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改竄

『はあ、お盛んなこと、、、』


数々の男と寝てきたけど、野外でこんな男らとははじめてだった。


『美咲もずいぶんと、無茶な役回りを母親にやらせるのね。』



元旦那と同じ寮の男達と公園の茂みで寝た。


その様子は元旦那がいじらしそうに見ていた。



かつてのワイフが他の男と寝るなんて、、まあ嫉妬よね。



まあ、でも元旦那には体を許したことはないのだけどもね。




『ああ!あいつよ!あいつが来たわっ!!』


『うああああああっ!!』



男らは旦那を追っかける。

私も追っかけよう。



『あ、、、』


流石に着衣を直さないと。















お父さんはどうやらしっかり追いかけられているようだった。


私は母を見送り、ケイちゃんのお店に行く。





『いらっしゃいま・・・・ああ、、キミか。』


ケイちゃんはこちらを一瞥する。

気のせいだろうか、昨日より体調がすぐれないような表情だ。


大量の汗に、青白い顔。

体が小刻みに震えている。



『もう、、捕まる。父さん、、、』


『そ、そうか。それは、ありがたいことだな。じゃあ僕、ボク?ボクも立ち会おうか、、、』


ケイちゃんは苦笑いで、立ち上がり店を這うようなスピードで歩いて出た。




『まさかとは思うけど・・・・。』



母にも鹿島の家の家宅捜査はお願いしておいた。


もうチェックメイトだよ?ケイちゃん。
















現場に着くと、用務員は寮から飛び降りて

気を失っていたようだ。



『死んでくれれば、手間も省けたのに。』



『そうだね、ナルちゃん。そしたら、ボクを犯した事実を知っている人間が1人減るのにね。』



『ああっ!うるさいうるさいうるさいうるさい!』



ボクはなんで教え子達を殺したのだろうか。

鹿島の敵?

本当にそうだったのだろうか。

思い出したくない真実を知っている人間を消したかっただけなのではないだろうか。


鹿島の遺書を読んだ。

目を覆いたくなる事実ばかりが書かれていた。



『違う違う違う違う違う違う違う!!!』


あの遺書は偽物だ。

偽物を公表するわけにはいかない。



だから。

そう、鹿島の為を思ってだ。



そんな過去を曝け出して、

鹿島はいなくなる必要はなかったんだ。



だからね、、、










その日は鹿島が行方不明になる早朝だった。

残務が多く、夜、鹿島に夜這いをかける気力がなかった。


だから、朝。


その日も鹿島の家の塀を上り、2階の部屋に上がった。



窓ガラスはガムテープで塞がれていた。


手際よく割った。



『はあ、はあ!鹿島っ!!ああ!もう限界だっ!濡れてしょうがない!!早くキミに、キミに!』



ボクは下着をつけずに来た。

履いていたものを脱ぎかけると。





『鹿島、、、いない?』



部屋はもぬけの殻だ。


ふと机の上を見る。




机に近づく。

心臓の音がだんだんと早くなるような気がした。

震えが止まらない。


『う、嘘だろ?』






             遺書





鹿島の机に置かれた封筒にはそう、書かれていた。


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