法の越権者
前回のあらすじ
夷耕局での偵察で中人城の恐怖政治が暴かれ、その元凶、城主の子境を罰する。そして数日間城主になる商鞅。だが民衆の反発もすごく商鞅のところまで辿り着かされるが、だが読み通りの商鞅は今までの過ちを保障すると約束し、薊に帰った。
薊、宮廷
大王様がおられる宮廷の部屋、それは開けるには重い空気だった。しかし入ってみると。
文侯 なあ、
重苦しい空気が漂う宮廷の一室に、文侯の低く重い声が響いた。
使用人 はい、何をお伺いで、
文侯 商鞅は、まだ見てないのだが、いつくる?
使用人 はい、名簿によりますと、今日商鞅様は休沐でござ得まして。
文侯 はあ!!あの働き者が?
使用人 はい、
こつ返されると、もうそれで話は終わりなのだがゴネたくなるのが人間の性であり、抑えきれず
文侯 なぜ、なぜだ、どうしてあの商鞅が、理由は!さては燕はもう身限りをつけたとかそう言うのではないな?
必死な思いを熱烈に騒ぎ立てられたら落ち着かせたいの、その胸にこう言い放った。
使用人 商鞅様は、ここ燕に赴き、宰相の座に就いてから、五ヶ月ものの間ほぼ無休だったと仰っておりました。
文侯 それが、なんだ、中山国との戦から帰ってきた暁にはちゃん休みを与えただろう!
使用人 それが、商鞅様はほとんどを寝て過ごしたと、体の回復じゃなくて心の疲れが取れなかったらしくて。そこから夷耕局の設立のための法案、人事、職務を商鞅様が歴任されておりまして、休みが取れていなかったので、それで、夷耕局の件と中人城のに関する件が収拾が着いたので、休沐を頂きたいとのことです。
けっして商鞅様の休沐にはそんな後ろ向きな考えは不要だと私は存じます。
使用人がそう言うと、前にいる大王様は、納得こそするが毎日あるものがない落ち着かない様子を見せな。そしてこう言う
文侯 商鞅は今、何をしている?
使用人 商鞅様は酒を煽って晩酌してるかと。
文侯 そうか、じゃあなら、数少ない休沐を楽しませるために、、、、、、をしろ
使用人 正気ですか?
文侯 もう正直に言おう、中々に燕国は発展した事案ももう人口も軍事も統治も安定した次の日戦時のためにも商鞅にまた力を出させてもらわらなければならん、だから商鞅に強力な物を
商鞅宅
まだまだ、平民よりも一室あるだけの住居に眠っている男がいた
商鞅 うーん、まだ全然昼、まだまだ寝足りない、寝れなくなるまで寝る!!
この男の安らぎを崩すようにあの、中人城の時の扉の破壊音がする。
秘書 商鞅様、お手紙が!!
この刹那にあの時の記憶を思い出し、殺気も押し殺し冷静に事を受け入れる
商鞅 うん、なんだって、
手紙
わが国の忠臣商鞅え、
今日、休沐を取られたようだな、そのことにびっくりして体の体温が盛ってしまった。お主も燕にやってきてからずっと働きで休みを取る日もない中、国に尽くしてくれた。その時に激励な感謝と復帰日の期待を込めて、眠気にはこの山菜が効くと進言をされたのでこれを送ります。そして二日間、宮廷出入り禁止の停職の紙も送ります、
最後の一文を読み終えた商鞅は、跳ね上がった。
商鞅 ちょっと、まってーい、大王様、これは真か!え、停職なんて、俺聞いてないんだけど、ちょっと待って、こんな処遇あるかよ、俺働きすぎたら罰するという法を出した覚えもないんだが。実にこれは秦王のときは干渉してこなかったのに大王様は私の変法を通り越して処罰してくるなんて、今回が初!!
笑いなら自分を嘲る商鞅に秘書は、冷ややかな視線を向けていた。
秘書 いや、初と言っても貴方、秦の時には法関係なく処罰されたんじゃなくて?
商鞅 あれは嵌められたんだよ、
秘書 でも秦王が勝手にでっち上げたのでしょう?これに貴方の法など関係ありますか?
商鞅 ない、な、
秘書 結局は大王様が法なんですね、
商鞅 間違いない、が、喜んでる心はあるのに正しい道に背を向けている自分に背徳感だ、正しい事を言われても明るすぎて暗闇に行ってしまう気分だ、
秘書 そうですか!良かったです、隠してますけど私悪い事しちゃったんです。許してくれますか!
商鞅 何言われても許しちゃうよ、罰しない、今この瞬間だけ商鞅ではなくてただの停職になった、罪深い男だからさ、
秘書 はい、私は扉を破壊してしまいました、
商鞅 は?!
そういえばそうだった、
秘書 商鞅様、いくら私が法に触れても今の商鞅様は罰することはできませんよね!
商鞅 そうだな、二日停職の身だからな、
秘書 今日が休みで明日と明後日が停職ってことで、また三日後にお会いしましょう私は業務に戻ります。
商鞅 お、おう、また、三日後
別れる瞬間は切なかった、家に入っても秘書の後ろ姿は見え続けた、そこに山菜をむしってゆっくり喉を通していてもいられない気持ちを誤魔化す商鞅だった。
その後
秘書 はあ、商鞅様は分かってない、私のことも、私の過去も、名前も、分かったいるのは私の立場が王族のことだけ、どうして私が貴方をこの燕に呼んだこともまだわかっていない。
いずれ、必ず、伝える。
この過去も名前も、あの時のことを




