第102話 外伝⑱ 大輝の誕生
日課となったユキとの夜の営みではあったが、特に何もなかったので俺は完全に油断をしていた。
ユキも驚いたことだろう。腰を抜かしてる場合じゃなかっただろうけど。
大志と大海との年齢差が9才の子を妊娠したという話。
ユキの年齢ならアリだ。俺?俺はほら、そこらのオバハンなら「あら~ご主人お元気ね~」で済むだろう。
更に大志は最近いきなり新橋のとこの娘の茜と婚約をしたいって言いだしたし。
早くないか?
なんでも、「茜が可愛くて変な虫がつく前にもう自分のものだと主張をしたい」そうだ。気持ちはわかるが小学生…早いだろう?せめて義務教育が終わってからでも。さらに妥協するなら小学校を卒業してからでもいいだろう?とは思うが、本人の主張。茜も大志の事を想ってるらしいし、そこはこっちが折れてやった。
幸いにしてか?女児が一人生まれた。大輝という子だ。
双子は大変だからね。もう身に染みてわかっている。
この子がまた困った。
どこの遺伝だ?成長すると、見事な爆乳娘に育った。これは嫁にやりたくない。
「大雄さんの家系でどなたか胸の大きな方いませんでしたか?」
そう聞かれても記憶にない。そんな爆乳なら記憶に残るはずだ。
義務教育でも何やらこの娘は目立つようで(俺の子だ。当然と言えば当然)、特定の誰かに虐められているわけではないが、あまり学校に行きたがらなくなった。
それでも、十分な学力を備えていた。その上、義務教育の学校に行かなくなったことで、逆に大輝のPCの技術が花開いた。
そのせいで、朔斗と結婚することになったが……朔斗は爆乳が好きなのか?
大輝個人を見てやってほしい。今まで会う人皆大輝の爆乳ばかり見ていたんだろう。中学生など、まぁそうだろうな。男子は欲望。女子は妬み。そんな中なら学校に行きたくなくなるだろう。
大輝は家でPCを指導することになった。朔斗に個人レッスンをマンツーマンでしてると聞いた時は、「何てことだ!」と思いすぐにユキも指導を受けてもらいに行ったのだけども……。
まさかユキが大輝を煽るとはなぁ。
本人は秘密にしているつもりかもしれないが、この屋敷の中の事は俺の耳に入るようになってるんだよな。
それで、大輝が朔斗を誘惑して二人が付き合う事になった。
この時点では大輝はまだ15才。警察に朔斗を突きだしてもよかったんだが、朔斗の過去とか探られると面倒なので、なかなかこっちも手が出せず……。
大輝が18才になった時に大輝が妊娠してついに朔斗が俺に『大輝と結婚させてくれ』というようなことを言ってきた。
殴った記憶がある。あいつもアラサーで18才の子を妊娠させたというなかなかの強者だ。
その後はなんだか孫が産まれるラッシュのように毎年産まれていた。
大輝以降子供はできていないけど、実はビクビクしている俺なのです。俺はいつまでも現役だからなぁ。赤川のオッサンとは違うぜ?




