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夜の劇場

クラブにいこうぜ

 「サラ聞こえる。レイドデータは各国のハイパーコンピュータサーバに分散させたわよ。」

「了解。各人分散してハイパーコンピュータサーバの警護に当たって。


「それもSKIES-ANGELがやらなきゃまずいのサラ?」

「それもそうね。レイドデータだからすべて集まらないと意味がないし、もし集まったとしても地球上にあるハイパーコンピュータの性能だと無理だしね。動かせるのはそこにある月面ハイパーコンピュータサーバしか無理だしね。」


「ホントなの?」


「今はね。でも・・・あるかも・・・異世界にあったりしてね。」

「別次元の月面にもそれらしき施設あったよ。」


「私の研究所にあるレイドデータを誰かもって叱る日迄、異世界でも、宇宙旅行にいってちょうだい。」

「も~サラったら冗談やめてよ。通信切るわよ。」

「本気だよ。どうだ、ユージ今回はお前だけメタメタにやられたではないか。修行ついでにレイドデータをもって時空のハザマに行ってはどうだ。」


「サラ!!時空のハザマで修行なんてできるかよ!ふざけんなよ。」


「それができるみたいなんじゃ。なんか・・・暮らすことも出来るぞ。」


「ホントかよ!!」


「はい。マヌケが信じた!釣れた釣れた!」

「ウソかよ。」

「嘘じゃないよ。今ここに住民がいるんだけど。」


「もしかしたら、オーマ様が異世界から連れてきた綺麗な女神みたいな人がそうなの!絶対行く!」

{はい!スケベでマヌケがやっぱり釣れました。」


「やだな。サラ。俺はサラ一筋なんだからな。決してやましい気持ちを持ってないぞ。あえていうなら、自分を越えたい。時空のハザマでも生き抜く力がほしいんだよ!わかるかな。弱い男の葛藤が!」

「葛藤?下等!果糖でも食ってろ。少し嫌いになりそうじゃユージ。でもしょうがない手配しておくぞ。」


「サラさん。そんなあっさり。もしかして、さっき戦った魂のところに捕虜になるなんてことはないですよね。」

「言われてみれば、そうなるかもしれんが・・・気にするな。た・ぶ・ん…良くしてくれるよ。でも、修行だからな!ビシビシ鍛えてくれとたのんどくから。」


「やな予感しかしなくなった。でも、行くよ。サラ。オーマ様見たく強くなってやる。」


「SKIES-ANGELは一人少なくなってるから、人員を補充するぞ。いいな。」


「サラ。急がなくてもいいよ。ユージだってすぐに泣いて戻ってくるから。」

「あー!あー(怒)!ぜってい戻らねぃ。レイドデータが必要なくなる日まで!」

「もしかしたら必要な時もあるからそん時は戻れよユージ。わかったな。」

「わかったよ。みんなが早く戻ってきてほしいと思うぐらい強くなってやるからな。」

「ユージもしかしたら、あなた狙われるかもしれないんだからね。目立たないようにね。クールにクールに!」

「サラわかったよ。そっちも早く何とかしてくれよ。」

「当然じゃ。そうじゃユージの代わりに、ケントはどうじゃ。解放されて今、地球に戻ってくる最中だがな。」

「ホントに~。って叩かないでよ。みんなよろこぶんじゃない。ユージがいるっでしょ。」

「だって~異世界のケント結構いけてたよ。」

「決まりじゃな。すぐに、みんなも研究所に戻っておいで!」

「はーーーい。」


今日のSKIES-ANGELはあれだけの戦闘を行い、なおかつ緊張あふれるミッションをこなしたにもかかわらず、まったく元気あふれる雄志を見せつけるがごとくテキパキと迅速に帰還につくのであった。



研究所につくと、エルフが3人がいた。

サラが声をかけると、また姿を変えてSKIES-ANGELをビックリさせた。

「お帰りなさい。今回は大変だったね。」

「サラ。ただいま。こちらの綺麗な方々は?」

「ちょっと複雑なんだけど詳しく話すのはまた今度ね。」

「ユージ話を通しておいたわ。当分、こちらのイース将軍と行動して頂戴ね。エルフの時はミーユ王女様だから間違わないように!」


「???」

「明日にでも詳しく教えるから、今日はみんなお疲れ様。疲れを癒してくれ。今日の彼女たちの護衛は別に用意しておるから心配するな!でも、ユージは解散しなくても、いいぞ。好きにしろ。」


「今日はみんなで帰ります。修行がすぐに始まりそうだから、最後の晩餐にみんなで飯に行きます。」

「そうか。お疲れさん。」


「今日はユージのためにいっぱい酒のんでやろうぜみんな。ユージのおごりだ!!!」

「え・え・え・え~~~。普通おごるでしょ?ねえ?ねえ?」

「ユージ当分地球のお金使わないでしょ。でも仕事だからお金だけは貯まるよね。」

「そうだけど・・・・」

「ごちになりま~す。みんな、久しぶりにクラブに繰り出す。いいところがあるんだ!」

「そこいこう。いい男いるかな?」

「モデルが集まるクラブだから、いい男いるに決まってるじゃない!」

「あの・・・みなさん。俺の事忘れてませんか・・・・?食事は?ねえねえ。」

「今日は頑張って少しやせたから。OKなの。このまま、上がったヒップラインを引っ提げてクラブにきまってるじゃないの。わからないのこの女ごころが?」


「はいわかりませんでした。申し訳ない。・・・サラの言う通り残ったほうがよかったかも・・・」


 こうして、夜の街に繰り出そうとしたSKIES-ANGELであったが、繰り出すまでそれぞれ3時間もかかってしまった。なぜならば、それぞれ万全を期すために、エステに美容院にネイル、ショッピングをした。まさに、疲れを一発解消しただろうと言わんばかりのギラギラした獲物を見つけるライオンのように臨戦態勢を整えていた。それを荷物持ちか逃げまどう小動物のような気持ちになっているユージがいた。ここでユージはシャワーを浴びて着替えてくるといって逃げてい言った。でも、みんなは必ず戻ってくるとわかっていた。なぜなら、ちょっとしたユージの秘密を握ってるからだ。握ってるからと言って本当の秘密ではない、一度張ったりでいったら、すなおなユージは信じてしまったことがあったからだ。もしかしたら、何等かのコンプレックスを持っているのかもしれなかったが、彼女たちにはどうでもよかった。だってみんなのユージだからである。


モデルのように、磨きあげた彼女たちは、いざクラブに華やかに登場するのであった。しかし、初めていったクラブは噂以上の夜の劇場であった。そう、激情の幕は上がった。来ているモデルに群がるオスたちはモデルも格を現すごとく群がっている。こっちのモデルは7人、あっちのモデルは5人という具合に、ナンアパ順番待ちとかすようなこともあれば、モデル同士で、場所もわきまえず、いちゃつく百合モデルもいた。でも、男のモデルたちはお互いに牽制しあうように、シャンパンをあけ、お目当てのモデルに群がるオスどもにも飲ましていた。よくある話でつぶし合わないようにである。そんな男気を勘違いした、メス共も男のモデルたちに逆ナンをし始める。まさに、駆け引きし合う野生の夜会。一歩街に出れば、欲望のはけ口を探し、ねらった獲物がなければ傷つけあうこともあるジャングル。セーフゾーンはVIPルームだけである。セルフチェックを欠かさないイケメン・イカス女どもは一般のトイレにさえ近づかない。近づくのは安いオスとメスだけである。そんな掟をすぐさま理解するSKIES-ANGEL達が狩りを始めようとすると、黒服がすぐにかけつける。黒服はすぐにVIPルームに案内せずロイヤルルームを用意した。そこにはクラブオーナーがおり、プライベートお酒を飲んでいた。


「ようこそ、このクラブに。ユージは既に、あそこで飲んでますよ。皆さんもどうぞ。ごゆっくり。」


なにが起きてるのか不思議な感じに一瞬戸惑いを見せたSKIES-ANGELの夜が今日も始まろうとしている。

ぼちぼち更新します。

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