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忘却の雨編 6 手紙
親愛なるレオナルドへ
貴方がこの手紙を読んでる頃、私はもうリリエンタールを出た後かもしれない。
本当はちゃんと面と向かってさよならを言うべきなのは分かってるんだけど、貴方の目を見たら私の決心は簡単に崩れてしまいそうだから手紙で許してね。
私は自分の選択を決して後悔しないから、レオは今まで我慢して来た事やりたかった事を思いっきり楽しんで欲しい。
最後に一つだけ我儘を聞いて貰えるなら、どうか私の事は探さないで。
アーシャより
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親愛なるレオナルドへ
貴方にこの手紙が届いた頃には、私についての噂を耳にしているかもしれませんね。
私は漸く、自分の選択がいかに愚かな事だったのかと気付きました。
貴方の為だと思い込んでいたのです。
本当は理解していました。
貴方が私を信じていると言ったあの日に、自分は今までもこれからもずっと孤独なのだと。
最期に
自ら首に手を掛ける私をどうか許して下さい。
貴方を愛する妹より




