第45話 女の戦い
チョロかった…。
朔斗君あっさり陥落。インターナショナルスクールに通う女子高生(15)を部屋に連れ込みました。
爆乳で良かったね。朔斗君は爆乳が好きなのかぁ。
それから3年が経ち、大輝は正式に白虎商事CEOの秘書として働きだした。本人曰く、「取引先の人間が皆私の胸を見ていく。気持ち悪い」そうだ。
「大海~、大輝が取引先の人間が胸見ていって気持ち悪いんだって。大輝は内向きの仕事だけにして、外交的な仕事は他の方にお願いしたら?」
「そうすると、身内贔屓とかいろいろ言われると思うのよ。女の嫉妬って面倒だから。特に胸の大きさを理由にしてるでしょ?「自意識過剰」とかも言われると思うよ?」
女ってコワイ。「自意識過剰」というか、事実だから仕方ないじゃん。
「そういうわけで、大輝を外にも連れて歩いてるんだけど?」
そっかぁ。っていうか、大海がまず、胸の大きさ嫉妬してるよねぇ?
「身内贔屓でもなんでもいいから内向きの仕事にしてあげて!」
女の職場は怖かった……。
「これ、さっき取引先から頂いたデータなの。今日中にまとめておいてちょうだい!」
というように大輝の机には山のように処理しなければならないデータがあった。が、しかし、大輝のデータ処理能力によってデータの山は無くなった。
「データをCEOのPCに送っておきました。では今日は失礼します!」
と定時帰宅するようになった。
大輝がデータをキレイにまとめてあるので訂正することもなく、
「さて、私も帰りましょう。では、皆さんお先に失礼します」
とCEOも帰っていった。残されるのは、大輝にデータ処理を押し付けた秘書。外回りに連れ歩くにはいいがデータ処理能力は大輝に到底及ばない。本日も残業也。
朔斗君は殴られるのを覚悟して大雄さんに、大輝との交際を認めてほしいと嘆願をした。本日が3回目。いい加減に認めてあげればいいのに。
「あ、朔斗さん。いらっしゃい」
「朔斗さんだあぁ?」
「私が10代の頃からの付き合いだもん。そうだよね?」
「PCを教えていただいたのが縁ですね」
「確かに川野の情報収集能力はいい感じだが、それとこれとは別だぁ!」
大人げないなぁ。大志は殴られたの1回よね?やっぱ立場とかあるのかしら?
「大雄さん、朔斗君は100%極道だけど、大輝は30%くらいしか極道じゃないわ。残りはカタギよ?ヤクザもんと付き合おうってカタギがいるんだからいいじゃない?」
「…ユキがそんなに言うなら。交際までだからな!それ以上は認めてないぞ!」
それ以上って何だろう?婚約?結婚?
大雄さんの頭が固そうなので、「できちゃった婚を目指しなさいよ!」と、こそっと朔斗君に言っておいた。




