表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
約500文字の毎日  作者: 端役 あるく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
121/146

狂った羅針盤


 人生の向かう先を考えるときは何度かあるだろう。高校3年生を迎える僕もまたそうである。


 周りの皆んなはどんどんとその進む先を決めていて、僕だけが置いてけぼりにされている気分である。これが良く言う『周りの皆んなって誰のこと、皆んなこのゲーム持ってる、の皆んなならそんな奴等いないよ』の表現なら良かったのだけれど、放課後、僕は先生に呼ばれて白紙で提出した進路希望用紙を突きつけられ「お前だけ、何も書いていなかったぞ」と言われたのだ。


「何かやりたい事は無いのか、学びたい事とか、なりたい職業とか」


「……ありません」


 僕のその答弁は先生に不十分を思わせただろうが、十分な諦める要素にはなった様で。


「じゃあ、よく考えて来い。今なら色々な職業のこととかをスマホで調べたりできる。少しでも見ていけば世界が変わるだろう」


 そう言って、僕は指導室から自宅への帰路へついた。教室には自習に残る生徒もいた。


 僕は言われた通りに職業について考えることにする。


 働いたもの負け、税負担率50%、外国人労働者優遇、治安の悪化、年金の消滅、負担率のさらなる増加、職業のAIによる代替、裏金、癒着、トクリュウ、金、金、金。


 どうやら僕の行く道はそう言ったものらしい。狂っているだろうか、それでも進むのだろう、人生は。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ