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アルケミア  作者: ふなのり
終わりゆく世界
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第9話 限界

■ 第9話「限界」




---


 しばらくして、一体のの怪人が現れる。


ゼルヴァード「お呼びでしょうか」


 その怪人からは圧倒的な威圧感が放たれていた。


ヴァルゼイン「我々の邪魔をする者を消せ」


ゼルヴァード「……承知しました」


 ゼルヴァードは静かに頭を下げた。



---


 その頃。



 『最近の怪人事件について、怪人と戦っている人の目撃が……』


光「ふぁぁぁ……」


 光は昼寝をしていたが、テレビの音で目覚めた。


湊「怪人と戦う人だってよ、俺には怖くて無理だ…」


 湊がつぶやく。


湊「あ、起きたか。お前も怪人には気おつけろよー」

 

光「はいはいわかってる!」


湊「じゃ!買い物行ってくるわー」


 湊は食材を買いに外に出かけた。


光「散歩でも行くか…」


 光も外に出る。


光はしばらく歩いた。その時。


 「きゃぁぁぁ!」


光「悲鳴…!」


 光は悲鳴の方角へ走り出す。


女の子「うぅ…痛い」


 光は転んでしまった女の子を見つけた。


光「大丈夫?俺に捕まって!」


 光は女の子を安全なところまで連れて行った。 


 光は再び向かう。そして光は見つける


ゼルヴァード「……」


湊「あ……あ……」


光「湊!」


湊「ひ、光……」


 湊は完全に怯えきっている。


光「早く逃げろ!」


湊「……ひ、光は……」


 その間もゼルヴァードは進み続ける。


光「くそっ!」


 光が覚悟を決める。


光「湊、ごめん……」


 光は腕にアルケミスシステムを装着した。


湊「!?」


光「発動!」


 《バランス》


湊「光…お前……」


 そして光は感じ取っていた。目の前にいる怪人は今までとは違うと。


光「お前は誰だ!何が目的なんだ!」


ゼルヴァード「我が名はゼルヴァード、邪魔者を排除する者だ」


光「排除……」


ゼルヴァード「……」


光「それは!?」


 ゼルヴァードが刀を顕現させた。


光「……うぉぉぉぉぉ!!」


 光がゼルヴァードに突っ込む。


光「え?」


 気づいたら光は宙を浮き、空を見ていた。


光「はっ!?」


 光の眼の前に刀が現れる。


光「がはぁぁぁ!!」


湊「光!」


光「何も見えなかった…」


 ゼルヴァードは光には見えない速度の攻撃を繰り出していた。


光「ぐっ……!」


 《オンスロート》


光「はぁぁぁぁ!」


 光がゼルヴァードに猛攻をしかける。しかしゼルヴァードはすべていなす。


ゼルヴァード「……」


光「ぐぁぁぁ!」


 ゼルヴァードは光の攻撃を掻い潜り切り裂いた。


《ガーディアン》


光「きっと凛さん達も来る!それまで耐えるんだ!」


 光がバリアを展開する。


ゼルヴァード「無意味だ」


 バキィィィ! 

 

 ゼルヴァードの一太刀でバリアに大きなヒビが入った。


光「っ!?」


 バキィィィ!!


光「ぐわぁぁ!」


 2発目はそのままバリアを破壊し光を攻撃し光を吹き飛ばした。


光「だったら!」


 《メテオロジー》


光「うぉぉぉぉぉ!!吹っ飛べ!!」


 光が風を巻き起こしゼルヴァードを遠ざけようとした。


光「な…なんで!?」


ゼルヴァード「……」


 ゼルヴァードは光の起こした暴風の中をゆっくり歩いてきていた。


ゼルヴァード「消えろ…」

 

 ゼルヴァードが斬撃を飛ばした。


光「うわぁぁぉぁ!!」


 光は斬撃をもろに食らった。


ゼルヴァード「ほう…耐えるか…」


 光が立ち上がる。


湊「光…逃げてくれ…お願いだ……!」


 《バランス》


光「うぉぉぉぉ!!」


ゼルヴァード「……」


 《アルケミアブレイク》


ゼルヴァード「はぁぁ!」


光「な!?」


 光の必殺技はゼルヴァードの一太刀により相殺された。


ゼルヴァード「はぁ!」


光「ぐわぁぁぁ!」


 《アウト》


 光の姿はもとに戻り、地面に膝をついた。


光「う……あ……」


ゼルヴァード「戦士よ…お別れだ…」


 ゼルヴァードが構える。


湊「やめろ……やめてくれぇぇぇ!!」


 湊が叫ぶ。その時。


ゼルヴァード「……」


 ゼルヴァードを何者かの攻撃を避けた。


湊「あれは…!」


葵「光さん……」


 葵がゼルヴァードに攻撃を仕掛けていた。

そしてその隙に凛は光のもとに駆けつけていた。


湊「光!」


 湊も走り出す。


光「凛さん…葵ちゃん……」


 光はそう言い残し意識を失った。


凛「葵、ここは撤退だ!」


葵「了解!」


《ブラストインパクト》


 葵はブラストインパクトを地面に放った。それによる土煙、瓦礫によりゼルヴァードは凛達を見失った。


ゼルヴァード「逃げたか……」


 





 凛達のアジトにて光は治療を受けた。


湊「何で光がこんなことに……!」


凛「……俺のせいです、申し訳ないです……」


葵「……」


湊「申し訳ないって、光は死にかけたんだぞ!」

  

 湊は大声で叫ぶ。


 完全な敗北だった。そして光の意識はまだ戻らない。


■ 第9話「限界」完


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