ナルちゃんと鹿島の真実
時間は鹿島の担任をしていた頃に遡る。
真島と教室で向かいあっていた。
真島の上にボクはまたがり、嬌声をあげていた。
『鹿島は学生時代のナルちゃんをこうやって堪能したというのか。しかし惜しいなあ。俺だったら離さないぜ。仮にナルちゃんから襲っていたとしてもよ。』
真島に鹿島との全てを話していた。
真島なら鹿島との仲を取り持ってくれる。
そのかわりに一度抱かせろという事だった。
乱れた着衣を整える。
ショーツをあげた。
帰ったらピルを飲まないとならない。
『どうしたらいいんだい?』
真島はボクが口を開くとニタアッと口を開ける。
『鹿島を孤立させるんだよ。いじめだよ。いじめ。いじめがあれば、担任としてナルちゃんも向き合わざるを得ないだろう?』
担任がいじめに加担するということか。
なんとも週刊誌が喜びそうな企みだ。
『そしたらよ、なんとかなるからさ。担任を頼らざるを得なくなるぜ。』
信憑性に欠けるが、それしかなかった。
鹿島が神宮寺にいじめられていた時。
『鹿島!僕がわかるかっ!?』
彼は手錠をされて、顔面から血を流していた。
助けようとした。
手錠を外そうとした。
『近寄るなよ、レイプ魔が・・・・。』
ボクは我を忘れた。
鹿島の顔面を叩く。
わからせないといけない。
何度も何度も顔面を叩き、ズボンを下ろしてその場でシタ。
『鹿島も良かったろ?ほら。』
手錠を外す。
『この事言ったらさ、警察に言うから。生徒に乱暴されたって。』
『・・・クソが。』
『鹿島、まだわからないかな?キミを守れるのはボクだけなのに。』
腹に踵を落とした。
真島にもっとやってもらわないと。
ボクにとって理想の男になってもらわないとダメだなあ。
毎晩、鹿島の家に行った。
あれは満月の夜だろうか。
インターホンを鳴らしても出てこない。
2階にある鹿島の部屋によじのぼる。
パリン!
『うわっ、来るなあああああああっ!』
鹿島は護身用のスタンガンを持っていた。
当てようとしてくる。
避けて足を払った。
鹿島は倒れる。
『鹿島、何があったんだ?君のGPSを追ったら旧校舎のトイレなんかにいて・・・・。』
『GPSなんて、いつつけた?』
『誰だよ?鹿島をあんなにびしょ濡れにしたやつは?』
『・・・・。』
鹿島の手を握りしめる。
柔らかい。
砕けそうだ。
『痛いっ、痛いよおおお!!』
鹿島を抱き寄せて、
そして
犯した。
あの満月の夜に。




