第70話 無事出産
終に茜ちゃんと大輝の子供が産まれた。同時に出産を迎えたので、蘭さんは大忙し!私も手伝いたかったけど、無免許の私にできることはお湯を沢山沸かすことと、清潔な布をたくさん用意すること。
めでたくも茜ちゃんも大輝も無事に出産を終えることができた。しかも産んだ子が女の子で私は嬉しい!大志と大輝が兄妹だからかなぁ?二人の女の子は双子みたいにそっくり!可愛い~‼
兄となった大和も大斗も喜んでいる。
大和の妹が大佳。大斗の妹が大己。ひろみって音が被っちゃったケド、仕方ないよね。
大和も大斗もシスコンにならずに可愛がってほしい。その妹’sもブラコンにならないでほしい。
すでに大志も朔斗君もメロメロ。二人して「「嫁にやらん」」宣言。それは無理だから……。自分たちは嫁にやらん宣言を突破して娘たちと結婚してるんだから。
大雄さんとしては、愛でるのみ!だからいいみたい。いつかは嫁に行っちゃうかもなぁ。って達観して見ることができるみたい。
閑話~嫁の胸
二人とも産褥期には何もできないことを知っているので、二人で論戦をしている。
「うちの大輝の爆乳こそ至高!いくら揉みしだいてもその手から溢れる爆乳!」
「何おう!デカけりゃいいってもんじゃないんだよ。あのこの手に収まる胸の大きさ!何とも彼女の全てを征服したかのような感覚に陥る!最高じゃないか?」
「しかしだ!実際には征服できていないんだろう?爆乳は手の平だけでなく俺のこの腕でも抱きしめなくてはいけない!いや、すべきだ‼腕全体だ。そしてその双丘に顔をうずめると天国。このまま死んでもいいかな?なんてことが頭をよぎってしまう」
「そんな小技。小者のすること。彼女が上での際。向かい合っての騎乗位だな。揺れる彼女の胸!そして彼女の乱れた可愛い顔!爆乳では顔や表情は見えまい!」
「くぅぅ!そう!俺が上だがバックの時だな。あの溢れんばかりの胸を堪能できるのは夫であるこの俺の特権だろう!」
「なんだとぉ?バックだと?そんなのはお前風呂で立位で体験してみろ!したことあるのかよ?その時にはこの手に収まるあの胸の大きさが何ともいいんだよ!」
「立位は向かい合った方が最高だろう?彼女を抱き寄せて、その胸に俺の顔をうずめるのさ。最高だろう?」
「「でもなあ…先端のあの感度が最高なんだよな!」」
「わかるか兄弟!」
「わかるとも!」
オトコタチハワカチアッタ
その時二人にはさっきと共に「ん゛、んんっ」と低い咳払いが聞こえた。視線の先には顔を真っ赤にして大和の耳を抑える茜ちゃん、怒った顔で大斗の耳を抑える大輝の姿とともに、威厳の塊である二人の父・三代目の姿があった。
途端に二人は委縮した。
私は大佳と大己を抱きかかえていた。
産褥期のやるせない思いだったんだろうけど、男二人で何を語り合ってわかりあってんだか……私はちょっと茜ちゃんと大輝が不憫になった。
大雄さんに雷が落とされたのは言うまでもない。




