表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コトバアソビ  作者: 朝生
15/32

ヒカリノハヤサ


あの星



あるように見えても

そこにはもう

ないかもしれないないんだ


それは子供の頃のこと

天体望遠鏡を覗きつつ

父が言った言葉を思い出す


遠くの星の光が地球に届くには

うまく想像出来ないような

途方もない程の距離の旅が必要だ


それこそ光の速さで進んでも

何百年とかかって


今、地球に届くあの星の光は

その頃の記憶を留めている

そしてそれを

この星に届けているのだ


何百光年も彼方から

何百年も昔の姿を

かつての思い出を

何百光年も離れたこの場所へ


そしてまた

どこかへと旅をしていくのだろう

何百光年もかけて


今、この星に入った光も

今、旅に出た


この光もまた

遥かな彼方

何百光年も先のどこかへと

きっと届く


この光が届くころ

私たちは思い出になっているだろう


この光が届くころ

あなたは何をしていますか



「ひかり」よりも「のぞみ」の方が速いこの星でなら

きっと何億光年もの遠くにも

あっという間にたどり着く

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ