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異世界で始める白猫少女との二人暮らし ~だったのは最初だけ。最強の悪魔女が美少女ハーレムの主になって神々と世界を従えるチートな日常譚~  作者: こみやし
58.白猫少女と新世界開拓

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1811/1921

58-24.顛末・後編 ー 【58章のまとめ】


 あれからクランはどうなったかしら?



 先日のクランマスター会議では、ムスペル王国近辺を主な縄張りとする七つのクランが集まった。


 そこで私たちは同盟アライアンスを組むことにした。目的は世界の影に潜む黒幕、エデルガルド卿の打倒だ。


 集まったのはいずれも経験豊富なクランマスターたち。その手の不自然さには以前から気付いていたのだろう。私の提案は満場一致で認められ、私たち【デウス・グラティア】を代表に、そのマスターである私、シノミヤを盟主とすることで合意が取れたのだった。



 クランマスター会議の後、私たち以外の六つのクランの中で最初に接触してきたのは、世界最大のクラン【大遠旅団】だった。


 私はかつて大遠旅団と活動を共にしていた事があり、その際に縁を持った『メルちゃん』こと、メルビスと再会した。


 メルちゃんのお姉さん、ベルメルさんには昔お世話になったので、私はメルちゃんを歓迎し、メルちゃんの提携案を受け入れることにした。


 とはいえ条件は付けさせてもらった。その条件とは、メルちゃんに大遠旅団を辞めてもらうことだ。提携は表向きのものではなく、密かに結ぶこととした。


 何故ならうちのクランは秘密が多すぎるからだ。しかもどれもこれも公には出来ないものばかり。かといって全く出せるものが無いわけでもない。だからメルちゃんが身内になってくれると言うなら、信頼して任せようと考えたのだ。


 メルちゃんには、大遠旅団のクランマスター、グレンさんと相談してからもう一度来てくれと伝えて帰ってもらった。


 私が留守の間にメルちゃんが覚悟を決めて移籍しているかもしれない。他のクランからも接触があったかもしれない。諸々気になるところだ。



 クランの件はいつもどおりジュジュたちに任せ、私は外界へと飛び出した。目的は『新世界』の開拓だ。


 先んじてテラスたちが活動を始めてくれていた。


 私たちは新世界に向かう前に、一度エルちゃんこと女神エーテルの守護世界を訪れた。世界樹の苗を貰えないかと考えたのだ。エルちゃんは快く分け与えてくれた♪


 そこで再会した銀花お姉ちゃん、ユーシャお姉ちゃん、シュリちゃん、シュテルちゃんにも同行してもらい、私たちは新世界へと赴いた。


 最初に新世界へ世界樹を植え、新たに名付けを行った。


 世界に、リマリアール。世界樹の化身には、リマニア。


 リマニアには、テラスと契約を結んでもらい、テラスをリマニアールの正式な守護神とすることに成功した。



 世界樹が根付いたことにより、エルちゃんの世界と世界樹を通じて繋がる事ができた。


 その繋がりを通じ、エルちゃんの世界からキスカちゃんとファスタちゃんが応援に来てくれた。


 二人は世界樹の管理者だ。世界樹式の世界管理には、世界樹の化身、世界樹の管理者、世界の守護神、三名が必要だ。


 化身は守護神に強く、守護神は管理者に強く、管理者は化身に強い。そんな三すくみの力関係が存在している。


 リマニアールには、化身のリマニア、守護神のテラス、管理者のファスタちゃんが担当することになった。



 同様に、私世界にも世界樹を植えることにした。


 新たに化身のカディアと管理者のアネルが生まれ、守護神には原初神お姉ちゃんが就任してくれた。


 他にも元々私世界を管理していたアリスや、お姉ちゃんがいずれ守護神を引き継ぐと宣言したアルルも関わっていくことになる。


 皆やる気満々で心強い限りだ♪


 先日の守護神争奪戦は色々と驚いたけれど、あれはあれで楽しい催しだった♪ 百万人の私世界住民たちにも存分に満喫してもらえたようで、早くも次のカードゲーム大会はいつなのかとせっつかれている。……あら? 守護神は? 実はそんなに興味なかった? ふふ♪ まいっか♪ そっちはお姉ちゃんがやる気になってくれたもんね♪



 世界樹ネットも無事に繋がり、配信システムも一部始動したので、私は一旦クオレリアに帰ることにした。


 けど今度はそう時間を掛けずに戻ってこれる筈だ。少なくとも数百年も経つなんてことはあり得ない。それもこれもシュリちゃんたちが頑張ってくれたお陰だ♪ 本当にいくら感謝しても足りないくらいね♪ お礼に何か用意しておきましょう♪ シュリちゃんは一番何を喜んでくれるのかしら♪


『何でも喜ばれるかと。シュリは研究マニアですから』


 ふふ♪ シーちゃんもすっかり仲良くなったわよね♪


 そうだわ♪ シーちゃんの分体とかどうかしら♪


『よろしいのですか?』


 シーちゃんさえ良ければね♪


『感謝致します。マスター』


 ふふ♪ シーちゃんも一緒にいたいのね♪


『はい。マスター』


 よかったね♪ シーちゃん♪

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