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説教好きな冒険者~全てに怒れる召喚されし者~  作者: アールエス
迷宮の秋
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迷宮からの帰り道

シルド達が迷宮踏破して次の日…

野営を終えてテントを片付け終えて

歩いていると砦の迷宮について話し出す

ヴァイスとシルド。

現在ヴァイスは大きくなったルティの背中に乗って

シルドと話している。

「それじゃ、トキは来たんだな?」

「えぇ、来ましたね。

 職人ゴブリン達連れて帰りましたけど…」

「どうやって来たんだ?」

「先生のストレージ通ってマジックバックから

 出てきましたね…

 帰りは新たにストレージ開けて帰りました」

「って事はあいつ最初から砦の迷宮復活してたの

 知ってたんじゃないか?

 じゃないと職人ゴブリン達連れて帰れないだろ?」

「そういえば…そうですね…

 僕達が居るだろうって時間帯に来ましたからね」

「だったらなぜ最初から報告しなかったんだ?

 迷宮復活してる事をよ?」

「スン達の訓練あったので

 隠してたんじゃないですか?」

「そういう事か…ってなるわけ無いだろ!

 あの野郎…後で問い詰めてやる」

シルドはフンと鼻息を出して憤りを見せる。


…迷宮復活を知っているなら迷宮の視察をせずに

 踏破しないで良かったのに…

と思うシルド。

実際復活した迷宮は思っていたよりも

踏破するのに時間と労力が掛かってしまった。

最初の砦は4箇所から入る事となり

人員が割かれた。

洞窟の迷宮も魔物の数が多くて

外に出さないように出入口を閉じながら

戦っていた。

最後に現れたミノタウロスには

スン達も頑張っていたがシルド達が応援加勢して

倒したものだ。


「良く考えたら迷宮攻略しなくても

 良かったんじゃないか!」

「なんですか急に?」

「だってあれだろ?視察だろ?

 目的を持って現地や現場を訪れ、

 状況を詳しく調査し、見極める行為だろ?」

「だから、調査して…」

ヴァイスはシルドの言葉を理解するのに

数秒掛かって理解した。

「分かったか?

 人手が足りないと判断したら撤退すれば

 良かったんだ。

 態々最後まで踏破しなくても良かったんだよ」

「完全に忘れてましたね…」

「トキが来た時点で調査と見極めが

 トキ自身が行っているんだから

 勘違いしてたわ」

「ですね…。

 まぁ、終わった事ですし

 無事に死亡者が出なくて良かったと

 思えば良いんじゃないですかね?」

「まぁ、そうなんだろうけどよ…

 実の家族だぞ?

 用心するに越した事無いだろ?」

「ですね…」


シルドとヴァイスが話していると

ルティの尻尾に抱きつくスン達。

よほど疲れたんだろう。

ルティが尻尾を横にして寝かせている。

シルドはその光景を見て微笑ましく思い

さっきまでの怒りを消し飛んでいった。

ヴァイスも今回の事は無かった事には出来ないが

実の家族が助けを求めてきたらと思うと自分は

どうなんだろうと考えてしまった。

「…あれ?僕の家の人間強くないかな?」

「クア?」

ヴァイスは家族関係調べると冒険者や

二つ名呼びの女人ばかり。

そうこう考えてると夜となり野営を終えて

2日間の探索を終えてベラムへと戻ってきた。

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cont_access.php?citi_cont_id=565217839&s お読みいただきありがとうございます。 評価や感想、ブックマーク等して 頂ければ励みになりますので よろしくお願いします。
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