旅人ケント
大忙しのSKIES-ANGEL。朝から呼び出しなんて
早朝4時、今しがた家についたばかりで酔いも残っているというのに、緊急呼び出しで現場に直行と指示があった。良いと眠気を取り除く為に、支給されいる精神回復ポーションを飲む。これを飲むと、あらゆる幻覚に襲われようが、アルコール中毒で意識が混濁しても精神を安定させ、集中力まであげてくれるような代物である。さっきまでへろへろだったものも、飲めばやる気と研ぎ澄まされた感覚で、普段の倍以上の超能力や魔法の発動も可能である。
ユージは精神回復ポーションをグイと飲み、座標を魔法詠唱に折込み転移魔法を発動させる。現場にはさっきまで一緒にいたエリーが髪が乾いてなく、スッピンの状態で機器を操作している。
「ユージ早かったわね。みんなまだみたいだけど、見てよこの数値、ありえないわ」
「何があったんだよ。時空の裂け目ができるだけじゃないのかよ。」
「違うそれだけではなく、生命体反応が時空の裂け目から出てきそうなの。」
「ありえないだろ。化け物か、まさか怪獣・・・大きさはわかるか。」
「大きさまではわからないわ。でも生命体の反応は数個と電子機器らしき物もこっちにきそうなの。」
遅れて今、転移魔法でクラウディアがきた。ユージは「驚かすなよ。」と一括した。わけわからないクラウディアもエリーの真剣な表情からやばそうな感じを読み取ったが、シオリとミーナがいないことに気づいた。「シオリとミーナはまだ来てないの。」クラウディアは「取り込み中じゃないの、エリーはばっちりお化粧までしてきて、朝4時に用事があるのかしら。」
「干物おんなには関係ない話よ。」
「シオリは一番に来て、研究所で連絡待期にまわしたのよ。
ミーナは昨日から家庭の事情込みで地球連合国家の上層部から呼び出されたのよ。」
「そうなの。」
「遅刻女、今来るよ、かまえて。」
「遅刻女ってなによ。何がくるっていうの。」
時空の間からまず、170cmぐらいの大きさのフィギュアみたいな美しいアンドロイド出てきた。
ゆっくりとあたりを見まわし、SKIES-ANGEL達を見て、ぺこっとお辞儀をした。
「ご無沙汰してます。」みんなあっけにとられていると。
「遅いですよ。早く来てください。安全ですからね。」というと、今度は2つの影が姿を現した。
一つは人形みたいな可愛いミニドラゴン。
もう一つは190センチ以上の超絶イケメンが姿を現した。
しかし、あえて減点をつけるとしたら赤ちゃんを抱いていたことだった。
「聞こえたぞ、ジュリ!何がご無沙汰してます。ユージ達は、俺たちとの記憶がまだないんだぞ。」とますます訳のわかないことをはしいている。
「すまん。すまん。突然やってきてしまって。時空ひずみを利用すれば、必ず君たちに会えると思ってな。私はケント、こっちの可愛いポンコツはジュリ。ミニドラゴンはヒューイていうだ。この世界のDr.サラに急用があって会いに来たんだ。案内してくれないか。えーと、今日も美しいクラウディアにいとしいエリー。」
「ちょっとまって、訳わからない。これって夢なのユージ、美しいクラウディアだって。でも、いとしいエリーてなんなのよ。」
あわてて、ケントは「愛するクラウディアよおこるなよ、今日は一段と若々しく綺麗なものでつい、そういえば麗しいのミーナとシオリがいないのか。そうか、私がいた世界とはちょっと違うんだった。」
「そうですよ、ご主人様、ヒューイに馬鹿にされますよ。」
「悪意はなさそうね、詳しいことを聞きたいけど、まさDr.サラがご迷惑をおかけしまいたかしら。」
とエリーは今まで操作していたのをやめて、ケントの手を握った。
「お急ぎなら、すぐにご案内しますわ。サラちゃんのところに。」
と言いながらクラウディアはサラとの間に割り込んだ。
「やれやれ、空間転移魔法で行くけどいいか。2人に捕まってろよ。」ユージはあきれながら、早朝の薄暗い中、詠唱と共に4人と1体と1匹は消えた。
研究所につくと、サラは研究室にこもっているらしく、接触さえできなかった。
朝日をあびながら、控え室の冷蔵庫から食料を使い朝食をつくり、勝手にコーヒーを入れてるけなげな2人がいた。シオリがケントに会うと、不思議そうな顔をした。
「ケント、久しぶり地球にいつ帰ってきたの、今頃はロケットで宇宙探索してるんじゃないの。それに、少し老けてないっていうか、見間違えるぐらい少し渋くていい男になってない。」なんて話をしていると。
「シオリあんたの知り合いなの・・・」なんて言うぐらい、昨日のお酒の席の続きみたいになっていた。
「ははは、詳しくは言えないだけど、今日はDr.サラに会って話さないといけないんだ。」
「でも、本当にシオリが言ったように、旅してる最中みたいなものなんだ。」とケントは話を濁した。
そんな朝食もすまし話をしているとき、「イケメン見つけた~」と大きな声が聞こえた。
Dr.サラがユージにダイビングしてきた。
このとき、密かにみんなはそっちかよと思ったことは、ユージに黙ってこうと決めた。
話がますます複雑に~
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