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爆笑三姉妹〜陽翔・結音誕生から、燈真・灯乃、彩羽・悠翔誕生まで  作者: リンダ


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2048年初詣

2048年・新春 ― 小さな神社での初詣


夜明け前の博多。

街の空気は澄みきっていて、どこか清められたような静けさが漂っていた。

青柳家と柳川家は、元日の混雑を避け、

今年は地元の小さな神社にお参りすることにしていた。


「箱崎宮は人が多すぎるけんねぇ」

光子がマフラーを巻きながら言う。

優子も頷いて、「子どももおるけぇ、ちっちゃい神社のほうが安全やね」と笑った。



小さな鳥居をくぐって


神社は住宅街の裏手にひっそり佇む古い社。

鳥居の前には、朝日が柔らかく差し込み、

境内の木々に積もった霜がきらめいていた。


光子は、陽翔を抱き上げながらゆっくり階段を上る。

その隣で、優子が結音の手をしっかり握って歩く。

2人の後ろには、美鈴と優馬、そして修と美和の姿もあった。


「ほら、あけましておめでとう、って言ってごらん」

光子が促すと、陽翔が両手を合わせて、

「おめでとぉ〜!ばぁんばぁ〜じぃ〜!」と笑う。

結音もそれを真似して、「ことしも、ぶはぁ〜!」


神主さんが思わず吹き出して、「えらい元気な初笑いやね」と笑顔を返す。

その場がいっきに明るくなる。



家族それぞれの願いごと


お賽銭を入れて、鈴を鳴らす。

光子は両手を合わせながら、

「この子たちが元気に生まれてきますように」とそっと目を閉じた。

お腹の中の燈真が、ぽこんと応えるように動いた。


優子もお腹に手を添えながら、

「家族みんなが、笑って過ごせますように」

その隣で、結音が真似して手を合わせていた。

「ひのちゃん、げんきにうまれてね〜」


拓実がその姿を見て、思わず目を細める。

「もうすでに立派なお姉ちゃんやな、ゆのん」

優子:「そやろ〜? 母親譲りの世話焼き体質やけぇ(笑)」



神社の境内で一息


参拝を終えると、境内の休憩所で甘酒をふるまってもらう。

湯気の向こうで、光子と優子は顔を見合わせる。

「去年は本当に、いろんなことがあったねぇ」

「うん……でも、あの嵐があったからこそ、今の“穏やか”が沁みるんやと思う」


優馬が頷いて、「笑いも涙も、ぜんぶ生きとる証拠やけん」と言うと、

光子が吹き出した。

「お父さん、ちょっとカッコつけたやろ!」

「そげなこと言うな(笑)」


結音:「じぃ〜、いま、ナルシストや〜」

陽翔:「ぶはぁ〜!」


家族全員が笑い、甘酒の湯気の中に初笑いが響いた。



帰り道


参道を歩きながら、光子がふと空を見上げた。

朝の雲がゆっくりと流れ、柔らかな光が家々を照らす。

「……今年も、いい年になりそうやね」

優子がうなずく。

「うん。みんなで、ちゃんと笑って過ごそうね」


2人の背中越しに、陽翔と結音の笑い声が重なっていく。

その小さな声が、まるで春の風のように境内を抜けていった。



2048年、家族と笑いに満ちた幕開け。

それは、静かで、温かく、そして何より“無事であること”の尊さを感じる朝だった。






2048年・新春 ― ふわもちぷにすけの「爆笑あいさつ回り大作戦」


朝日がやさしく射しこむ博多の住宅街。

初詣から帰ってきた青柳家と柳川家は、

お雑煮のにおいが漂う中、ほっぺを赤くしながら玄関で準備中だった。


光子:「さぁ〜て、今年も恒例“ご近所あいさつ回り”行きますよ〜!」

優子:「よっしゃ、出発進行〜!」


陽翔:「いく〜!ばいば〜い!」

結音:「ことしもよろちくね〜!」


その“ちくね〜”の部分で、家族全員が吹き出した。

拓実:「……すでにスタート前から爆笑しとるやん(笑)」



第一軒目:古賀真理子さん宅


ピンポーン。

玄関のドアが開くと、唐揚げのいい匂いとともに、古賀真理子さんが顔を出す。


真理子:「あら〜!光子ちゃん優子ちゃん!そして……まぁ、陽翔くんに結音ちゃん!」

陽翔:「おめでとぉ〜!ぶはぁ〜!」

結音:「ことしも、うんばぁ〜!」


真理子:「ちょ、ちょっと待って(笑)どんな新年のあいさつそれ!?」

光子:「ぶはぁ&うんばぁの“新年ペアバージョン”です(笑)」

真理子:「最高やん! 今年も笑わせてもらった〜!」



第二軒目:高山由紀さん宅


由紀:「あけましておめでとう〜!あらまぁ、ふわもちコンビ、背伸びたねぇ!」

結音:「ゆきしゃん、ことしも、がんばるけんね〜!」

由紀:「あら、えらいね〜!なに頑張ると?」

結音:「あいさつっ!」

陽翔:「あとね〜、プリンたべる〜!」

光子:「そこ!?(笑)」

優子:「まぁ“食の目標”も大事よね〜」


近所の人たちが笑い声につられて顔を出す。

通りがまるで“即席お笑い新年会場”と化す。



第三軒目:森本さやかさん宅


さやか:「おめでと〜!あら?陽翔くん、おっきくなったねぇ!」

陽翔:「ぼく、おにいしゃんなった!」

さやか:「おぉ〜立派!結音ちゃんは?」

結音:「おねえしゃんになったけど、ねむたい〜」

優子:「寝起きのまま来たけぇね(笑)」


そして家の中から、さやかさんの犬・ポチが飛び出してきて――

陽翔:「わんわん、おめでと〜!」

結音:「ぶはぁ〜!」


ポチ:「ワン!(びくっ)」

全員:「あははははっ!」



ラスト:中原志穂さん宅


志穂:「あら〜、朝から賑やかね〜!」

光子:「うちの恒例行事なんです(笑)」

志穂:「あいさつできるの偉いわよ〜、ね、ゆのんちゃん?」

結音:「はいっ! じんじゃでね〜、ぶはぁした〜!」

志穂:「……初詣でもぶはぁ!?(爆笑)」

優子:「ええ、“ぶはぁ安全祈願2028”でございます(笑)」



帰り道 ― ふわもちぷにすけの勝利宣言


家に戻る途中。

陽翔:「おちゃ〜、ぼく、いっぱいあいしゃちした!」

結音:「ゆのんも、がんばったもん!」

光子:「ふたりとも上手やったよ〜!」

優子:「来年は“ぶはぁ検定”作らなきゃね(笑)」


そして、ふわもちぷにすけの二人は両手をつなぎ、

小さな声でうちなる言葉を交わす。


陽翔(うちなる声):「なぁ、ゆのん。うちらのあいしゃち、世界いけるで」

結音(うちなる声):「せかいじんじゃ、ぜんぶぶはぁしよっか」

陽翔(うちなる声):「うんばぁもセットな!」


母たちはくすっと笑い、

博多の冬空にふわっと笑い声が舞い上がった。



2048年、新年早々 “笑い初め”完全達成。

ふわもちぷにすけ、今年も絶好調である。







2048年・新春小旅行 ― ふわもちぷにすけ、曾祖父母の家へ


初詣とご近所あいさつを終えた青柳家と柳川家。

昼前には、車二台に分かれて小倉家の本家へ出かけることになった。


玄関を開けると、あたたかな空気と一緒に懐かしい声が飛び込んでくる。



小倉家の玄関前


優馬

「おぉ〜、よく来たなぁ! あけましておめでとう!」


美鈴

「まぁまぁ、光子も優子も、お腹おっきくなったねぇ。無理せんでよ〜」


光子

「ただいま〜。今年もお世話になります!」


優子

「うん。さすがに長距離は控えとこうかって話してね」


美鈴

「それがええ。じゃあ久留米と宗像には、うちらと陽翔と結音で行ってくるけん」


光子

「助かる〜、ありがとう! 陽翔、結音、ばぁばとじぃじの言うことちゃんと聞くんよ〜?」


陽翔

「は〜い! おちゃ〜、まかしぇて!」


結音

「ばいば〜い! ぶはぁ〜!」


ふわもちぷにすけの“ぶはぁ見送り”に、家じゅうが大笑い。


こうして二人は、優馬と美鈴に連れられて、久留米への小旅行に出発した。



久留米編 ― 小倉家・曾祖父母の家


車の中は、まるで即席ラジオ番組だった。


陽翔

「じぃ〜、うたうたいする〜!」


結音

「ゆのんも、たいこする〜!」


優馬

「はいはい、運転中やけど、どんどんどうぞ〜」


美鈴

「ぶはぁ放送局・久留米出張所、開局〜!」


後部座席から、元気な歌が流れる。


「ぶはぁぶはぁ〜♪ うんばぁうんばぁ〜♪」


助手席の美鈴が笑いながら振り返る。


「もう、後ろから笑いの渋滞ができそうやわ」



曾祖父母の家では――


曾祖母

「まぁまぁ! 陽翔くんに結音ちゃん! よう来たねぇ!」


曾祖父

「うわぁ、もうしっかりしとるのぉ!」


陽翔

「こんにちは〜! ぼく、ふわもち!」


結音

「ゆのんは、ぷにすけ!」


曾祖父母

「……ふわ? ぷに?」


美鈴

「あ、えっとユニット名です」


曾祖父

「おぉ〜、今どきの子はグループで名乗るんじゃのぉ!」


曾祖母

「まぁまぁ、かわいかねぇ。お年玉いっぱい入れとこ!」


陽翔&結音

「やったぁ〜! ぶはぁ〜!」


お年玉袋を開けた瞬間。


「ぶぁっくしゅん!」


二人そろって大きなくしゃみ。


見事なシンクロに、居間は大爆笑の渦だった。



宗像編 ― 黒崎家・曾祖父母の家


午後からは宗像の黒崎家へ。


着くやいなや、曾祖母の桜が大声で迎える。


「まぁまぁ! お帰り〜! あらっ、そのほっぺぷにぷにやねぇ!」


陽翔

「ぷにぷにやけん、ふわもち〜」


結音

「やさしくさわってね〜、ぶはぁ禁止〜!」


「そんな禁止ルール初めて聞いたわい!」


美鈴

「二人ともすっかり人気者やねぇ。どこ行っても爆笑発電しよる」


優馬

「ほんとや。もう曾孫エネルギー庁名乗ってもええぐらいじゃ」


曾祖父母

「よう笑わせてくれる孫たちや。ほんとにありがたいねぇ」


そして、お茶をすすりながら曾祖父母が静かに言った。


「光ちゃんも優ちゃんも、いいお母さんになったねぇ……」


優馬と美鈴は、その言葉に目を細めてうなずいた。



そのころ――


爆笑発電所の各支部でも、新春の“初笑い大会”が始まっていた。


徳島支部では、インコ一家がステージに並ぶ。


せきちゃん

「せきちゃん、かっこいい!」


せいちゃん

「ぴよぴよ〜!」


しらゆき

「ちー!」


きびまる

「ぴよっ!」


あわみ

「……ちー!」


なぜか最後にせきちゃんがもう一度叫ぶ。


「せきちゃん、かっこいい!」


会場は腹筋崩壊。



札幌支部では、小雪の飼い猫メロンとスノーが登場。


メロンは舞台の真ん中で堂々と座り、

スノーはその横でくるんと丸くなる。


小雪

「それでは猫漫才、“ゆきみメロニャん”どうぞ!」


メロン

「にゃ」


スノー

「……」


メロン

「にゃ?」


スノー

「……にゃ」


その静かなやり取りだけで、会場が笑いに包まれる。



江津支部では、春野家のももちゃんが元気に登場。


「もも、いくよ!」


もも

「ワン!」


「クロくん役、わたし!」


楓がぬいぐるみを振ると、ももちゃんがしっぽを振って追いかける。


春野家

「ほら、恋の再現コント!」


観客

「ぶはぁ〜!」



こうして、全国の支部で動物たちまで巻き込んだ“初笑い大会”が開かれた。



帰り道


夕焼けの中、車の後部座席では、ふわもちぷにすけがすやすや。


陽翔

「……じぃ〜、また、いこうね……」


結音

「ばぁばの、うんばぁ……すきぃ……」


優馬

「寝言でもギャグ言うとは筋金入りやな」


美鈴

「ほんと、親譲りやね。うちの笑いDNAは最強やわ」


車の窓の外に、オレンジ色の光がきらめく。


その光のように、笑いと愛に包まれた新しい一年が始まっていた。



ふわもちぷにすけ ― 新春編 完。








了解しました。

では、春介(12)・春海(12)は成長した自然な口調に直し、同じ爆笑テンションを保ったまま改訂しますね。



2048年・新春スペシャル ― 小倉家リビング、笑撃の再会!


夕方。久留米・宗像を巡る小旅行から戻った優馬と美鈴、

そして“ふわもちぷにすけ”こと陽翔と結音が玄関を開けると――


光子:「おかえり〜! ほら見て、もう先に来とるよ!」

優子:「あっ、ほんと! アキラ兄ちゃん、美香お姉ちゃん、それに春介と春海も!」

美鈴:「まぁまぁ、にぎやかになったねぇ!」

優馬:「まさに“全員集合2028”やな(笑)」



爆笑コント祭り・第一幕「お医者さんごっこ 〜笑いすぎ注意報〜」


春海:「おじさんたち、診察の時間ですよ〜」

春介:「先生、最近笑いすぎて腹筋が痛いです」

春海:「それは“爆笑性筋肉炎”ですね。すぐ治療します」

陽翔:「ぼく、看護しぇ……じゃなかった、看護師です!」

結音:「ゆのんは薬つくる係〜。特効薬は“ぶはぁシロップ”!」


美香:「あ〜! それ笑い止まらん薬やろ(笑)」

アキラ:「即効性ありすぎて社会復帰できんタイプのやつやな」

光子:「ぶはぁシロップって、もはや劇物指定やろ(笑)」



第二幕「ケーキ泥棒を追え!」


光子:「おかしい……冷蔵庫のいちごケーキがない」

春介:「いや俺じゃないって!」

春海:「でも口の横にクリームついてるけど?」

陽翔:「現行犯や!」

結音:「たいほ〜!」


春介:「ちょ、待て待て! 証拠不十分!」

優馬:「完全にバラエティ番組の流れやな」

美鈴:「実況のナレーションつけたいくらいやわ」


優子(即興で):「現場は博多区小倉家リビング。容疑者は甘党中学生・春介――!」

光子:「おぉ、出た“爆笑報道SP”!」

アキラ:「提供:ぶはぁ製菓!」

全員:「あははははっ!!」



第三幕「ふわもちぷにすけ、舞台初共演」


結音:「つぎは、ライブごっこ〜!」

陽翔:「ステージ登場〜!」

春海:「じゃあ、私が司会するね!」

春介:「俺、ギターのフリやるわ」


「ぶはぁぶはぁ〜♪ うんばぁうんばぁ〜♪」


春介:「……歌詞、意味わからんけどクセになるな」

春海:「わかる、頭から離れん(笑)」

美香:「ふわぷに中毒性高いもん」

アキラ:「まさか曾孫の代で“笑いの遺伝子”ここまで進化するとはな」



クールダウン・タイム


ひとしきり笑ったあと、

美鈴が湯気の立つ急須を持ってくる。


美鈴:「はい、ちょっと休憩。お茶でクールダウンしなさい」

光子:「ふぅ〜、笑いすぎて顔痛い……」

優子:「いやほんと。年始からこのテンションで大丈夫かうちの一家(笑)」


春海:「ねぇ、来年は“公式初笑いライブ”やろうよ!」

春介:「賛成。タイトルは……“ファイブピーチ★とふわぷにの奇跡”とか?」

結音:「ぶはぁフェス!」

陽翔:「うんばぁフェスもいい!」

アキラ:「もう2DAYS決定やな(笑)」



こうして、小倉家の新年は笑いと愛に満ちた夜となった。

春介と春海はすっかり頼もしい兄姉ポジションに。

ふわもちぷにすけは、“次世代のお笑い希望の星”として伝説をまた一歩刻んだ――。





2048年1月2日・赤嶺家 新年のご挨拶


門松の前で一礼してインターホン。

「はーい、どうぞお入り〜」の声に迎えられ、

美香・アキラ・春介・春海の四人が赤嶺家の座敷へ。


静子おばあちゃん:「まぁまぁ、よう来たねぇ。お雑煮できとるよ」

安三郎(曾祖父):「おお、アキラに美香、それに春介と春海!背ぇ伸びたのぉ!」


湯気立つお雑煮で新年の乾杯(もちろん未成年はジュース)。

和やかに近況を語っていた――その時だ。



事件は座敷で起きている


安三郎:「ところで優馬くんは来とらんのか?」

美鈴(電話スピーカー越しに合流):「いま別件で挨拶回っとるけど、どうしたん?」

安三郎:「いやぁ、男同士の“人生相談”をだな……若い頃の“恋バナ”いうか――」

優馬(電話の向こう):「ほほう、“実地研究”の章に突入やな?」


――妙な意気投合。


美香:「ちょ、ストップ!!未成年おる前で何を盛り上がっとると!?」

美鈴:「安三郎さん、優馬!“R-18トーク”は門松の外でやりぃ!」

春海:「うん、それは外で。風に当たって冷やしてきてください」

春介:「俺ら、笑いの研究は歓迎やけど、その分野は“圏外”でお願いします」


安三郎&優馬「……(しょぼん)」

静子:「はい、お二人さん。黒豆“まめ(真面目)に暮らす”をもう一回かみしめなさい」

座敷、爆笑。



反省…したフリ


すこしして――

安三郎(小声):「……でな、優馬くん。戦前の紳士のたしなみというのは――」

優馬(小声):「お、深い。続きは……」

美香(すかさず扇子ツッコミ):「聞こえとるわ!」

美鈴:「“反省は口だけ”選手権ぶっちぎり優勝やね!」


春海:「おじいちゃんズ、学習装置に“アップデート”必要だね」

春介:「パッチノート:『家族の前ではPG指定』」

アキラ:「お前らの言語センス、誰に似たんやろな……」

美香:「……あなたやろ(即答)」

座敷、二度目の爆笑。



記念撮影とオチ


最後はみんなで集合写真。

静子:「ほら並んで。はい、笑って〜」

一同:「あけましておめでとう!」

パシャ。最高の一枚。


玄関へ向かう帰り際、

安三郎:「今度は“人生相談”の続きやな、優馬くん」

優馬:「心得た(キリッ)」

美香&美鈴:「心得るな!!」


※この二人、これで懲りる気配……ゼロ。

赤嶺家の新年、今年も平常運転である。







「赤嶺家の初笑い 〜エロ大魔王ふたたび〜」


1月2日、昼下がりの赤嶺家。

玄関の前に現れたのは、美香・アキラ・春介・春海の4人。

新年のご挨拶にと訪ねると、広間ではすでにお屠蘇がまわり、曾祖父・安三郎が上機嫌。



開幕・お屠蘇トーク


安三郎:「おう、美香ちゃんにアキラくん、それに春介くんと春海ちゃんか!よう来たのぉ!」

静子(祖母):「はいはい、座んなさい。お雑煮できとるけぇ」


和やかに始まる正月談義――だが。

そこに電話で優馬がリモート参加し、事件は起きた。



「初代」と「二代目」奇跡の邂逅


安三郎:「ところで優馬くん、夫婦円満の秘訣はな……“夜のコミュニケーション”じゃな」

優馬(電話越し):「ほぉ〜、そこ突っ込むとは流石ですな、師匠」

安三郎:「おうとも!人生の花は――」

美香:「はいカットーッ!なに正月から“R-18放談会”始めようとしとるのよ!」

美鈴(電話越し):「初代と二代目の“エロ大魔王”会談なんて聞いたことないわ!」

アキラ:「まさかの血脈……恐るべし」


春海と春介は顔を見合わせて吹き出す。

春海:「うちの家系図、なんか危険な称号増えてない?」

春介:「“大魔王系譜”って項目追加されそうやな(笑)」



反省ゼロのレジェンドたち


一度はツッコミで鎮火したかに見えたが――

安三郎(小声):「……でな、昔は“縁側の影でな……”」

優馬(電話越し):「おお、それは“実践的研究”ですな……」

美香:「聞こえとるって言ってんの!!」

美鈴:「あんたら、反省スイッチ壊れとるん!?」


静子はため息をつきながら、

静子:「ほんに、男ってのは“永遠の中二病”じゃねぇ……」



記念撮影&オチ


全員、腹を抱えて笑ったあと。

春海:「はい、じゃあ集合写真撮るよ!」

美香:「もう“#エロ大魔王ふたたび”でSNSトレンド入りしそう(笑)」

春介:「いいね数、伸びすぎて炎上するやつや」

アキラ:「まぁ、初笑いには最高の素材やな」


「パシャッ!」

その笑顔の中心で、安三郎と優馬が満足げにうなずく。


安三郎:「ふむ、我々の“研究”もまだ終わらんのぉ」

優馬:「次世代に……伝承、ですな」

美香&美鈴:「伝えんでいいッ!!」



こうして赤嶺家の正月は、笑いとツッコミとため息に包まれて幕を閉じた。

“初代エロ大魔王”と“二代目エロ大魔王”――

その称号に、もはや誰も異論を唱えなかったという。

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