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説教好きな冒険者~全てに怒れる召喚されし者~  作者: アールエス
迷宮の秋
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迷宮探索までの道程

「そういえばシルドさん、

 馬車は無いんですか?」

迷宮へと歩いているとヴァイスが

シルドへと質問する。

前回、馬車での移動で1日掛けて行った場所なので

歩きとなると時間が掛かると判断したヴァイス。

「あぁ馬車はレンタルする予定だったが

 今回は子供達の実力確認する為だからな。

 野営も兼ねて歩いて行く事を決めたんだ」

「そうでしたか。

 なら今回の陣形はどうする予定ですか?」

「基本的にはスン、マー、タム、ウィンの4人が

 戦う予定だ。

 補助としてシアとルート、ウォル、メリルが

 各自の助言や危険な時の補助をする」

歩きながら現在進行形で子供達が前衛に

大人達が後衛に並んで迷宮へと向かっている。

「なるほど…理解しました。

 スン達のランク外の魔物が出てきた時は

 メリルさん達が戦うんですね?」

「そういう事だな」

「なら想定外の事が起きた際に僕やガデルさん、

 シルドさん達が動くと考えて良いですね?」

「それでいいぞ。

 リファイ君はどうしようか考えてる所だが…」

「リファイ君はまだ実力が明確では無いので

 メリルさん達が動く時に出てもらいましょう」

ヴァイスがシルドに告げるとリファイが

分かったと頷く。


暫く街道を歩いていると

ホーンラビットの群が現れる。

「最初の魔物としては…」

シルドが話している間にスン、タムが近距離で

剣を使って倒していく。

マーは薙刀を使い中距離での攻撃、

ウィンは杖を使って魔法を放ち

仲間の補助や防御魔法を使った。

スン達の攻撃によりホーンラビットの群は

数秒後には消えていた。

スン達の連携が取れていて驚くシルド。

「簡単な魔物だけど

 あれほど連携出来るほどに鍛えた記憶はないぞ!?」

「僕達の出番なかったよ…。

 というよりメリルはルティを可愛がり過ぎて

 スン達の動き見てないし」

シルドの言葉にウォルが続いて告げる。

「まぁ、シルドさん達が働いていた頃、

 孤児院で過ごしてたのが

 良かったのかもしれないですね」

「だな。

 普通ならあんな動き出来ないぞ」

ヴァイスとガデルが称賛し拍手する。

「もしかして…俺達が思っていたよりも

 スン達は大丈夫なのか?」

「僕が見ていた時はアーニアやブラッドに

 教えられていたからね。

 各自の冒険者ランクもCは

 いってるんじゃないかな?」

シルドの疑問にリファイが応える。

「マジか…」

シルドは嬉しながらも驚きを隠せずにいた。


ホーンラビットの群以降ビッグボアや

ドリルアント等の魔物を退治して行くスン達。

迷宮へと向かって進んでいくと

街道から離れて草むらの中へと入って行く。

夕暮れが近づいてきてシルドから

野営の準備を行う事にしたスン達。

黙々とテキパキ動いてテントを張っていく。

「なあヴァイスよ…

 お前ん所の孤児院ってどうなってんのよ。

 あそこまで出来る子じゃ無かったんだがな?」

「シルドさん…

 子供ってのは親が見てる以上に

 育っているもんなんですよ」

「いや、どう考えても育ちすぎなんだけど!?」

シルドがヴァイスにツッコミを入れてると

「リーダー、夜の番なんですけど…」

マーがシルドに夜の見守りについて聞きに来た。

シルドがマーの質問に応えると

敬礼して離れていく。

「うちは軍隊じゃないんだけどな…」

シルドが呟き空を見上げた。


夜が過ぎて朝になるとスン達はテントを片付けて

軽く運動してからシルド達の指示の下、

迷宮へと向かった。

半日過ぎると目的地に辿り着く。

そこには砦が建っており迷宮ホウリョみたいに

隣に洞窟がある。

「こりゃ…復活してんな」

「ですね…」

シルドとヴァイスが見て理解する。

「一応、完全に復活してるのか確認する前に

 腹ごしらえでもしとこうか」

ガデルが告げるとスン達が料理を作り食事を摂る。

食べてる間に攻略、確認方法を話し合い、

食事を終えるとヴァイスの合図の下、

砦から迷宮として復活してるか確認する事にした。

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cont_access.php?citi_cont_id=565217839&s お読みいただきありがとうございます。 評価や感想、ブックマーク等して 頂ければ励みになりますので よろしくお願いします。
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