酔いどれ姉妹帰宅.そして母は長野へ。
深夜1:36 ― “帰宅直後トイレ前最終決戦”
タクシーで無事帰宅。
玄関で靴を脱ぐと同時に――
光子「……やばい、トイレ、今、限界たい」
優子「こっちも同時警報発令中」
二人、無言でトイレの前に立つ。
お互いの目がギラッ。
空気がピキッと張りつめた。
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運命のじゃんけん大会
光子「……負けたほうが限界突破ね?」
優子「うん、ルールは一発勝負やけん」
「最初はグー……」
「じゃんけん――ポン!!」
結果:優子 勝利。光子、敗北。
光子(膝から崩れ落ちる)「……神よ、なぜ私を見放した……」
優子「ごめん、姉妹の絆より、膀胱が勝った」
ドアを閉めた瞬間、(ジャーッ……)
光子「その音、拷問たい……」
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寝室では――
陽翔・結音・燈真・灯乃、すやすや夢の中。
陽翔(寝言)「おかあしゃん……のみすぎ……だめ〜」
結音(寝言)「おかあしゃん、だいしゅき〜」
燈真「ママ、トイレ……がんばれ〜」
灯乃「ママ、しゃんしゃい〜」
光子「……なんねこの寝言フルコンボ」
優子「応援団やん、完全に」
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そして静かな夜へ
トイレ戦争が終わり、二人そっと布団へ。
光子「……生きて帰れてよかった」
優子「うちも……膀胱に勝利した女やけん」
子どもたちの寝息のリズムに包まれ、
二人の笑い声がかすかに重なった。
――笑いとトイレの神様、今夜も両方降臨。
翌朝7:45 ― 「しゃんしゃいママの、寝起きはツッコミから」
朝日がカーテンの隙間から差し込む。
昨夜の“トイレ決戦”の名残を引きずったまま、光子が目をこすりながらベッドの上で体を伸ばす。
光子「……ふあ〜……あれ、私……じゃんけん負けたっけ……」
優子(隣の布団から)「勝負の神様も笑いの神様も、うちに味方しとったけんね」
光子「……いや、膀胱の神様やろそれ」
どちらからともなく笑い出し、寝室の空気がふわっと明るくなる。
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リビング ― のんびり“日曜モード”
朝食は、トースト、スクランブルエッグ、ウィンナー、そして昨夜の反省会を兼ねた“白湯”。
子どもたちはテーブルの下で、積み木で遊んでいる。
結音「おかあしゃん、きょうはおさけのまないの?」
優子(コーヒーを吹きかけそうになり)「な、なにその質問!」
陽翔「おかあしゃん、きのう“じゃんけんのひと”やったもんね〜」
光子(爆笑)「おい、じゃんけんのひとって新しい肩書やん!」
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帰路 ― のんびりドライブ帰宅
朝食後、片付けを済ませて、翼の運転で光子一家、拓実の運転で優子一家がそれぞれの自宅へ。
子どもたちは車内で爆睡、ラジオではファイブピーチ★の「笑顔のチカラ」が流れている。
光子(助手席で)「なんかさ、昨日の夜……うちら、まだ学生の頃みたいに笑っとったね」
翼「笑ってるときが、一番“青柳光子”っぽいよ」
光子「……ありがと。あんた、たまに詩人やね」
一方の拓実カーでは、
優子「昨日のトイレの勝利、動画再生100万超えやって」
拓実「……あれアップしたんかい!」
優子「M&Y公式は“人生はじゃんけんとトイレのタイミング”て書いてる」
拓実(頭を抱えながら)「世界一どうでもいい名言やな……」
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昼前 ― それぞれの家で、いつもの日常
光子は庭で洗濯物を干しながら、空を見上げる。
光子「……今日もいい天気やけん、笑い日和やね」
優子はキッチンで子どもたちとホットケーキ作り。
結音「まぜまぜ〜!」
灯乃「おいし〜くな〜れ!」
優子「ほんとに、うちの家、笑いが材料やね」
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日曜日の朝。
昨日の爆笑を引きずりながらも、家族の笑顔がいつもの場所に戻ってくる。
笑って、ツッコんで、優しく包み込む。
そんな**“爆笑ファミリーの普通の日常”**が、今日も静かに始まっていくのであった。
日曜の朝 9:10 ― 博多南家、いつもの“朝から全力”
リビングから漂うコーヒーの香り。
ゆっくりと寝室から出てきたのは、光子と優子の両親――美鈴と優馬。
二人とも、なんとも言えない“日曜モード”の顔で伸びをしながら登場。
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美鈴、全国大会モードON
美鈴(髪をひとつに束ねながら)
「ふぅ〜、あと数日で全国大会かぁ……体が鈍っちゃいかん。今日も朝からスパイク打ち込むばい!」
光子「お母さん、朝ごはん食べる前にもう“闘志のサーブ”やん」
優子「さすが“博多ドンタクス”キャプテン。日曜の朝から全国モード全開ばい」
美鈴(満面の笑顔)「あたりまえたい!“笑って支えて五十路で空を見上げる”やけん!」
その横で、すでに優馬が着替えていた。
お腹まわりのゴムがちょっと伸び気味の――タマゴジラTシャツ(公式応援用)。
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優馬、謎の応援ファッション
優馬(得意げに)「今日はこれで応援するばい。“たまご+ゴジラ=勝利の化身”っちゅう意味や」
光子「……たぶん誰も理解できんと思う」
優子「てか、それ、どっからそんな組み合わせ出てきたん?」
優馬「イメージたい!“殻を破って燃える情熱”ば表現しとると!」
美鈴「あんた、まずはお腹の殻破って筋トレせんね!」
――見事なツッコミ炸裂。
リビング中が大爆笑に包まれる。
陽翔と結音、燈真と灯乃まで転げながら笑っている。
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出発前のひととき
美鈴はタオルを首にかけ、
「行ってくるばい!今日は最後の仕上げ練習やけん!」
と気合いを入れる。
優馬「よっしゃ、俺も応援準備完了!ゴジラTの力、見せたるばい!」
光子「……お願いやけん、体育館で叫びすぎて退場にならんでね?」
優子「去年、点入るたびに“ぐぉおぉ〜!”って唸っとったやん」
優馬「それがチームの士気を上げるっちゃ!」
美鈴(ツッコミ気味に)「うるさくてサーブ見えんって言われたとよ!」
再び大爆笑。
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エンディングナレーション風
その日の午後――
美鈴は体育館でスパイクを叩き込み、チームメイトたちと汗を流す。
優馬はスタンドでタマゴジラTシャツを誇らしげに掲げ、
「がんばれドンタクス〜!!!」と声を張り上げていた。
――この夫婦、どちらも“本気”の人。
笑いも情熱も、全力でぶつかる。
その背中を見て育った娘たちも、今日また一つ、
“家族の熱さ”を思い出すのであった。
長野行きの朝 ― 博多南発「笑って全国!」号
朝7時。
青空の下、博多駅のロータリーに白い観光バスが停まっていた。
バスの側面には――
博多ドンタクス 全国大会出陣!がんばるばい!
の文字と、
小倉美鈴の満面の笑顔のイラスト。
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全国大会へ、笑顔で出発!
美鈴(バレーウェア姿で)
「よっしゃ、全国大会やけんね!思いっきり楽しんでくるばい!」
優馬(たまゴジラTシャツ+タオル首掛け)
「応援席から“ぐぉおお〜!”て吠える準備万端たい!」
光子「……それ、また怒られるパターンやけん」
優子「去年、“ゴジラ音でサーブ集中できん”て審判に注意されとったやん!」
美鈴「うるさい応援団長は今日も元気やけん、それで良か!」
バスのドアが開き、チームメンバーと美鈴が乗り込む。
バスの車体にはもう一つの文字――
“楽しく日本一!” by 博多ドンタクス
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「美鈴クラブ」始動!
全国大会出場を機に、
全国の主婦バレーファンたちが自発的に立ち上げたファンクラブ――
「美鈴クラブ」
SNSではタグ #美鈴がんばるばい #五十路スパイク #笑顔で日本一 がトレンド入り。
福岡、札幌、名古屋、山口、江津、仙台、東京、沖縄――
全国からメンバーが続々と長野に集結中。
古賀真理子(博多支部代表)
「今日の合言葉は“笑顔スパイク”よ!整骨院送り上等たい!」
高山由紀(副団長)
「バレーボールで腹筋鍛える前に、笑いで腹筋割るけん!」
森本さやか「私、応援うちわに“がんばるばい&ボケるばい”って書いてきたよ〜」
会場前は、もはや**バレー大会というより“博多漫才フェス”**の様相。
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光子・優子からの見送りメッセージ
M&Y公式SNSより:
「お母さん、美鈴キャプテン、全国大会がんばってね!
博多の笑いとスパイクで、全国制覇しちゃって!」
コメント欄はすぐに爆発。
「たまゴジラTの人、また来るの?」
「整骨院予約しとくわwww」
「博多ドンタクス推し確定です」
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出発の瞬間
美鈴「じゃあ、行ってくるけんね!日本一、笑って掴んでくる!」
優馬「任せとけ、帰りは駅で“博多ドンタクス優勝凱旋口上”すっけん!」
バスが発車。
窓から手を振る美鈴の笑顔は、
まるで博多の太陽みたいにまぶしかった。
ナレーション:
こうして、五十路のキャプテンと、たまゴジラTの応援団長は、
長野へ――笑いと情熱を乗せて出発した。
次の爆笑と感動は、もうすぐ全国の舞台で。




