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 王宮に戻ったアリシア。

 意識が戻ることなく2ヵ月経とうとしていた。魔力が底をつき回復するまで眠った状態になっている。一時は危険な状態だったが、最近は顔色が良くなり徐々に回復しているように見える。

 アリシアの魔力も八割方戻ってきたようだ。王族専任の医者が丁寧に説明する。




 ………アリシアは夢を見ていた……… 



 「「うふふふ~♪あははは~♪」」

 「「みんな待って~~☆☆」」


 可愛い動物、妖精たちに囲まれて遊んでいる。

 美味しい食べ物に自分好みの小物が沢山!自由に気ままに楽しく過ごす夢!



 【 光の森は神秘の森の奥深くに存在しましたとさ……】

 【 チャンチャン!! ーー END ーー 】



 『七色の髪を持つ君に……』のエンディングテーマが流れている。



 《やったよ!ようやく辿り着きました!光の森!!そうか。神秘の森の奥にあったのか!》




 エンディングテーマが終わると画面が切り替わる。



 …………………………【 continue? 】

 …………………………【 YES? or NO? 】

 …………………60……59……58…………50………カウントダウンが始まる。

 


 《イヤイヤイヤ!コンティニューなんて有り得ない!このまま楽しくいくでしょ!》

 《当然NO!》

 

 NOを押す……反応なし……カウントダウンが進んでいく。


 …………30……29……28………………20……19……


 《なんでNOのボタン反応しないのーー!》

 連打するが画面が切り替わらない………


 ……10……9……8…………………3……2……1………


 【 continue ー YES ー 】

 【 3分後に目覚めます 準備をしてください 】

 と画面が光出す……


 《なんで!このまま光の森で暮らしたいー!嫌だー!!!!!》

 

 【 ピィーーーーーーーーー! 】

 警告音が鳴る。明るかったアリシアの周りが真っ暗になる。


 

 【 continue 開始しました 】

 【 引き続きお楽しみ下さい 】 

 画面が切り替わる……


 《嫌だ!絶対起きないもんね!!》


 【 それでは強制的に目覚めます 】


 【【 ピィーーーーーーーーーーーー!!!】】


 警告音がボリュームアップして頭の中に響きわたる。



 《いやーうるさい!勘弁してよー》




 一方、アリシアを見守っていたお兄ちゃんズは、アリシアに反応があったのを見逃さなかった。必死にアリシアの体を揺さぶり、声をかけ続ける。



 『『アリシアー!!』』

 『『目を覚ますんだ!!!』』


 


 …………アリシアは目を覚ました………


【 continue 完了しました 】

 警告音が消え、完了を知らせるアナウンスがアリシアの頭の中で流れる……



 《………なんでよ……幸せになれると思ったのに………》

 《あたし……この先どうなったゃうのー!?》



 アリシアはひたすら泣くしかなかった……


ここで1章終了となります。


引き続き2章に入りますので、

次回投稿をお楽しみに~☆

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