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説教好きな冒険者~全てに怒れる召喚されし者~  作者: アールエス
迷宮の秋
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迷宮にて…

「お~い、置いてくぞ?」

トキはストレージ内からリヴ達に話しかける。

「ワン!」

「今行きます」

リヴ達はリガン達を連れて

ストレージへと入って行く。

「それじゃ、ヴァイス達。

 後はよろしくな」

トキはヴァイス達に後を任せてストレージを閉じた。

トキとアースとの戦いの為、

結界を張っていたヴァイス、ガデルは

結界を解除してその場で一息つくために座った。

「先生は、あの戦いの決着方法を

 最初から考えてたのでしょうか?」

「さあな…

 ただ言えることはここに居る4人が無事で

 良かったな」

「そうですね…リガン達の戦いしてから

 アースさんとの戦いになるなんて

 思いもしませんでしたからですね…」

ヴァイスは全能感に浸っていたアースに

自分が戦っても勝てる気がしなかった。

勿論、ガデルもそこは同じ考えを持っていた。

本気を出したトキだからこそ説得で

終わらせれたがもし戦う気でトキが挑んでいたら

どちらか片方は亡くなっていたかもしれない…

ヴァイス達はリファイや戦い終えたリガン達の

後の影響を考えて結界を張ったが

直ぐに破られてしまうであろうと考えもしていた。

それ程までに圧が強すぎた…


「さて…リファイはさっきのリガン達対トキ達の

 戦いを見てどう思った?」

ガデルがリファイに話し掛ける。

ずっと強張っていたリファイは話し掛けられて

ハッとする。

「えーっと…僕からしたら異次元の戦いを見ている

 気がしました…

 ヴァイス君の戦いは何も見えなかったし

 アースさんの戦いは金色の竜になったぐらいしか

 分からなかったし、

 最後のトキさんの戦いは普段では当てられない

 怒気と殺気に当てられて見ることが

 出来てないですからね…」

「リファイ君の気持ちは分かるよ…

 普通の冒険者や人だったら見ることの出来ない

 戦いだしな…

 かと言って自分達があそこまで登り上がれるか

 なんて分からない…

 それを平然としてるのがトキなんだよな…」

ガデルはリファイの答えに頷きながら

リファイの答えに合わせて自分の答えを告げる。

「まぁ、あいつは最初から

 強かった訳じゃないからな?

 普通の人なら木剣での訓練から始まり

 対人、対魔物の戦闘を経て強くなる。

 だがあいつは最初が違うんだよな…

 スーサイドの森の中で育ち

 日々命懸けの戦闘をしていた。

 笑えるだろ?トップを走るあいつが

 理不尽な思いして強くなっていたなんてな?

 あいつなりに色々とあるんだよ。

 最初から強い人なんていないのさ。

 強さは気持ちで変わるからな」

ガデルがリファイに強さの違いを教えて

一息吐く。


「さて…ヴァイス君。この後どうする?」

「あの戦いがあった後ですからね…

 正直動きたくないのが本音ですけど

 この迷宮には僕達以外がいるので

 動かないといけないですね」

「だな…リファイ君は動けるかい?」

「疲れてるヴァイス君の代わりぐらいなら

 動けます」

「良し!

 それじゃルティがヴァイスを運搬してもらいつつ

 俺とリファイ君で砦の迷宮踏破して

 暴威の盾メンバーと合流するとしますかね」

ガデルは重い腰を上げて各自準備をして

その場から離れた。

そしてガデル達は砦の迷宮踏破して

洞窟の迷宮へと入っていった。

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cont_access.php?citi_cont_id=565217839&s お読みいただきありがとうございます。 評価や感想、ブックマーク等して 頂ければ励みになりますので よろしくお願いします。
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