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忘却の雨編 4 焦燥

軽度の欠損、出血描写があります。

リリエンタールの収穫祭は三日三晩街全体で祝わうもので、天からの恵みに感謝し盛大に催される。リリエンタールの象徴である不死鳥に因んだ風切り羽の飾りがあちこちに見られ、国の紋章である二枚羽が施された立派な旗が山から吹き下ろす風に靡いていた。


「流石に疲れるな」

「最近走ってばっかり…」

レインとアーシャは軽く息を整える。かなりの距離をほとんど全力で走って来たので少しだけ疲れている様だ。

ギルドの本部、広々とした正面入り口を入ると直ぐ大きな掲示板が立っている。クリアされていないダンジョンの情報が張り出されており定期的に更新されているのが伺える。

ギルド内は沢山のアドラー達で活気づいており、街とはまた違った賑わいがある。ダンジョンについて情報交換する者、装備や魔法について語る者、パーティで打ち合わせする者等様々な会話があちらこちらから聞こえて来る。


アーシャはアドラーリングの認証を行うために受付に向かった。

「どうやら間に合ったようだの」

「久しぶりねピルズベリー、これレグルスから預かって来た手紙」

受付には小柄なドワーフが一人で立っていた。アーシャは受付台に手を乗せて辺りを見回す。

「いつもの子達はどうしたの?」

「あぁ、もうそろそろ戻って来ると思うがの…ところで、おぬしが認定試験を受けるというドラゴニスタの人間か?」

自分を見つめてくるピルズベリーをじっとす見つめ返すレイン。

「これが申請書だ、読み書きは出来るか?」

「あぁ」

受付台の上に置いてある羽を手に取り先端にインクを付けてスラスラと書き始める。

アーシャは奥にある階段の方が気になるようでレインを置いてその場を離れた。

「動機を聞いても良いかの?」

「情報収集するにはアドラーになった方が動きやすそうだと思っただけだ」

ピルズベリーはレインの書いた申請書に黙ったまま目を通し、印を押す。

「じきに案内役が来るだろう、もう少し待っておれ」

「分かった」


階段の下にはジェイドとよく連んでいる男達数人が何かを待つように屯していた。もしかすると、先日の騒ぎでギルドマスターにジェイドが呼び出されているのではと勘繰るアーシャ。考え過ぎは良くないと思いながら戻ろうとすると上から階段を下りて来る受付嬢達の姿が見えた。

「あれ、アーシャさん今日はお一人ですか?」

珍しそうに話し掛けて来る。

「…一人ではないんだけど」

「なんだぁ、カス野郎は留守番でもしてんのか?」

後から下りて来たジェイドが受付嬢達を押しのけ話に割り込んで来た。その後ろにはグレンの姿もある。

無視して振り返ろうとするアーシャの腕をジェイドが掴んだ。

「せっかく邪魔者が居ねぇんだから、ちぃとばかし付き合えよ」

「離して」

「こっちは誰かさんのせいで始末書書かされて苛ついてんだ」

「よせジェイド、すまんなアーシャ…だが俺もお前に話したい事があるんだ出来れば時間を作ってくれると有難い」

まだ手を離す気がないジェイドを一睨みする。

「申し訳ないけど、話をする気はないわ」

その言葉を聞いたジェイドが怒りに任せてアーシャを引き寄せようとした時だった。

二人の間に割って入ったレインが、ジェイドを軽く突き飛ばす。

思わずよろけるジェイド、何が起こったか分からず周りの皆が一瞬沈黙した。

「…だっ誰だてめぇ!」

「…行くぞ、アーシャ」

冷たい視線を浴びせると無視してアーシャを連れて行く。

「レイン、申請書は?」

「問題ない、とりあえず試験場を…」

その場を後にして歩き出した二人を追いかけようとするジェイドの肩をグレンが掴む。

「やめておけ、あれには関わるな」

呆気に取られていた周りの者達はざわざわと噂話を始めた。

「おい、あの目ってドラゴニスタの人間だよな」

「あぁ、間違いねぇ」

「しかもアーシャの知り合いなのか?」

受付嬢達も驚きを隠せないでいる。

「え…どういう事?レオナルドさんは一緒じゃないの?」

「かなり親しそうじゃなかった?」

「何か訳ありなのかしら…」


アドラーの認定試験会場まで歩いて来たレインとアーシャ。そこには二人の他に十人程度が試験開始を待っていた。けっこうな広さのある闘技場は観客席がぐるりと囲む円形状で中央には高い塔が建てられている。観客席にはアドラー達が座っていて試験が始まるのを待っていた。

「まるで見世物だな」

「皆パーティに新人を勧誘したくて下見に来てるのよ」

「なんでわざわざ新人なんか誘う?」

「ギルドはアドラーの後進育成のために、新人を同行させるパーティに対して報酬とか他にも色々優遇してるの」

レインとアーシャが話をしている横では各々が武器を手に体を慣らしている、片手剣、杖、弓に魔物を従えている者等様々だ。

少し緊張感のある空気の中に、透き通る声が響く。

「お待たせ致しました皆様」

宙にふわりと浮いたシドがスーッと移動して近づいて来る。その後ろにはアッシュの姿があった。

「全員揃ってるなぁ、じゃあ始めるかぁ」

順番に名前を呼ばれて一人ずつ試験を受けていく。

レインと他三人はシドに呼ばれ少し離れた場所に集まった。

「バルト様、イーライ様、レミー様それからレイン様は今回が初めての試験ですので私の方から簡単に説明致します」

皆真剣に耳を傾ける。

「まず名前を呼ばれた方はあちらの中央まで進んで頂いてから、アッシュ様の指示に従って魔法操作、防御力、攻撃力の順に測定を受けて頂きますので最大魔力で挑んで下さい」

レイン以外は13、14歳程の若い少年少女だ。

「あ、あの試験には魔物が使われていますか?」

レミーがおどおどと質問する。

「はい、今回はスライムとバロメッツが課題の対象となります」

シドの言葉に落胆し杖をギュッと握り締める。

「いつも通りやれば大丈夫だから」

イーライに励まされ苦笑いを返す。

「バルトとお姉ちゃんだけ受かったら嫌だから…頑張る」

「あまり緊張されますと本来の力が出ませんのでお気を付け下さい、では参りましょう」


レイン達四人以外の者は皆既にアドラーリングを装着しており、今回が昇級試験である事が分かる。

測定が終わるとアッシュはシドに指示を出して昇級試験者達を連れて行かせた。

「じゃあ、次はイーライ」

はいっと返事をしてアッシュの元に向かう。

「まず、あの布を取って来い」

アッシュが指差したのは頭上高く聳え立つ塔の先に飾られている四つの小さな布だった。目を凝らしてようやく見える程度の小さな布が風に靡いている。イーライは少し考えてから、持っていた弓を地面に置いた。

「フロウ」

イーライの声に合わせ体が宙に浮く、ふわふわと少しずつ上昇すると塔の先にある布を取りゆっくり下りて来る。

「よしっ、次は防御力を試すぞ」

イーライの目の前にはバロメッツが枝を垂らして佇んでいた。

「とにかく こいつの攻撃を防いでみろ」

「はい……シールドッ」

イーライが両手で魔法の防御壁を出すとバロメッツはしなる枝を鞭の様に打ち付けて来る。連打攻撃を受けていると防御壁に少しずつヒビが入りやがて砕け散ってしまう。

するとバロメッツは攻撃を止め、唯だらんと佇む。

「よしっ、次」

アッシュの声と同時に複数のスライムが現れた。ぷよぷよと揺れながらゆっくり移動している。

「出来る限り倒してみせろ」

「はい」

イーライは弓を手に取りスライム目掛けて矢を放つ。放たれた矢はスライムに命中するが刺さっているだけで何の変化も無い。それでも気にせず矢を次々と射って行く。一通り矢を放った後スライムの方に両手を向けた。

「バーストッ」

放たれた矢から小さな炎が上がりスライムは次々と消えて行く。

「よくやった」

「ありがとうございました」

「次はレミー」

名前を呼ばれてビクッと体を震わせる。か細い声ではいと返事をすると慌ててアッシュの元へ向かう。

「さっきお前の姉ちゃんがやった事を同じ順にやってみろ」

「はい…」

レミーは塔の真下まで行くと杖で地面をコンコンと突く。すると足元に小さな緑色の魔法陣が浮かび上がりレミーの体を真っ直ぐ上昇させる。布を取るとそのまま魔法陣で真っ直ぐ下りて来た。

「へぇ、やるじゃねーか」

そして次にバロメッツの前に進みイーライと同じ防御壁を出して同じように枝の連打攻撃を受ける。イーライより少し長く耐えたが防御壁は砕け散ってしまう。

「じゃあ、次」

イーライが倒せなかったスライムが十匹程辺りに散らばっていた。

「エアスラッシュッ」

杖の先端から鋭い風の刃が放たれスライムを切り刻んで行く。切り刻まれたスライムは分裂し増えてしまった。

「あ、あれ…エアスラッシュッ!エアスラッシュ!」

レミーが魔法を放つ度にどんどんとスライムが増殖して行く。その光景に涙を浮かべながら姉に助けを求める視線を向けると事態を察したアッシュが声を掛ける。

「そこまで」

「すみません…」

「よしっ、次バルト」

「お願いしますっ!」

バルトは堂々とアッシュの元に向かい、軽く一礼した。

「やる事は分かってるな?」

「はいっ」

返事をすると塔の真下に行き足に付けてあるベルトから小型のナイフを取り全力で真上に投げた。見事に命中したナイフが布と一緒に落ちて来る。地面に突き刺さったナイフを抜いてバロメッツの前に向かう。

「ほぉ〜ぅ…良い腕だ」

アッシュは満足そうに笑った。

バロメッツの前に立つと片手剣の盾を構え魔力を込めるバルト。それに反応し枝の連打攻撃が始まる。盾はびくともしない。

「そこまで、次」

アッシュの指示に従い魔力を解いて盾を下げる。レミーの攻撃で大量に増えたスライムを前にバルトが何やら考えている。

「どーしたぁ?」

「…あの、上級魔法を試してみてもいいですか?」

その問いに場内が少しざわめく。

「…あぁ、まぁ今回は特別に許可してやる、アーシャが居るからな」

「ありがとうございます」

礼を言うとバルトは両手をスライムの方に向けて魔法陣を展開させる。

青色の綺麗な魔法陣がいくつか現れた。かなり力んでいるようで震えているのが窺える。


「インフェルノッ」


声と共に魔法陣から鋭い氷塊が突き出して来る。だがスライムに届く前に勢いが弱まりダメージを与えられない。

意図せずバロメッツが上級魔法に反応して枝をしならせる。バシバシと鞭打たれ氷塊が砕け散るとスライムさえも切り刻んで行く。さらに魔力を出すために集中すると暴走した氷塊は無尽蔵に地面を覆い始める。


バルトの鼻から血が垂れて滴り、右腕は氷塊で凍り付いている。

「もう止めて!バルト!」

イーライが叫ぶ。レミーは両手で目を隠し蹲った。


再度魔力を出そうとした時には足元から現れた氷塊が右腕を貫き千切れた腕の切断面から血が溢れ出る。


「もういいか?」

「…はい」

「悪いアーシャ、バルトを手当てしてやってくれ」


アーシャが急いでバルトの元に向かうと、意識朦朧で立っているのもやっとなのが分かった。

「ヒール」

右腕に軽く回復魔法を掛けると出血は止まった。

「移動出来る?肩を貸すから」

バルトを連れて少し離れた場所に移動すると、その場に座らせた。


「ヒール」

蘇生魔法を掛けると右腕はあっという間に元通りに再生する。その手を見ながら握ったり開いたりしているバルトにアーシャが質問する。

「体調はどう?」

「……」

バルトはアーシャの目を見つめて聞き返す。

「…蘇生魔法には中毒性があるのを知ってますか?」

「…えぇ、知ってるわ」

「本来なら修道院という安全な場所で聖女様が施すものなんです、貴方は自分の行いがどんな事態を招くか自覚があるんですか?」

「…私は別に力を誇示するために使ってる訳じゃ」

下を向き眉を顰めるアーシャの手をそっと握るバルト。

「そんな事は分かってます、俺が言いたいのは…」

「バルトッ」

イーライとレミーが様子を見に近付いて来た。

「じゃ、私行くね」

バルトに声を掛けるアーシャに二人はお礼を言って見送る。

「ちゃんと治ったの?」

二人ともとても心配している表情だ。バルトは右腕をひらひらとさせて軽く微笑んだ。

「あんな事二度としないでっ!」

イーライが涙目で訴える。

「分かった、もうしないよ」


「これはどういう事態でしょうか?」

今戻ったばかりのシドが、血の混じった水浸しの地面と切り刻み続けるバロメッツのおかげで大量に増殖したスライムを眺めながら小首を傾げている。

「次はレイン行けるかぁ?」

「問題ない」

「お前、属性は火か?」

「…雷だ」

アッシュは不適な笑みを浮かべる。

「へぇ〜…じゃっいつでも始めてくれ」


レインは塔に目をやると左手を伸ばして構える。腕に装着してある小さなボウガンで矢を放った。見事に塔の柱の二本に左右交互に三本命中させる。スライムを器用に避けながら塔まで走り出す。塔の近くまで来ると強く地面を蹴り矢に飛び乗る、少ししなった矢を蹴り次の矢に飛び乗り最後の矢に乗ると思いっきり踏み込み高く飛び上がって布を取って下りて来る。

「矢に強化魔法を掛けてんのか」

アッシュが感心したように呟く。

「次はバロメッツなんだが…」

魔力が尽きたのかぐにゃりと幹を曲げて微動だにしない。

「仕方ねーな」

そう言いながらレインの前まで歩いて来るアッシュ。察したレインが防御壁を出す。

「行くぜ、しっかり防げよっ」

声と共に激しい連打攻撃が繰り出される。速くて重い拳としなる様に打ち付けられる脚技、観客席のアドラー達もギルドマスターの華麗な技に固唾を呑む。

(おいおい、これでも砕けねえってどんな魔力だよ)

「やるなぁ、正直持って十発くらいかと思ってた」

「満足してもらえたようで何より」

レインが肩を回しながら攻撃の体制を取ろうとした時、アッシュが尋ねる。

「レイン、お前魔法はどれぐらい出来る?」

「まぁ、雷属性と無属性なら一通り」

「一通りねぇ…じゃあさっきバルトが使った上級魔法は使えるか?」

「こんな所で出すようなものじゃない」


観客席から嘲笑が聞こえる。雷属性を持つ者は極稀な上に大体は魔力も低くアドラーには向かないからだ。


「心配しなくても観客席には絶対防御を掛けてある、心置きなくやってくれ」

アッシュは近くにいた全員を呼び、絶対防御魔法のシールドで包み込む。

レインは軽くため息を付くと、手の平を地面に向けたまま両手を腰の高さぐらいまであげる。


少し力を入れたのか爪が鋭く尖った。


こめかみの血管がうっすら浮き出ると同時に地面が細かく振動し紫色の魔法陣が現れ試験場全体に広がる。

ゴォォォ…


「イン フェルノ」


低く囁くと指先からか細い稲妻が走った。

その瞬間に複数の巨大な稲妻が現れる。凄まじい轟音と稲光が全てを飲み込んでしまう。


「目がっ…」

観客達は皆目を擦っている。

ようやく見えるようになった頃、試験場にはスライムはおろかバロメッツも塔さえも消し飛ばされて稲妻が走った跡だけが残っていた。



§§§§§



ギルドマスターの部屋のソファに座り何やら考え込んでいるアッシュ、横一列に並ばされた四人は黙って待機していた。

シドも静かに待っている。

座卓に並べられたアドラーリングを手に取るとイーライの左手の小指に嵌める。ぶかぶかのリングはアッシュが魔力を込めるとピッタリと収まった。

「イーライはレベル2だ、励めよ」

「はい」

次はレミーの右手の人差し指にアドラーリングを嵌める。

「レミーもレベル2だ、まずは精神面を鍛えると良い」

「はいっ」

次はバルトの右手の中指に嵌める。

「お前はレベル3、俺と同じタイプだ…なんか困った事があればいつでも此処に来い」

「ありがとうございます」

そしてレインの前に立つと目を見つめる。

「とりあえずレベル5で登録しておく、直ぐにでもグランブールに行って昇級試験を受けろ」

話しながらレインの左手の親指にアドラーリングを嵌める。

「とりあえず今は必要ないんだが…」

「直ぐに必要になるさ」

レインの肩をバシッと叩くと部屋を出て行った。

「皆様おめでとう御座います、私からアドラーについて規約、違反行為とその処遇等について説明致しますので どうぞお掛け下さい」



§§§§§


シドからの説明を聞き終えると契約書に署名をしてギルドマスターの部屋を後にする。階段を降りて受付に向かう四人。

アーシャが笑顔でレインに駆け寄る。

「はぁ…」

小さなため息を吐くバルトにレミーが不思議そうな顔をして尋ねる。

「嬉しくないの?レベル3なんて凄いよ?」

「そうよっ、三人でぱぁっとお祝いしましょっ」

イーライがバルトの腕に自身の腕を絡める。

そうだなと気のない返事を返したが、バルトの視線はアーシャに向けられたままだ。

(張り切って上級魔法とか言って結局アーシャさんに迷惑かけてダサ過ぎだよなぁ…ていうか、あのレインって人何なんだ…何であんなに親しいんだ?レオナルドさんはどうしたんだ?…あぁ〜頭ん中ぐちゃぐちゃだ…一体何処まで強くなれば、あの笑顔を向けてもらえるんだ…)



アドラーが求める強さの本懐は彼らの弱さを暴き出し目を背けた者から喰らい尽くされるだろう。

登場人物

イーライ・グランプ[女性] 14歳 身長 160センチ

明るい黄緑色の長い髪を一つに纏めている。前髪あり、少し細く切れ長な目元、瞳は髪より暗い黄緑色。アドラーリングは左手の小指。


レミー・グランプ[女性] 13歳 身長 148センチ

髪色、瞳色共に姉と同じ。髪型はふんわりした髪を二つに分けて耳の上で纏めている、前髪あり。大きく幼い目元。アドラーリングは右手の人差し指。


バルト・オックス[男性] 14歳 身長 160センチ

淡い水色の髪で長さは耳が隠れる程度無造作に外に向かって跳ねている、前髪は目に少しかかるくらい。涼しい目元で瞳色は髪より少し濃い水色、肌は明るめの褐色。アドラーリングは右手の中指。


ピルズベリー・デクスター[男性] 年齢不詳 145センチ

黒色でもじゃもじゃの長い髪、髭も長い。前髪なし、穏やかな目元で瞳色は黒色。鼻は大きく丸みがあり、先の折れ曲がったとんがり帽を装着。受付にはピルズベリー専用の移動式昇降台が置かれている。

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