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説教好きな冒険者~全てに怒れる召喚されし者~  作者: アールエス
迷宮の秋
578/610

合流

2025年最後の投稿になります。

読者の皆さん、良い年越しを願っています。

「先生…」「トキ…」「キュイ…」「えぇ…」

ヴァイス達は思い思いの言葉を口に

しようとするが口から出た言葉は

驚きと名前だった。

「なんだよお前ら…

 俺より先にやる事あるんだろ?」

トキがヴァイス達の驚きを気にせず

ラックがやろうとしてる事を見ようとする。

「やる事ってトキ…

 前もって言ってくれるか?

 マジックバックから出てくる事をさ…」

「そんな事気にしてたら何も出来ないぞ?」

「そんな事じゃねえからな!

 誰も思いもしないって

 バックから人が出てくるなんて!」

「ちっちゃい事だろ?」

「大きな事だわ!」

ガデルがトキの言葉に反論するがスルーされる。


「で?ラックは何しようとしてたんだ?」

「ラックですか…

 ラックならあそこに居ますよ」

ヴァイスがはぁ…と落胆した声を出した後、

ラックがいる方に指を指す。

そこにはラックが隠し部屋の前で

ウロチョロしていた。

「あれ何してんの?」

「隠し部屋の前まで自分で来れたんですが

 扉を開ける方法が分からなくて

 扉を壊そうとしていたのを止めた所、

 ウロチョロし始めましたね」

「隠し部屋の扉って事は…

 職人ゴブリンがいる部屋か!?」

「そうですよ」「キュイ」

何かご機嫌斜めなヴァイスとルティ。

トキはご機嫌斜めな理由を察しながらも

扉の前にいるラックの所へと向かう。


「ラック?扉を開けるからちょっと

 待っててくれないか?

 確認が終わり次第部屋の中を探し回って

 良いからさ」

「クア」

ラックは頷くとトキは隠し部屋の扉を開ける。

少し開けるとグギャグギャ声が聞こえる。

前回確認した時と同じゴブリンの声が聞こえる。

「リヴ、あいつらなんて言ってるか分かるか?」

「えーっと…

 「俺達がしなきゃ誰も手入れしないな?」

 「そうだな…変な魔物も住み着いてるし…」

 「枯山水が無事なのは嬉しい事だな」

 「そうだな。そういや、

 あの時の人間はどうなったんだろうな?」

 「俺達の作品見て感激してくれたかな?」

 「それなら嬉しいな」

 って喋ってますね」

「そうか…やっぱりあいつらの作品だったか…

 お礼を言わないといけないよな」

トキが扉を閉めてヴァイス達の方へと向く。

「ガデルとリファイ、ラックは知らないだろうが

 この扉の中に居るゴブリンは

 最高の作品を残してくれたゴブリン達だ。

 これから中に入って奴らを仲間にしようと思う」

「先生…もしかして、その為に来たんですか?」

「そうだが何か問題あるか?」

「いえ、別に仲間にするのは問題ないですけど

 僕達一度倒してるんですけど

 大丈夫ですかね?」

「そこは誠意を持って話せば大丈夫だろ」

トキはヴァイスを納得させる。

「トキ?って事は今回戦わなくていいんだな?」

「場合によっては戦闘やむを得ないと思ってる。

 そうならないようにするがな」

ガデルの質問に答えるトキ。


「さて…扉を開けたらゴブリン達と話し合うから

 ラックはガデル達と待つように。

 俺とヴァイス、ルティ、アース、ベア、リヴは

 話し合いを行う。

 各自理解したか?」

全員が自分が何をするのか理解し頷く。

トキは良しと呟き扉を開けた。

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cont_access.php?citi_cont_id=565217839&s お読みいただきありがとうございます。 評価や感想、ブックマーク等して 頂ければ励みになりますので よろしくお願いします。
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