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説教好きな冒険者~全てに怒れる召喚されし者~  作者: アールエス
迷宮の秋
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隠し

「閉じ込められたな」

「ですね。

 もう後戻り出来ないですし

 ラックを急いで追いかけましょう」

ヴァイスは魔法でライトを作り出し

先に進んでいく。

以前進んだ事のある隠し通路の為迷うことなく

ヴァイスは走り、ガデル、リファイ、ルティが

後を追う。


その頃…

「よし、アース、ベア準備は大丈夫か?」

「ウー!」

「問題無いけど…本当に行くのか?」

「当たり前だ。

 もし本当に復活してたら

 会えるかもしれないだろ?」

トキが孤児院の自室にてアースとベアを呼んで

出掛ける準備をしていた。

「今回の迷宮復活はあの時のチャンスを

 取り戻す事の出来るチャンスなんだ。

 見ろ!この美しい世界を!」

トキが部屋の横にあるボタンを押すと…

「ワン!」「呼びましたか?」

床からシルとリヴがせり上がってくる。

「あ…すまん。

 押すボタン間違えたわ…

 もう一度、見ろ!この美しい世界を!」

トキがさっきと違うボタンを押すと

部屋の側面に白い布が降りてきて

プロジェクターが天井から顔を出し

ある風景を映し出す。

手入れされた地面がまるで日本庭園の

枯山水の様になっており

森の木々も全体を損なわせない様に

上手に手入れされている。

魔物なんて存在すら考えさせない

まるで違う世界に来たみたいな

優雅に落ち着きのある素晴らしい風景。

「分かるか?この美しい風景を。

 創り出した者達がいる可能性があるんだ。

 こいつらに再び会うために会いに行くんだ!

 分かったか?」

アース達は風景を見た途端に拍手が出た。

この光景が作れる存在を知りたいと

思い始めたアース達。


「トキ、理解したよ。

 で、迷宮復活したのか?」

アースはふとした疑問をトキに告げる。

「一応、暴威の盾メンバーとヴァイス達が

 到着する前に俺とフィルで確認したから

 間違いは無い。

 ただ、内蔵されている物まで復活してるかは

 分からんがな?」

「トキさ?なんで細部まで確認しなかったんだ?」

「んなもん、俺がする必要ないだろ?

 元々シルドの子供達の実習がてらの依頼だしな?

 そこまで面倒見るつもりは無いな」

「成る程な…

 で俺達はどうやって行くつもりなんだ?

 フィルが居れば空飛んで行けるけど…」

現在フィルはフィルの相談部屋の仕事をしており、

各仕事の関係者、関係動物の繋がりを保ったり

飲食業関係の味見等の仕事をしている。

「流石に3日近く空けるつもりは無いし

 フィルも仕事で大変だしな?

 だからこれで行くつもりだ」

トキはストレージを出す。

トキはストレージを人が通れる程の大きさまで

広げると黒い穴がそこに出来た。


「もしかして…本当に?」

「理論上は行けるはずだ」

「ウー…」「ワゥ…」「えぇ…」

トキの考えとしてストレージを通ってから

ヴァイス達のもとに向かう予定をしていた。

「一応、ヴァイスの持ってるマジックバックに

 繋げてるから出れるはずだ。

 もし出れなくてもこちらの穴を閉めなければ

 いいだけの話さ。簡単だろ?」

「まぁ、そうだけどよ…」

「それじゃ、俺が先頭で行くから

 シルは殿頼むな」

「ワゥ!?」

シルは突然言われて驚く。

シルが驚いてる間にトキがストレージの中へと

入って行く。

アース達も渋々入って行く。

「ワゥ…」

仕方ないと諦めてシルは書き置きを残して

ストレージへと入って行く。

シルが書き記した物には

「この穴はトキのストレージの物なので

 無闇に入らないこと」と記していた。

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cont_access.php?citi_cont_id=565217839&s お読みいただきありがとうございます。 評価や感想、ブックマーク等して 頂ければ励みになりますので よろしくお願いします。
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