↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界から帰って来たよ!  作者: ミニスカの高校を夢見る男子
PR
22/28

22話



「さてと、次は父さんだな」


「お、おう」


「…なんで身構えてんの?」


見ると父さんが何か覚悟した様子で構えていた。


「だって…なあ」


「「うん」」


理由はなんとなくわかるけどさあ。


「じゃあ行ってみよう!」


無理やりテンションを上げ、空気を変える。


「父さんにはベルトね」


「ほお、これはシンプルでいいじゃないか。普通で安心したぞ!」


むっ、甘いぜ父よ。


「これは呪われし神獣(カースドフェンリル)の皮を使って、留め具にはやはりオリハルコンなどの希少鉱石を使った合金です」


「……」


「そしてこれには、【身体能力強化】、【天駆】、【回復速度上昇】がついてる。天駆には、空中で二段ジャンプができるようになるよ。それ以外は言葉どおりだね」


「…………」


ドヤっ。


「うおらあ!」


「うお!?なに!?」


急に父さんが殴りかかってきた。


「おお、本当に体が軽いぞ!」


「危ないな!」


「スマンスマン」


このクソ親父!


「まあ、当たらないんだし。当たってもダメージないんでしょ?」


「……まぁ」


でも父親としてそれはどうなの?


「じゃあ最後に鈴音な」


「ゴクリ…」


鈴音は覚悟を決めたように喉を鳴らす。


「お前は学校生活であまり目立たないようにしようと思ってな」


そう言って取り出したのは1つの髪留め。


「とりあえず学校ではこれをつけてもらおうと思う」


「とりあえず?」


「流石に髪留め程度じゃエンチャントできるのが限られるからな」


そう言って更にアイテムボックスから取り出したのは


「ネックレス?ヘアピンだけじゃなくて?」


「そうだ。さっきも言ったけど、ヘアピンだけだと付与(エンチャント)出来るのが限られてしまうからな。優劣があるのは不公平だろ?だから、休日とか出かける時とかはこのネックレスをつけておいてほしい」


「…わかった。ありがとうお兄ちゃん」


「なあ、どうでもいいけどたまに僕のことをお兄ちゃんって呼ぶね」


「べ、別にいいじゃん!」


「まあそうだけど。で、効果だけどヘアピンの方は身体能力強化くらいだね。で、ネックレスの方は思考速度上昇、身体能力強化、雷魔法だね。母さんに渡したブレスレットと同じで、魔石の光沢が少なくなると使えなくなるから」


「わかった」


「あと、念のため言っとくけどむやみに使うなよ。母さんと父さんもだけど」


「わかってるよ。説明できないしね」


うむ、物分りが良くてよろしい。


「下手したら解剖されるぞ」


「父さん怖いこと言うなよ」


その可能性は考えたけど。まあ、バレたとしても記憶をいじったり、最悪…殺せばいい。って、やばいな。考え方が異世界のままだ。簡単に人は殺しちゃダメだろ。


「それと、全部のアクセサリに付けてるんだけど、【即死無効】と【超速回復】つけてるから。大怪我とかを負った時に自動で発動する。一回だけだし、使ったら壊れちゃうから」


「…やべえな」


「そうね…」


「事故とかあっても大丈夫ってこと?」


「まあそうだね」


もっともそんなことが無いのが一番だけどな。


「それでも死なないってことじゃないからな。血が無くなれば死んじゃうから気をつけてよ」


「成る程。毒とかどうなんだ?」


うーん、どうだろう。


「大丈夫だと思うよ。この世界にそこまで強力なものがあるのかわからないけど」


レベル100以上の人外に効くほどの毒があるのかな?


「とまぁこんなもんですわ。繰り返すけど、くれぐれも悪用しないでよ。…そんなにバカな家族じゃないと思うけど」


「当たり前じゃん!」


「任せろ。せいぜい仕事で役立つくらいだしな」


「母さんはバリバリ家事に使うわね」


それくらいなら全く問題ないな。


「じゃあ明日学校だしもう風呂入って歯を磨いて寝るね」


「わかった」


今日は濃い1日だったな。

この日は自分が思ってる以上に疲れていたのか、爆睡した。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。