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説教好きな冒険者~全てに怒れる召喚されし者~  作者: アールエス
孤児院の改築
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ベリアル商会

「さてと、孤児院の増設をしますかね」

スフィアの生誕祭が終わって数日後…

いつもの雰囲気に戻ったベラムの街。

孤児院を増設すべく各所を周り、

トキは孤児院周辺の空き家を買い取りしたり

隣近所の家を買い取って

新たな土地で家を作ったり等の

大工仕事及び書類仕事を行なっていた。

トキ及び安全帯を常に装着している

熊型魔物のベアをはじめ、

新たな仲間になった職人ゴブリンのリガン達と

孤児院の子供達で仕事を行った。

理想の家を叶えたり、新たな家具を作ったり

工事現場を指揮するトキ達の姿が

各所で見られていた。

こうしてトキの孤児院周辺はトキの土地となり

新たに孤児院を作り直す事となった。

決して詐欺まがいの方法で得た土地ではない。

両方が理解した上で成り立ったものである。


孤児院を作り直す前に孤児院周辺の空き家を

解体し土地を均す作業を始めるトキ達。

本来であれば孤児院の解体から行いたい所だが

それをすると孤児院に住んでる子供達の

住処が無くなり困ってしまう為

先に空き家の解体を行う事にした。

「まずは使える部分を再利用したいから

 解体は俺とベア、リガン、ベルン、ドルガの

 5班に別れて行う。

 各班のリーダーの指示の下、作業してくれ」

現在工事を行う人数は100人。

各班20人ずつに分かれて作業する。

他に孤児院には人が居るのだが

ルティ達の愛護部屋やフィルの相談室の

警護等の作業があり、人員を割くことを断念した。


俺の班にはヴァイスが入っている。

孤児院を建てる時も解体する時も一緒に

行ったからだ。

「思えば長い年月が過ぎたよな…

 ヴァイスと出会ってからな?」

「そうですね…

 もう3年は過ぎたのではないですかね…」

お互いに魔法を使い空き家を解体していく。

「先生は解体してから孤児院を

 どの様に拡げるつもりですか?」

「ん?先ずは寮の建築だな。

 年々人が増えてきてるからな…

 何故だと思う?ポール?」

「え?僕ですか?

 ヴァイスさんが応えると思って

 聞いてなかったです」

近くに居たポールはノコギリを持ちながら

仕事をしていた。

「そうだわな。普通ヴァイスに聞くと思うよな〜。

 然し何があるか分からんから

 周囲の警戒は怠らない様にしとけよ?」

「はい!先生!」

ヘルメットに作業服のつなぎを着たポールが

元気に応える。

「では、ヴァイス。

 答えをどうぞ」

「え〜と…住人増加によるものですかね?」

「まぁ、その通りなんだよな…

 近々街の周壁を解体して新たに周壁を作る

 工事が待ってるからな…」

「僕初耳なんですけど!?」

「お前…辺境伯の息子だろ?

 知っとけよ。そのくらいな?」

トキに言われて驚きと落ち込みが

表情に出るヴァイス。

「ちなみに周壁工事に関してはサミン王子も

 絡んでるからな?

 工事に関しては我が社も構成に携わってるから

 ある程度は分かるぞ?」

「我が社って会社起業したんですか?」

「言ってなかったっけ?

 ベリアル商会って名の工事会社だ。

 工事の施工、家具作成等やる会社だ。

 覚えとけよ?テストに出るぞ」

「いや、出ないでしょ、流石に」

「冗談だよ、冗談…

 テストは冗談だよ」

トキは告げると同時に空き家の解体が1軒終わった。

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cont_access.php?citi_cont_id=565217839&s お読みいただきありがとうございます。 評価や感想、ブックマーク等して 頂ければ励みになりますので よろしくお願いします。
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