第14話 尋問
ゲルとルーの尋問回
主な登場人物
【美食倶楽部】
ルー・エバン
フラン・オベール
ゲル・ナウマン
【生徒部会、風紀委員会】
生徒部会長 花山風吹
風紀委員会 ランディ
「ん?ここどこですか?」
ゲルは起き上がる
「おはようございます。」
ランディはゲルに言う
「うわ、キモ男!!」
ゲルは叫ぶ
「だから、そんな顔を悪い!」
ランディはそう言った。
「す、すいません。寝起きで起きたらくしゃくしゃになった紙みたいな人がいたので・・・」
「あぁ、そうなんだ。」
それは果たしてフォローされているのか疑問に思うランディだった。
「えぇ、では調書を取りたいと思います。」
「はい」
さっきのフラン・オベールよりましな人が来たな。
ランディはそう思った。
「では、あなたには違う事をお聞きします。入学当初、あなたは虐められていた事があったと聞きましたがその事について話してください。」
ランディはゲルに聞く
「はい、私は確かに虐められました。それは本当です。でも、それをルーさんたちに助けられ私は絶対にあの人たちと一緒に死んで骨を埋めるほど恩返しをしたいんです。だから、私はこんな所で捕まりたくないんです」
ゲルは部屋を出ようとする。
「うわ、待て、待て!!」
ランディはゲルを制止させる。
「退いてください!!私はルーさんたちに恩返しを!!」
「分かったから。すぐ会わせるから!!取り調べ続けるよ。」
ランディがそう言った瞬間ゲルは直ぐに椅子に座った。
「何、やってるんですか?早く取り調べしてください。」
ゲルはランディにそう言う。
あ、あれもしかしてこの子メチャクチャヤバイ奴?
ランディはそう思った。※正解
「えぇ、じゃあ、取り調べを再開します。」
ランディはゲルに言い取り調べを再開する
「えぇ、連続下着泥棒の件について教えてください?」
「はい、あまりに泥酔してたので断片的にしか覚えてないんですけど急に大きな女性の声が聞こえて私た
ちは叫んだ女性に話を聞いてそのあとの記憶はないのですがなんかダンス部のドアを私が壊したそうです。」
「!?」
もう一度言おうランディには事件の概要があまり共有できてないよ
「そ、そうなんですね。」
ランディは滅茶苦茶引いていた。
「そしたらさ、私のGブラを取りやがったんですよ。それが今のブラなんですよ。見ます?」
ゲルはランディにブラを見せようと服を脱ぐ。
「うわ~!!ダメダメ!!」
ランディはゲルを止める
「えっ、大丈夫ですか?いつも男どもは見たがるのに?」
ゲルは首をかしげる
「見るわけないでしょう!早く服を着なさい!」
ランディはゲルにそう指示した。
「は~い」
ゲルは指示に従い服を着る。
「はぁはぁ、じゃあ、最後の質問ね。君は先日食堂をあの二人と仕切ったそうじゃないか」
「はい、そうですね」
ゲルは会釈をする。
「その時に食中毒が起きたんだよ」
「!?」
ゲルは驚く
「まぁ、その時に何か怪しい事を・・・」
「するはずないじゃないですか」
ランディの話を遮りゲルは話す
「そんな事をする人たちではないです。あの人たちは食べ物に対してすごいこだわりがあります。常人には分からないような。だからそんな事をするはずありません!!」
ゲルは否定した。
「じゃあ、あなたが?」
ランディはゲルにそう聞くと
「なわけないやろ。私がフランさんの料理に触れるなんて恐れおおいです。そして、私は皿洗いが大変だったのでそんなする時間がありませんでした。」
急に訛り出すゲルが言いきると
「そ、そうなんですね。ありがとうございます。それにしても本当に好きなんですね。美食倶楽部の事が・・」
ランディはそう言うとゲルは嬉しそうにしゃべり始めた。
「そうなんですよ。でも、ほぼ調理でたまに女子トークしかやってないのでたまには刺激を求めゲピーーーピーーとかしたいですね。ヂュルルルルルルアビャアビャバババババ」
ゲルは涎を垂らしながら言う。
「風紀委員さん、犯人こいつです。独房に入れて!!」
ランディは恐れおののき外の風紀委員を呼ぶ
「ちょ、離してください!というかあなたも風紀委員じゃないですか!!」
「牢獄に案内してあげて!!」
「はっ!!」
ゲルの抵抗も虚しくゲルは牢獄に連れていかれた。
▲
「ハッ!!!ココハドコ? アタシハダアレ?」
ルーは起き上がった
「ルー・エバンさんですね。おはようございます。」
ランディはそう言う
「ちょ、生理的に無理」
ルーはランディから離れる
「マジで何なの?お前ら、張っ倒すぞ!!」
「というか。おはようございますって何?今は夜でしょう」
ルーがそう聞くと
「いえ、あなた達はずっと寝てて今は朝の八時ですよ。まぁ、今日は土曜日だし休講で大丈夫でしょう」
「あぁ、で、風紀委員が私に何用?もう、二人の取り調べが終わったならもう私の出番ないでしょう?」
ルーはランディにそう言う
「確かに他の二人の取り調べは終わりましたが一応確認のためですよ。」
2人の調書が終わったが何一つ分からなかったのでルーに洗いざらい喋ってもらわないと上司に怒られるので内心ドキドキしてるランディ
「分かった。早くやりましょう。」
ルーはそう言った。
良かった前二人とは違って真面目そうだ・・・
ランディは内心安心した。
「では、メープルの事から話してください。」
「あぁ、あいつの事か・・・」
ルーは話を始める。
「まず、あの二人が野菜を盗んできて謝ろうと農耕クランの部室に行った。そしたら、あり得ないくらいの賠償金を要求された。」
ここまではフラン・オベールが言っていたことと同じだ。
「そしたら、その賠償金を即日に払えって言うからおかしいなと思っていたら。その日の朝に食堂のおばちゃんから農耕クランの黒いうわさを聞いたらあららと分かり私は口留めとして野菜を一生無料で無限にもらう契約をした。それだけだ。」
「そうなんですね。農耕クランの黒い噂と言うのは・・」
「まぁ、どうせ悪事はバレルから言った方が良いだろう。学園の金を横領していた。」
「!?」
ランディは驚いた。
「どこで、その情報を・・」
ランディが聞くと
「あぁ、食堂にはいつも噂が絶えない交流の場だ。それで食堂のおばちゃんの耳にもはいったんでしょうね。」
ルーはそう言った。
「な、なるほど」
ランディはルーの話すことを、一生懸命メモをする。
「これで終わりかい。私はもう帰りたいんだけど・・」
ルーがそう言うと
「最後に聞きたい事があります。先日、あなた達は食堂仕切っていましたね。」
「うん、そうだが?」
「実は食中毒が発生しているんです。それも連続で何か知っていることはありませんか?」
「はぁ~なるほど。」
ルーはあくびをしながら鼻をさする。
「私は、ウェイターだったからな。忙しくて毒を盛るなんて時間はないしフランと食堂のおばちゃんは食に対してのこだわりが強くてブラックライト等で食虫生物を徹底的に排除してるし、そんなヘマをする訳ないぞ。」
ルーはそう言い切った。
「で、ですよね。」
ランディはそう言う
「まぁ、でも一つ解決する策はあるぞ」
ルーはそう言う
「な、何ですか!!」
ランディは食い気味に聞く
「まぁ、落ち着いて。その方法は私たちをここから解放する事だ!」
ルーはそう言う
「だ、ダメに決まってるでしょう!」
ランディはルーの案を速攻で否定する。
「まぁ、じゃあ、猶予をくれ72時間だけでいい。私たちは解決できる」
ルーはそう言い切る
「わ、分かりました。上と掛け合ってみます。」
ランディは急いで取り調べ室を出る。
数分後
ランディが急いで戻ってきた。
「72時間後、教えてくださいよ・・」
保釈の許可が出たようだ。
「分かってますよ。我ら美食倶楽部にお任せあれ。探求心のゲル、洞察力のフラン、そしてこの私が入れば解決できます。絶対にね!」
ルーは不敵な笑みを浮かべた。
新たな事件連続食中毒事件
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