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アルケミア  作者: ふなのり
終わりゆく世界
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第7話 異変

■ 第7話「異変」



---


 朝。



---


 光は靴を履きながら玄関で伸びをした。



湊「また散歩か?」


 後ろから声が飛んでくる。彼は光の兄である白石湊。


光「うん」


湊「そう…」


 興味なさそうに返される。


湊「でも最近物騒だから気をつけろよ」


光「……わかってるって」


 あの戦いから数日。街にはまだ混乱の跡が残っている。


湊「お前、最近顔疲れてるぞ」


光「え?」


湊「なんか悩んでんなら言えよ」


光「……別に」


 言えるわけがない。自分が命をかけて戦っていることなど。


湊「ま、ニートだからないか!」


光「うるさいわー!」


 2人が少しだけ笑う。そして光は家を出た。


 街を歩く。その時光はとある人を見つける。


「ねぇねぇプリクラ撮り行こ!」


葵「いいねいいね行こ行こ!」 

 

 光は友達と遊んでいる葵を見つけてしまった。


光「まじか……」


 光は思った。葵に見つかったらダルいことになると。どこの誰かもわからない女子高生にニートだとバレてしまうかもしれないことを。 光は反射的に走り出した。


光「いったん撒いたか……」

  

 「うわぁぁぁぁぁ!!」


そして聞こえる悲鳴。


光「くそっ!」


 光は平和な散歩が邪魔されたことを悔しがりつつ、悲鳴の方へ走っていった。


 そこにはいつものように怪人がいるだけだとと思っていた。


怪人①「消えろ!」


怪人②「滅びろ!」


 なぜか怪人同士が戦っていた。


光「なんだ……敵討ちの次は喧嘩か……?」


 光は困惑する。


光「とりあえず……」


 光は怪人を倒すためにアルケミスシステムを装着する。


光「発動」


 《オンスロート》


光「うぉぉぉぉぉ!!」


怪人①②「がはぁぁぁぁ!」


 光はいきなりオンスロートの力で2体を吹っ飛ばした。


怪人①「邪魔をするな!」


 光はそんな怪人の言葉を無視し攻撃を続ける。


怪人②「ぐわぁぁ!」


怪人①「調子に……がぁぁぁぁ!」


 光は圧倒的なパワーで2体を圧倒していた。だがその時。


怪人②「ぐぉぉぉぉぉ!!」


 怪人②が車を持ち上げ投げつけてきた。


光「はぁぁぁ!!」


 光は車を破壊した。しかしその先で怪人②が攻撃を仕掛けに来ていた。


怪人②「死ねぇぇぇ!」


 《ガーディアン》


光「はぁぁぁぁぁ……」


 光はガーディアンにチェンジし怪人②の攻撃を凌ぐ。その時怪人①が怪人②に猛攻をしかける。


怪人①「消えろ」


 怪人②は攻撃直後だったため防ぐ手段はなかった。


怪人②「がぁぁぁぁぁ!!」


 怪人②が吹き飛ぶ。


光「今だ!」


 《フォートレスバスター》

 

 怪人②はバリアに挟まれ圧死した。その時光に異変が生じる。


光「うっ……体力が……」


 光は駆けつけるまでに走り回り、2体を1人で捌くことにより体力を消耗していた。


光「だったら……」


 《バランス》

 

 光は体力の消耗を抑えることができるバランスにチェンジした。だかそのとき。


光「まじか……」


怪人①「来たか……」


 怪人に援軍が訪れる。


光「この量を1人で……」


 光の目の前には絶望の景色が広がっているが、光はそれを眺めることしかできなかった。


■ 第7話「異変」完

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