食中毒が増えたから一応、私もブラックライトとかで食中毒の原因の生き物とかを徹底的に叩き潰し加熱時間を増やして殺菌したんだよ。それでも、食中毒患者は止まらないんだよな。はぁ、だから風評被害が来て私も困ったもんだ。」
ミリアはそう言い続けて
「だから、ルーちゃん達が入学した時に食堂に人が少なかった理由なのよ。そんな悪い噂がたって・・・まぁ、でも今は教職員部のおかげでどうにかなってるんだけどね」
ミリアはそう言った。
ルー達はそんな事を話しながら夕食を食べた。
「美味しかったですわ」
「本当ですね」
ゲル、フランは満腹になってお腹をさすっていた。
「そういえば、ルーちゃん。そろそろ払ってちょうだい。」
ミリアはそう言う
「えっ、何のことですか?」
ルーは目の挙動がおかしくなる。
「いや、ルーちゃん。あなた、入学してから二週間。まだ、一度も食堂に金を入れてないわね。」
ミリアはルーにそう言う。
「もうちょっと待って。というか今いくらぐらいになってる?」
ルーはミリアに聞く
「20万よ」
ミリアはルーに突きつける。
「そんなに!!」
ルーは驚きを隠せない
「そうよ。毎日食堂に来ていろんなものを食べているんだから。少しは自炊しなさい」
ミリアはルーにくぎを刺す
「そんなに持ってないよ。」
ルーは嘆いた。
※ルーは月々17万しか支給してもらえないよ・・
「なぁ、ゲル、フラン。一生のお願いだ。金を貸してくれ!!」
ルーは一生のお願いを出した。
「まぁ、いいですけど」
「もちろん、いいですよ」
フラン、ゲルは普通に許可した。
ちなみにフランは月々100万、ゲルは月々300万だよ。
「ありがとう、2人とも!!!」
ルーは二人に感謝を伝えた。
どうにか、ルーは食堂に金を入れた。
「そういえばさ、スーパーでなんかいつも仕入れているお肉が売ってあって、それが余ってるんだけどいる?」
ミリアはそう言ってきた
「えぇ!!そんなものがありますの!!」
フランは大興奮していた。
「うん、そうなんだよ。こっちにあるんだけどね」
ミリアは美食倶楽部の三人を手招きする。
三人がついて行くと真空のブロック肉の塊があった。
「これが何のお肉何ですか?」
ゲルが聞いてみるするとミリアは食品ラベルを見る
「牛肉って書いてあるね」
「牛肉か、いろんな料理ができますわね」
フランは喜んでいた。
「こんなのがスーパーにあるのか・・・」
ルーは、多少驚きはしたもののまぁ、うちの学校ならあるだろうと何となく感じた。
「これ、いくらぐらいだったんですか?」
ゲルは好奇心で聞いてみる。
ミリアはまた食品ラベルを見て
「3万5000だって」
ミリアは言う
「高いですね。」
ゲルは口を押さえながらそう言う
「じゃあ、これあげるから」
ミリアは赤く輝く肉の塊を持ち上げる。
そして、フランに渡す
「よ!!」
フランはミリアの肉の塊を軽々持ち上げた。
「「おおおおお!!!!!!」」
ルー、ゲルは拍手をした。
「ふふふふふふふ~ん」
フランは嬉しくなっていた。
「どうですか!私の綺麗な持ち上げは!」
フランは自信満々に言う
「よ!!美筋肉、フラン!!」
ルーはフランを褒めまくった。
「ふふふふふふふ~ん」
フランは褒められて嬉しそうだった。
「本当にすごいです。」
ゲルもそう言うと
「ふふふふふふふ~ん」
フランはまた嬉しくなった
「じゃあ、後はよろしくな。3人とも・・・」
ミリアは帰って行った
「ふふふふふふふ~ん。できなかったですわ」
美食倶楽部の三人は部室に帰った。
牛肉を冷凍庫に入れ各々風呂や勉強、本を読んだりして就寝した。
「はぁ~後2日・・・解決できるかな」
ルーはそんな不安を残し眠りに入った。
深夜午前3時
ルーは目が覚めた。
「はぁ~喉乾いた。水・・」
ルーは水道に向かった。
その時・・
「やっほ!!ルー!!」
そこにいたのは酒を飲み酒臭い女。
詩織がいた。
「ぎゃ!!!」
ルーはビックリした
「どうしたんですか?」
「うるさいですわよ?ルー」
ゲル、フランはそう言いルーのもとに行く
「やっほ!!」
詩織がそう言うと
「「ぎゃ!!」」
2人は驚いた。
「もう、みんな怖いな。真夜中に大声出して」
「「「お前のせいだよ!!」」」
3人は詩織にツッコむ
「まぁ、いいや。」
詩織は話を逸らし本題に入る
「分かったぞ。食中毒の原因が!!」
詩織は酒缶を飲みながらそう言った。
事件解決?
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