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アルケミア  作者: ふなのり
終わりゆく世界
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第8話 共闘

■ 第8話「共闘」



---


 光の前には大量の怪人が立ちはだかっていた。


光「嘘だろ……」


 先ほどまで戦っていた怪人の援軍。10体。

いや、それ以上いる。


怪人「邪魔者は排除する」


光「なんなんだよお前ら……」


 光は息を整える。すでに体力は大きく消耗していた。


まずいな……


 怪人達が一斉に動き出す。


怪人達「うぉぉぉぉぉぉ!!」


光「くそぉぉぉぉ!!」


 《ガーディアン》


 反撃などできない。あまりにも怪人が多すぎた。光はバリアを張り防戦一方となっていた。


光「っ……くそっ!」


 《オンスロート》


 光が一か八かかけて攻撃を仕掛けようとする。しかし敵が多すぎだ。


光「はぁぁ!!」


怪人「がはっ!」


 怪人一体を攻撃することはできたしかしほかの怪人からの猛攻は止まらない。


怪人達「消えろ」


光「ぐわぁぁぁ!!」


 光は怪人達の猛攻により吹き飛ばされる。


怪人「終わりだ…」

 

 一体の怪人が光を仕留めるべく前に出る。

 

 《ゼロスラスト》


怪人「ぐわぁぁぁ!!」


光「え?」


 光の目の前の怪人が消滅した。


凛「大丈夫か!?」


 光の元に凛と葵が駆けつけた。


光「凛さん、葵ちゃん……!」


葵「3人になったからもう大丈夫だね!てかさっき私から逃げたよね?」


光「ぇ゙?」


 光の背すじが凍る。


バレてたのかよ…


凛「まぁ雑談はこいつら倒したあとだ!」


 凛が二人に言う。


怪人達「邪魔が増えたな…」


 怪人達たちが光達めがけて一斉に走り出す。


葵「行こう!」

 

 光達も走り出す。


 《ブラストインパクト》


葵「はぁぁ!!」


 葵はいきなり必殺技を打ち多数の怪人達を消滅させた。


凛「はぁぁ!!」

 

 凛は何体もの怪人の口撃を1人で捌いていた。


 一方。


光「くそっ!」

 

 3人に増えたとて怪人の方が数は優勢。光は多人数の相手に苦戦していた。


光「まずい…囲まれた!」

 

怪人達「うぉぉぉぉぉ!!」


 光が怪人達に囲まれたその時、光のアルケミスシステムが輝いた。


光「っ!一か八かだ!!」


 《メテオロジー》


光「うぉぉぉぉぉ!!」


 光の周りに風が巻き起こる。その風により怪人達が吹き飛ばされる。


凛「あれは…メテオロジー!」


 凛が先日言っていた光のアルケミスシステムの力が解放された。


光「はぁぁぁぁ!!」


 怪人を次々と吹き飛ばす。


光「うぉぉぉ…!」


 光の周りにエネルギーが溜まる。しかし怪人達はそれを無視し光に突っ込む。


怪人達「うぉぉぉぉぉ!!」


 《テンペストノヴァ》


 光の放った風の必殺技により怪人達は消滅した。


怪人「ここは撤退だ…」


 残った怪人達は撤退した。


葵「よかったよかったー光さんが無事で!」


凛「ああ…」


光「………」

 

 光は考え事をしていた。


凛「どうした……?」


光「さっき怪人たちで殺し合いをしてたんですよ」


葵「怪人で?」


 凛も葵も困惑する。


凛「怪人達にも意思はある、なにかがあったんだろう」


光「そうなんですかね…」


 光の中ではまだなにかが引っかかっていた。








ザルク「ヴァルゼイン様、怪人達が多数やられています」


 ザルク、ヴァルゼインの家臣であり、権力で怪人達の頂点に立つ者


ヴァルゼイン「そうか……残念だ……」


ザルク「いかがいたしましょう…?」


ヴァルゼイン「………ゼルヴァードを呼べ」 

 

 ヴァルゼインは何者かを呼び出した……


■ 第8話「共闘」完



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