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従士としての日々の徒然

※この回はダイジェスト回になっています

********

↑のような表記は日付の間隔が空いていることを意味しています

 

 

 ********

 

 

「はい、こちらで登録は完了です。この紙を担当者に持ち込んでください」


 騎士団の宿舎が置かれている建物群の一画に置かれた事務所と思しきその建物で、私はメガネをかけた美人のお姉さんからその紙を受け取る。


「ありがとうございます」


 お姉さんが私の署名を確認して返してきた書類には『従士契約書』と書かれていた。契約書というだけあって署名欄があるけど、書いてある中身は“六年以上昇格がなければクビ”とか“従士だからといって犯罪は容認しない”とか、そんなことが堅苦しい言い回しで書かれているだけ。これに同意できなければ当然従士にはなれない。


 とは言え、四年間地道に訓練を重ねてお父様を説得し切った割には従士って簡単に慣れてしまうものなんだな、と冷めたことを考えながら事務所と思しき建物を出る。

 従士なんて、見習いとは言っても殆ど雑用係みたいなものらしいし、サブスクの登録より簡単なのかも。

 そのくせ訓練は厳しくて、雑用も力仕事ばっかりだし扱いも雑だから根性のない人は去っていくけど。


 昇級すればもちろん程度に応じて権限も増えるし、貴族階級と同じ扱いを受けることもできるけどそんなに簡単なわけもなく。要は気合いと根性の世界なので当然のし上がることができなければルカさん護るどころか近くに行くことなんてもってのほか。


「にしても、担当者ってどこにいるんだろ…」


 ざっくり見回しても周囲にそれっぽい人はいない。書類をもらった場所に写真があったからその人を探せばいいんだけど…。


「ぅわぷ!」


 ぼけっとしてたら曲がり角で誰かとぶつかってしまった。思いっきりぶつかってしまったせいで痛む鼻を押さえながら慌てて頭を下げる。


「も、申し訳ありません!」


 この場で上官や先輩でない人なんて早々出会えないので平謝りだ。もしいちゃもんつけられたらたまったもんじゃないと思いながら頭を下げていると、聞き覚えのある声が聴こえる。


「その荷物…新人か?」

「!?」


 前世であまりにも聴きまくった声に驚いて頭を上げると、そこには本当にルカさんの姿があった。

 今日も前髪で目元はまともに見えないのに、隙間からちらつく新緑の瞳に惹き込まれて呼吸を忘れる。

 まるで時間が止まってしまったみたいな感覚だ。心臓だけが爆音に感じて、相手に聴こえていないかが不安になってしまう。


「おい」

「! は、はい!」


 存在に見惚れて固まっていたら、かけられた声に変な声で返答してしまった。

 でも本当に何回聴いても頭おかしくなりそう。絵は原作の絵なのにアニメの声で喋ってるような…なんか理想が形になったような感覚になる。アニメの二期全部見る前に死んだけど…。


「どうした? 体調でも悪いか?」

「いえ…人を探していたものでして」

「人を? あぁ、アギラを探しているのか。彼なら従士寮の前で新人を待っているはずだ。今日はいるのは君だけではないからな」

「え、ご、ご丁寧にありがとうございます!」


 えぇ〜〜〜〜!?

 ルカさん優しくない!?


 やばい興奮で頭おかしくなりそう。漫画で見た時も子供の時道案内してもらった時も全部そうだったけど、この人話し方が事務的なだけで丁寧で優しいんだよなぁ!

 従士希望ってだけでもっと下に見ていいはずなのに全然普通に接してくれるじゃんやばいこの人天使かなにか?


「で、では私は早速向かわせて頂こうかと…教えてくださりありがとうございます! ぶつかってしまい申し訳ありませんでした!」


 興奮しすぎて心臓がもちそうにない。やばいルカさんが目の前にいる実感がすごくて頭おかしくなりそう。

 なのでここは早めに退散して…


「君」

「は、はい?」

「どこかで会ったことはないか?」

「ふぇ!?」


 急に何!?

 そんなナンパの定型句みたいな!

 いやいやいや、でもルカさんはそんな描写なかったし、そんな人とも思えないし…まさか初対面の時を覚えてるってこと?


「いえ…騎士の方とお話ししたのは、六歳くらいの時にこの街に来て道に迷って以来です」

「…そうか、すまなかった。引き留めておいてなんだが急いだほうがいい」


 私の言葉にルカさんはそれだけ残すと、何事もなかったかのように去っていった。

 かといってこっちからあの時の話をするのも気が引けたし…うっかり異世界転生の話に発展したらそれこそ収拾つかないから適当なこと言っちゃったな。


 まぁでもいいか、私は彼に私を見てほしいわけじゃないし。

 彼が護れればそれでいい。


「あの」

「!?」


 なんて考えていたら今度は背後から声がして、驚いた体が跳ねる。反射的にばっと振り向くと、そこには私より背の小さな赤毛の女の子が萎びたほうれん草みたいになって目の前にいた。


「あの…この書類の担当の人探しててぇ…知りませんかぁ…!」

「…」


 彼女の言葉に全てを察する。

 あぁ、同じ穴のムジナか…と。


「…私もその人に会いに行くんで、一緒に行きますか?」


 そうくれば、見放す気にはなれないと手を差し伸べる。

 

 

 ********

 

 

 この間道に迷っていた女の子はニコと名乗っていた。明るくややサバサバした性格と親しみやすい庶民感に懐かしいものを感じ親しくなってから早三ヶ月。

 彼女と仲良くなって三ヶ月ということは、私が従士となって三ヶ月経つことにもなる。


 しかし短いこの期間ですら山のような雑務と食事当番や掃除当番に追われ、今も目の前で赤毛のツインテールを揺らすニコとともに騎士たちが訓練用に使っていた武器の手入れをたった二人で行なっているところ。


「ぐぬぬ…どんな使い方したらこんなに武器がボロボロになるのさ!」


 ニコはぐぬぐぬと悔しい時の口癖を言いながら必死に槍の切先を磨いている。私は私で大剣の刃こぼれを研ぎ直しているわけだけど、彼女の言った通りここに置かれた武器たちはどれも粗雑に扱われていたのがよくわかる程度の具合だ。

 しかしこれも立派な従士の仕事。従士たちは皆騎士たちや自分たちの使った服や訓練用の武器を当番制で手入れして、同時に食堂の食事や各寮の掃除に訓練場の整備まで全部当番で回しながら行なっている。


 よほど人が少なければ騎士の人たちが手伝ってくれたりするけど、基本的には班分けされた従士たちが協力してこれらの雑務を回し、その上で騎士になるための訓練を行なっているわけで…正直睡眠時間は短い。

 だけど悲しいかな、社畜であった頃よりはずっと眠れている。その代わり肉体労働で割と体はボロボロだし、爪に入り込んだ泥が綺麗になる予感はしない。


「はぁ…」


 それにしても、とため息が出る。一日中訓練で使い潰されてるって言ってもこんなにボロボロにされたら武器が可哀想だ。

 どの武器も刃こぼれや柄の部分が痛んでいたり、物によっては刃と柄を繋ぐ金属部分が取れかかってたりしている。これ、明日までに全部直せるかな。


「誰なんだろ、こんなひどい使い方するの…」

「どうせゴアとその取り巻きでしょ。あいつら乱暴のお手本みたいだもん」

「あぁ…そうかも」


 呆れたようなニコの言葉に納得する。

 確かにゴアは私たちより少し先輩で騎士への昇格候補に上がってるらしいけど、ゴアとその取り巻きはヤンキー上がりみたいな粗暴な奴らばっかりで、態度はいつも傲慢だし見ていて恥ずかしくなってくるほどだ。


 正直、強さだって筋肉ムキムキのマッチョマンだから力押しができてるようにしか感じない。言い方は悪いけど技術としての剣術なら私の方が強いって確信を持てる。

 とは言え、口で何を言っていても武器が治るわけではないので作業を進める。すると自然とお互い口数が減って、倉庫の中では武器の手入れをする音だけが響いていた。

 

 ***

 

「…あたしさ」


 作業を始めてどのくらい経っただろうか、時間の感覚も少しわからなくなってきたところで不意にニコが呟く。


「?」


 急な語り出しに私が疑問を返すと、彼女は気にしていないのかそのまま言葉を続けた。


「食い扶持に困ってここにいるんだよね。親は死んだのに兄弟は食べさせてあげないといけないからさ」

「…えらいね」


 どうして急に身の上話を? と感じた言葉は静かに飲み込む。その言葉はこの場ではあまりにも無粋だ。彼女は何かを伝えたいのかもしれないと思うと特に。

 その上で素直に彼女の行動に感心した。自分の食い扶持だけでなく家族まで養おうなんて、そんな精神が私の中に砂つぶほどでもあったなら私はこの場所でこんな身勝手なことはしていない。


「従士ってさ、すごいよね。食べるものも寝るところもあって、それなのにちょっとだけど給料もでる。それだけでも兄弟にゴミ漁らせるよりマシだよ」


 そう言ってから「あはは」とニコは自嘲するような乾いた笑い声を付け足した。

 だけど彼女の言いたいことがわからないでもないと思うと、私は何を返してあげるべきかわからなくなってしまう。


「イザベラはさ、どうしてここにいるの?」

「動機ってこと?」

「どう…? 難しい言葉はよくわかんないけどさ、なんだっけその…理由? みたいな」

「あぁ、なるほどね」


 彼女の問いに私は自分の身分を自覚する。“動機”というなんでもない言葉が難しいと言われるとは思っていなかった。

 私は動機としての理由と意味としての理由、どちらを問われているのかとふと疑問に思っただけ。


 動機としてはあの人を守るために。

 意味としては自分ができることを常にするために。


 だけど、ニコはその二つの違いがわからない。私が受けていた日本での教育は、やっぱりこういった世界観では高等に描かれているのだろう。


「私はね、やりたいことがあるの」


 ならば最もシンプルな答えが、彼女には伝わるような気がした。


「やりたいこと?」

「そう。私にはたとえこれまでの全てを失っても、何を犠牲にしても、命に代えてもやりたいことがある」

「…それって?」


 ニコは控えめに問う。

 でもそんなことしなくても、怖いことを言うわけじゃないのに…なんて私は考えながら答えを口にした。


「大切な人を、護り切ること」

 

 

 ********

 

 

 今日は剣のぶつかり合う高い音がよく響いている。

 この間従士としてここに来てから一年経ったとニコが祝ってくれたけど、逆に言えば一年私は昇進できなかったことに焦りを覚えた。


 ニコの気持ちはわかる。ここでの日々は過酷で目が回るし、毎日泥のように眠っては眠い目を擦って早朝には訓練が始まる…そう思い返すと一年同じ生活を続けられただけで大したものだ。

 だからニコの気持ちは素直に嬉しいし、私も一緒にお祝いに参加している。まぁ参加者二人だけど。私たちの他に女の従士なんていないし。


 しかしそれはそれ、やはり従士としての一年というのは重みがある。従士は六年昇級できなかったらクビになるシステムだ。その中で六分の一が過ぎてしまったことになると思えば、少なからず焦る気持ちを抑えられない。

 今日は一日訓練の予定だけど、私は休憩時間ですら素振りに励んでしまう。落ち着かない感情を剣にぶつけてなんとかしようというのは、結局何にも繋がらないのに。


 功を焦って前に出て、何度怒られたことだろうか。毎度協調性がないと教官には言われるけど、それはこの焦りからくるのか私の本質なのか…もうわからない。

 ここに来るまでの四年間欠かさず鍛錬を積んだつもりでいて、お父様からの許可も出て…きっと調子に乗っていたんだろう。ここに来てからは壁ばかりだ。

 人間、とんとん拍子に物事が進まなければ少なからず焦るもの。わかってはいるんだけど、自分を御しきれない。


「…っ」


 休憩時間に休憩できない精神と、これまでのこと、どちらも合わさって悔しさが顔に出る。こんなことではあの人を護るなんて夢のまた夢だと、心の奥が囁いてくるから。


「くそっ…」


 そう言って、少しだけ当てつけるように剣を雑に下ろした。そのまま何気なく顔を上げると、ある光景が目に入る。

 私の視線の先には従士としてまだここにいるカトレアと、ルカさんの姿があった。確か本編が始まった段階でカトレアまだ新人だったと思うから今彼女が従士なのは不思議なことじゃないんだけど、本編で見れる染めた銀髪でない…本来の黒い髪をした彼女はいまだに見慣れない。


 カトレアは、おそらく私より先に騎士へと昇級するだろう。でなければ本編との時間軸が合わないから。とはいえ彼女のいた村は特殊な部族で構成されていて、部族の人間はみんな魔法を使える素養がありながら一切それを使わない。その代わりにその魔力を特殊な術式で肉体強化に転じさせる。

 実際その能力を買われて彼女は勇者パーティに入るんだけど、それを推薦したのは他でもないルカさんであることが、カトレアを主人公にした番外編で語られていた。

 歳は私と大差ないのに、確かに従士の段階でカトレアには光るものがあったのは記憶に新しい。


 彼女が肉体強化の術式を発動すると、術式が刻まれた体の部位がわかりやすく光るので使っているか否かは分かり易い。だから普段の訓練で使っていないことは明白だ。

 だけど彼女は従士の中で誰にも負けたことがない。彼女が先輩として指導してくれた時私も一回負けてるし…彼女の突出した素早さを追うのは並大抵なことじゃないとその時思い知らせれている。


 だけど、私はルカさんが彼女に直接指導しているところを見たことがない。カトレアを保護したのはキャリントン家で、実際作中でもルカさんとカトレアは手紙などでやり取りをしていたり親密な描写も少なくないんだけど…。

 少なくとも私の見ている範囲でカトレアが贔屓にされているところも見たことないし、ルカさんとカトレアが揃って見れる瞬間なんてあぁして時折話している時くらいだ。


「…」


 だけど、その瞬間に彼はとても穏やかに微笑む。

 あの笑顔なんだ、私が護りたいのは。


 静かな貴方が優しく微笑んだ時、私は貴方の幸せを願ってしまう。その微笑みが長く続く世界であってほしいと。

 あんな人に好きになってもらえたら、なんてあの時感じてしまった何かは私の世迷い言だ。絶対にそんな日は来ない。


 彼の笑顔を何度も見返した。カトレアが微笑む彼を回想する瞬間は確かに温かくて、ずっと二人に仲良く会って欲しくて、私はあの物語のページを希望を抱いてめくっていた日々。それは私のたった一つの救い。

 正直ルカさんはあの細い体で武器も魔法もなんでもござれで、その上あの長い前髪の下には息を呑むほど美しい顔が待っている。まぁ漫画の登場人物なんて八割は顔整ってるものだけどさ…イザベラだって本来の姿なら見惚れるほどとびっきりの美人だし。


「それにしてもこの間の演習すごかったなぁ…」


 考え事の流れでつい先日の従士向け演習を思い出してしまった。本当に独り言が出るくらいあの演習はすごかったなぁ。

 その日は数人の騎士が代表して簡単な演目をいくつか私たち従士に見せてくれたんだけど、ルカさんは初級の風魔法で遊園地のクリスマスツリーにでも使えそうな大木をあっさり切り倒してしまったんだから、どう考えても普通じゃない。その上なんでもないことのように目の前で行われるアスリート級の弓捌き…彼、設定では槍使いなのに。


 従士だからって彼の隣をすれ違わないわけじゃない。でもその時に見かける彼はいつも少し卑屈そうに見える。本当に、何度見ても勿体無いのでもっと胸を張ってほしい。


「おい、見ろよ」


 一人妄想に耽っていたら不意に他人の声が耳に入ってきた。そちらに視線だけ向けると、何やらさっきまではいなかった二人の従士があからさまにひそひそと話をしている。


「『おこぼれ様』だぜ。またカトレアと話してやがる」

「偉そうだよなー…いつも澄ました顔してよ。団長のお情け(、、、)で副団長って椅子に座ってやがる癖に」


 まただ、また聞こえる。

 あの人を『おこぼれ様』などというゴミみたいな雑音が。


「カトレアもカトレアだよな、あんなやつにすり寄るなんてよ」

「あいつも“おこぼれ”がほしいんだろ。どうせ———」


 私が耳にした雑音はそこまでだった。

 なぜかと訊かれれば、私が相手を思いっきりぶん殴ったからに他ならない。


「い、イザベラ!? なんだ急にぃ、いっ!?」


 当たり前だがもう片方も殴っておく。やかましい雑音再生機はぶん殴るに限る。


「大して実力もないくせに、相変わらず口だけはでかいんだな」

「なんだと!? お前も従士だろうが!」

「だから言ってるんだ。雑魚のくせに副団長に要らない雑音を聴かせないで」

「何言ってんだお前、あんなやつ所詮おこぼ——ぐぁっ」


 また聴こえた雑音は無理やり止めた。相手の脛は時に踏みつけるためにある。


「だから雑音を吐くなと言ってるだろうが。次は容赦しない」

「ぐっ…」


 地面に這った相手を睨みつけながら吐き捨てた。そういえばもう一人がいないと思ったら、不意に自分の影が揺らぐ。


「舐めてんじゃね…お゛ごっ!」


 なので後ろに回った相手には回し蹴りをプレゼントしておいた。勢いよく顎に私の踵を喰らった相手は気絶したのか動かなくなり、脛を踏んでいた方に視線を戻せばそいつは後ずさりしたまま去っていく。

 特に追いかけたりはしない。面倒だし、こうして私が暴れてれば多少はあの雑音も収まるかもと思ってこんなことを続けている。

 しかしそこで私はハッとルカさんの存在を思い出し慌てて辺りを見渡す。


「いない…」


 よかった、彼はもうその場にいなかった。なんなら私が喧嘩を始める前に去っていてくれてたらいいんだけど。

 あんな野蛮なところ見られたら恥ずかしくて死んでしまう。でも今いる場所は男社会だから舐められるわけにもいかないし、せめて見られていないことを祈るばかりだ。


 それにしてもおかしいよな…作中でも屈指の頭脳派キャラで有名なあのルカ・キャリントンがあんなに馬鹿にされてるなんて。

 少なくとも作中にそんな描写はないし、普段見かける彼からもそんな気配はない。確かに彼の背中はどこか常に卑屈そうだけど、それだけであんなに陰口を叩かれるもの? 正直それはちょっと違和感だ。


 毎度あぁいった雑音を耳にすると考えてしまう。そのせいで、走りながら私を叱り飛ばしにきた教官の存在に気づかないほどに。

 


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