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異世界で始める白猫少女との二人暮らし ~だったのは最初だけ。最強の悪魔女が美少女ハーレムの主になって神々と世界を従えるチートな日常譚~  作者: こみやし
59.白猫少女と神様体験

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59-05.特別強化合宿


「ちょっと。ノアは出禁だと言ったじゃない」



「でもだよ」


「あぁん?」


「ごめんなさい……」


 シクシク……。



「放り出しなさい。今すぐ」


 酷い言い草だぁ……。



「セレネ。今回は見逃してください。私は強くなりたいのです。先日の件では何の役にも立てませんでしかたら」


「なら一人で修行なさいよ。それかハルカとルーシィのところへ混ざればいいじゃない。ノアはノイズなのよ。今回は」


 言い方は酷いけど、セレネの言い分にも一理はある。今回の主なメンバーとノアちゃんでは実力差がありすぎる。ノアちゃんに教官役を頼むことは出来ても、ノアちゃんの修行に適しているわけではない。



「アルカを取ったりはしませんから」


「それでどうやって修業をするつもりなのよ。そもそもノアの目指している強さってそういうものじゃないのでしょ」


「それは……その通りですが」


「わかっているでしょう? 私はあなたの為に突き放しているのよ。最近また緩みすぎではないかしら? 楽しむのも大切よ。けれど楽しむことを目的にしてしまえば話は別よ」


「……はい」


 ノアちゃんが強くなるには、神の領域に届かせる力が必要だ。それこそ、ルフィナの眼のような何か特別な力だ。


 私たちが今いるこの場所は、電脳空間の「ILis」だ。技量や精神的な成長には向いているけど、肉体を神に近づけられるわけじゃない。何か特別な才能に目覚めることもない。あくまでも蓄積された技術を体感出来るだけだ。


 セレネの言うことは全く以って正しいものだった。



「私が相手をするわ。ハルも付き合いなさい」


 イロハとハルちゃんが現れた。



「もちろん私もお供致します♪」


 ツク姉もだ。



「るー」


「ルーちゃんも?」


「ノエルー」


「頼まれたの?」


「る~」


 ふふ♪ ありがとう♪ 皆♪



 ノアちゃん、イロハ、ハルちゃん、ツク姉、ルーちゃんの五人は別のエリアへ移動した。


 このまま皆も「ILis」で研究をしていくようだ。先日のゾンビたちも既に再現が済んでいる。ピンポイントな対策を練ることは可能な筈だ。そこから何かしらのヒントは得られるかもしれない。ノアちゃんが次のステップに進む為の何かが得られるといいのだけど。


『私も見ておくわ♪』


 ありがとう、アイリス。お願いね。


『マスター。私はシュリに渡す機体の設計を行おうかと』


 いいわ。好きに過ごして。シーちゃん。


『はい。マスター。感謝します』


 シーちゃんも離れていった。私とセレネと今回の生徒たちだけが残された。



「それじゃあ皆! 修行開始よ!」


「「「「「「「がってん!!」」」」」」」




----------------------




 今回の生徒はハスミンちゃん、メルちゃん、ベアル、フラン、キトリ、マチェーレ(マチルダ&エレノア)の七人だ。


 当初の想定よりだいぶ多い。声を掛けたら想像以上に反響があったのだ。


 実はまだ他にも希望者はいたのだけど、今回は比較的実力の近い子たちだけに絞ることにした。悪いけどネリーたちはまた今度だ。



 そして特別講師として、アストレアとカイルちゃんにもお越し頂いた。目標は七人の生徒たちをカイルちゃんのレベルにまで引き上げることだ。


 カイルちゃんは少し早く修行を始めていたのもあるけど、神であるアストレアが付きっきりで世話を焼いていたのもあって、他の子たちよりも頭一つ抜けている。他の子たちの目標として相応しい実力者だ。もちろんカイルちゃん自身もこの強化合宿で大きく実力を伸ばすだろう。



 しかも今回はそれだけじゃない。更にもう一人特別に呼んである。



「さあ! 纏めて掛かってきなさい! 先ずは全員の実力を見てあげるわ!!」


 生徒たちの前に立ち塞がったのはアリアだ。


 何故だか今日は大人モードだ。可愛い。綺麗。さすアリ。



「アリア~! やり過ぎちゃダメよ~!」


「がってん♪」


 十秒と保たず、生徒たちは全滅した。

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