誰が鹿島を吊るした?
『おい、鹿島あっ、てめえ、カレーパンとイチゴミルクな。』
『う、うんわかったよ。』
パシリに使われていた。
『か、買ってきたよ。』
『うわっ、なんかお前の手汗で濡れてんだけど。キモッ!』
カレーパンを投げられる鹿島。
イチゴミルクを頭からかけられる鹿島。
『くっせー!お前風呂入ってんのかよ!』
鹿島はされるがままだった。
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『やめなよ。』
僕の前に立つ、レイプ魔
『んだ、てめえっ!』
『お、おいやめとけよ。』
『あーー、まあ、そうだな。』
引き下がるいじめっ子達。
『・・・・・。』
『全く。鹿島が何したんだっていうんだよ。』
『近づくなよ、性欲お化けが。』
鹿島は立ち去る。
どうしてわからない?
鹿島を救えるのはボクだけなのに。
ボクと寝て、あんなに惚けた顔をしているくせに。
『わからせないと。』
ボクの体を持ってしても。
自分の体をなぞる。
ハリのある肌に、しまったヒップ。
熟れた胸元。
『年頃の男の子はこういうのが好きかと思ったんだけどなあ。』
真島を呼び出す。
夕陽に照らされた教室に2人。
教室に机を並べて向かいあう。
『どうしたらいい。真島。』
『うむー。いじめじゃあ、だめかあ。いじめがあった後は助けて、優しくしてるんだよな?』
真島がボクの目を貫くように見る。
ボクは思わず固まる。
見抜かれているのだろうか。
『ああ、優しく抱きしめてあげてるよ。』
『うーん、相当だね。じゃあさあ。もっと鹿島を追い込むかなあ。』
『どうやって?』
生唾を飲み込む。
『死にかけているところに助けるんだよ。そうだな。あの桜の木の下にでも吊るそうかな?』




