忘却の雨編 9 悪夢
朝陽がまだ昇らぬ早朝にコンコンと軽く扉を叩く音が響いて目を覚ましたのはバルトだった。
見慣れぬ天井をぼんやり眺めながら、廊下から微かに聞こえるアーシャの声を聞くと、叩かれた扉は自分の部屋ではなく隣のレインの部屋である事が分かる。
(アーシャ…もう起きてるんだ…昨日はレオナルドさんと二人で寝てたんだよなぁ)
まだ眠り足りないのでもう一度目を閉じて眠ろうと試みた。
レインが出て行ったのか扉が開いて閉まる音が聞こえる。
遠ざかる足音も微かに。
何故か耳をそばだてる自分に気付くと、モヤモヤする気持ちを晴らしたくて洗面所に行く。
手の平に冷たい水を溜めて顔を念入りに流すと少しだけ気持ちがスッキリした。
すっかり目が覚めてしまったので酒場に行って朝食用に用意されているパンを手に取る。頼めばしっかりした料理を食べる事も出来るがそこまではお腹を空かせていない。
歯応えのある干し葡萄の入ったパンをしっかり噛み締めながらウロウロとギルド本部内を散策する。
孤児院に居た時とは違いアドラーとしてギルドを歩く気分は悪く無かった。
宿泊施設とは違い酒場も受付も明るく、三交代制で休み無く一日中開放されているので人けがある。
「どうしたバルト、えらく早いんだの」
ピルズベリーに声を掛けられて受付に顔を出す。
右手を乗せてアドラーリングの認証済ませると辺りをキョロキョロと見回して尋ねた。
「アーシャ来ませんでした?」
「レインと共にレグルスの所に顔を出しておるんだの」
「そうですか…」
「何か用か?」
「いえ、特には…あの、出来たら闘技場を使わせてもらいたいんですが」
バルトの申し出に快く返事をしてピルズベリーは闘技場の鍵を開けてくれた。
空が白み始め、新しい一日を連れて来る。
バルトは精神統一をしようと目を閉じて深呼吸をした。雑念が頭の中に湧き上がっては消えてを繰り返す。
(なんか焦ってるよなぁ…アドラーになったらダンジョンに行って、稼ぎが安定して自立出来たらパーティを作って…それなりに暮らしてくはずだったんだけどなぁ)
静かに目を開けると腰に携えている剣を抜いて素振りを始める、前後左右に斬り込んで腕の動きを確認しつつ軽い足取りで円を描きながら体全体を使って慣らして行く。
(アーシャの事は諦める…ちゃんと諦められる、惨めったらしく引きずったりしない……本当か?どうやって…直ぐには無理かもしれないけど…大丈夫…)
後方に向かって振り切った剣の切っ先が空気を割いてヒュッと鋭い音を立てる。
(…昨日は二人でベッドに…いやいや…ただ寝ただけだろ、何かあったかもなんて邪推だ…でもあの狭いベッドじゃピッタリくっ付いてなきゃ落ちるよな…ていうか、そんなのもうどうだっていいっ……アーシャが幸せならそれでいい)
§§§§§
リリエンタールの中央部に位置する王都は、ギルド本部のある街よりも都会で自然は少なく建物と人口が密集した場所である。住人の殆どが王族又はその関係者であり街並みも華やかな雰囲気で満たされていた。
そして一際立派な城が街の中心に鎮座している。
二枚羽の施された重厚な鉄の門、そして扉、更に奥へと続く階段を上がり大広間を抜けた先にある礼拝堂にアッシュの姿があった。
「どうかお願いですっ、国王様!」
「ならぬっ!会議は帰結した、軽率な行動で万が一国民に被害が出た場合誰が責任を負うのだっ、エルデ様にも顔向け出来んっ」
「ではフォルトゥナ様がこのまま目を覚まさずとも良いとおっしゃるのですか⁈」
「そんな事は言っておらん、ドラゴニスタには使いの者を出しておる」
「ですからっ城にある転移魔法陣を使えば済む話ではありませんかっ、許可さえ出してくださればっ」
「ギルドマスターが直々に、それも突然訪問する等もってのほかだっ、戦争の火種をわざわざ作るような真似は断じて許さぬ!」
言い争う二人の側で静かに目を閉じて祈っている聖女が口を開く。
「アッシュ様、ライラーク様もどうか落ち着いて下さい」
「オルガよ、そなたの目から見てドラゴニスタの国王はどのような人物だった?妃に迎え入れた聖女に対する態度はどのようなものだったのだ?」
「恐れながら申し上げます…ドラゴニスタでは私たちの常識は一切通用しません、余りにも環境が違い過ぎるのです…私は息子であるレインを産んでから長期に渡り、その殆どを伏せておりましたので詳しい事はわかりません…分かるのは私の元に一度も顔をお見せにならなかった事ぐらいです」
その言葉を苦悶の表情で聞くアッシュ、拳を強く握り締める。
「…つまり、最悪の事態も想定せねばならぬと…」
リリエンタール国王のライラークから深いため息が漏れる。
「解放した理由も曖昧なまま、一方的に我が国にオルガ様を送って来るような人物ですっ…ドラゴニスタで何かあった事は明白!どうかっ」
「…それでもだ」
あくまでも静観を貫くと言わんばかりの目力でアッシュを睨みつけるとライラークは礼拝堂を出て行った。
朝陽が精巧なステンドグラスをキラキラと輝かせ、室内に色とりどりの影を映し出す。どこまでも澄んだ空気が、張り詰めた沈黙を優しく包み込んで全ての不満を呑み込ませた。
§§§§§
「レオナルドはどうしたんだ?」
部屋を訪れたアーシャは一人だったので不思議に思ったレインが開口一番に聞いたのだ。
その問いにニコリと笑ってレインを先導する。
二人が受付に顔を出すとピルズベリーが一人で立っていた。
「おはよう」
レインも軽く頭を下げた。
「おぉ、丁度良い所に」
アドラーリングの認証を済ませると、ピルズベリーが切り出す。
「ルーク達と出発する前にレグルスの所に顔を出しておくんだの」
「負傷者が居るの?」
「それもあるが、別件も兼ねての」
「例の聖女の件か?」
「行けば分かるんだの」
二人は受付を後にして修道院に向かう。
「体調が良くないのか?」
「顔に出てる⁈」
不安そうに自身の頬をマッサージするアーシャ。
「昨日レオを寝かせるの大変だったの」
「赤ん坊じゃあるまいし」
「レインの事もバルトの事も納得いってないみたい、レオはそもそもが蘇生魔法を使う事に反対してたから…レインと一緒にダンジョン攻略する危険性とか、自分の居ない所でバルトに蘇生魔法を使った事とか凄く不満そうだった」
「アーシャを守りたいんだろうな、レオナルドの気持ちに気付いているんだろ?離れる以外の解決策はないのか?」
その問いに少しだけ考えてから答える。
「本心じゃないとしたら?」
言葉の意味は分かるが、一見脈絡の無い質問が返って来てレインは顔を顰めた。
(どういう意味だ…レオナルドの事じゃなく自分の事を言ってるのか?)
「レインは…」
アーシャが何かを言い出そうとした時、少し離れた場所からレグルスの声が聞こえて来た。
「二人共、随分と早いの」
修道院の中の食堂へと続く回廊に二人を案内するとレグルスは礼拝堂の方へと歩いて去った。回廊の床には傷の癒えぬ負傷者達が座り込んでいた。
アッシュの指示通り二重編成でパーティを組んでも、ヒーラーの負担は減らなかった、むしろアタッカーとタンクが増えた事で挑戦的になったアドラー達はより積極的にダンジョンに挑むようになり以前にも増して回復魔法を使う回数が増え、それと同時に回復魔法の効果も不完全なものになって行った。
アーシャは負傷者の元へ向かうと回復魔法を掛けて行く。
驚く程簡単に癒えた傷を見て負傷者達は驚いた。
「こんな簡単に…」
「気のせいか疲れまで取れてるような」
次に右脚の骨盤から下が無くなってしまった男性の前へ行くと額に手を当て顔色を確認する。
傷口には包帯が巻かれており、止血が施されているのが分かる。男性は意気消沈したままで反応しない。
「ヒール」
あっという間に元通りになった脚を見つめる男性。
思わず涙が零れ落ちる。
初めて体の部位を欠損したのであろう反応だった。
全ての負傷者を回復させると、食堂で一緒に朝食を食べる。
アーシャは疲れた様子でスープを口に運ぶと半ば無理矢理飲み込んで食事を終わらせ、立ち上がって食器を持って立ち上がるが目眩で少しふらついてしまう。
レインがアーシャの体を支えると遠慮せずに体を任せて寄り掛かった、まるでそうされる事に慣れてしまったかの様に。
「今日は体を休めた方がいいんじゃないのか?」
「少し休めば良くなるから大丈夫」
「食器は俺が片付けるから」
レインはアーシャを座らせ、その場を離れる。
するとそこに先程 蘇生魔法を掛けられた男性がやって来た。
「あ、あのさっきはありがとう」
「気分はどう?気持ち悪くなったりしてない?」
優しく対応されて気を良くしたのか、アーシャの両手を握り締め怪我の経緯を話し始めた。
振り払う事も出来ずに苦笑いで話に付き合っていると、男性は益々アーシャに近付いてパーティに入らないかと勧誘を始めてしまう。
「ごめんなさい、ヒーラーを探しているなら他を当たってくれる?」
「いや、君のような人は他には居ないよ」
全く引く気の無い態度に表情を曇らせるアーシャを立ち上がらせ連れて行こうとする男性。
その間に割って入ったのはバルトだった。
「離せよっ、嫌がってるだろ」
「バルト」
「何だよ、ガキのくせに生意気だな」
そこにレインが戻って来ると男性を睨み付ける。
気圧された男性は諦めて食堂を出て行った。
「ありがとう、バルト」
「…顔色悪いけど、ポーションは持って来てないのか?」
「ブルームーンに置いてあるから、一度取りに戻らないといけないの…バルトは何か用があって来たの?」
「あっ、レグルス様を呼んで来るように頼まれて」
礼拝堂に居るレグルスを呼んで、アーシャとレイン、バルトの四人で受付に向かうと何やら揉み合っている者達の姿が見える。
「離せっ!離せぇぇぇ」
「おい!暴れるなっウィル!じっとしろっつってんだろーがっ」
大声で怒鳴りながら暴れる男を抑えようとジェイドと取り巻き達が輪になっていた。
「フォルトゥナ様は何処だっ⁈何処に隠したっ、俺はフォルトゥナ様に会いたいだけなんだっ!」
「今は会えねぇっつってんだろうがっ!」
「頼むっ、頼むよぉ…」
「だいたい、おめぇは怪我もしてねぇだろがっ」
他のアドラーも不安そうにその様子を見ている。
「……そうかよ、怪我してりゃあいいんだな?そうなんだな⁈」
そう言うと男は所持していたナイフを握り、自身に向けて振り翳した。
ジェイドは咄嗟にナイフを持つ手を掴む。
「やめろ!馬鹿野郎がっ」
二人が膠着状態で睨み合うのを周りの者達が静観している。
「あいつらは何をやっているんだ?」
レインが不思議そうに尋ねた。
「時々居るんだよ…聖女様に依存する奴ら、蘇生魔法を掛けられたくてわざと怪我する奴も居る」
「あえて魔物の攻撃を受けるって事か?」
「そうだよ…で、あそこにいるウィルって奴は頻繁に修道院に来てた、何度も蘇生魔法を受けてるからギルドからダンジョンに行く事を禁止されてるはずだ」
「それで自暴自棄にでもなりおったか…」
レグルスがやれやれと言わんばかりにため息を吐き、二人の元へ向かおうとした時だった。
レグルスより先にアーシャがツカツカと歩き出す、ナイフを振り翳した男の背後に立つとミスリルチェーンで男の首を絞めたのだ。
「ぐあっ…」
「アーシャっ」
驚いたジェイドは、思わず掴んでいた手を苦しそうな男から離した。男はナイフを手放し首に巻き付いたチェーンを必死に掴む。
「ナイトメア、この人を眠らせて」
その言葉を待っていましたと言う様にアーシャの影から小さい綿毛の様な光がスーッと出て来て、男の頭部の辺りをクルクルと回り始める。
男は数秒もがいた後、気を失った様に崩れ落ちた。
「何しやがったっ」
ジェイドは男の様子を確認しながらアーシャに問い掛ける。
「何でこんな状態になるまで放置してたの?」
「それは…」
言い淀むジェイドに対し怒りを露わにしているアーシャの隣りに、レグルスがやって来てアーシャの肩をポンと軽く叩く。
「グレンはどうしたんだ?」
「もうすぐ来ると思う…」
「では、来るまで待つとするか」
レグルスの指示で混雑が予想される受付を離れ、酒場に皆が集まった。
未だ目を覚まさない男を床に寝かせたまま、その不思議な現象にあれやこれやと雑談するジェイド達。
「精霊召喚でナイトメアを召喚したなんて話聞いた事あるか?」
「いや、ナイトメアはそこらに溢れてる精霊とは訳が違う、ノルンとまでは行かないが相当なレアモノで気まぐれだ」
「ウィルは眠らされてるだけなのか?」
「どうすれば目が覚めるんだ?」
男の顔をつついたり、ひねったりしてみるが全く起きる気配が無い。
そんなジェイド達をよそにアーシャ達は奥にある4人掛けの席に着いていた。
「バルトっていつも早起きなの?」
「いや、今日はたまたま」
「孤児院では規則正しい生活だったので癖になっておるんだろう、良い習慣とも言える」
「レインも早起きよね?」
「まぁ、眠りは浅い方かもしれないな」
「そう言えばアーシャ、レオはまだ寝ておるのか?」
レグルスが思い出したかの様に尋ねた。
「「まさか…」」
レインとバルトの直感はどうやら当たっている様で、アーシャはレオを起こして来ると行って席を立った。
§§§§§
広々とした豪華な部屋の真ん中、厚みのある綺麗な絨毯の上で眼前のベッドを見下ろすレオ。
部屋の中は薄明かりで二、三人の気配がある。
ベッドに寝そべったふくよかな年配の女性は真っ赤な紅を差した艶のある唇を吊り上げ笑った。
「私にだって慈悲の心はあるわよレオナルド」
何故だかその声に苛立ちを覚える。
(誰だ…この人)
「ほら、こっちに来て楽しみましょう」
女性はベッドの上で羽織っていた薄手の服を開いて裸を見せつけた。
その申し出に顔が引き攣る。
状況が呑み込めず、黙って突っ立っているとベッドの脇から男が二人近付いて来た。
レオは二人の顔を交互に素早く確認するが薄暗くてよく見えない。
「な、なんだよっ」
男達はレオの腕を掴み肩を押さえ付けひざまづかせる。
「離せっ」
「最初から大人しく従っていればこんな酷い目に遭う事も無かったのに馬鹿な子ね」
そう言いながらレオのシャツのボタンを一つずつ外す、優しく、丁寧に。
肌に指が触れた途端、血の気が引くのを感じる。
言い表し様の無い嫌悪感が全ての感覚を支配して行く。
「やめ…ろっ…」
耳に吐息が掛かる。
「貴方は主様が創り出した最高傑作だわ、顔だけじゃなく体まで完璧…もちろん此処も」
首筋に吸い付きながら片手でレオのズボンの中をまさぐる。
込み上げる吐き気を抑えながら、男達の手を振り解くと女を突き飛ばし部屋から飛び出した。
背後に追っ手の気配を感じながら出口に向かって走る。
廊下の途中にある階段を降りる、曲がって直ぐの書斎に入り、その中の扉から更に部屋を二つ通り抜けバルコニーに出る。
(体が重い…足が…)
手すりを乗り越えて階下に飛び降りる、言う事を聞かない足を無理矢理動かして何とか林に逃げ込んだ。
地面に這いつくばり、追い付かれるかもしれないという恐怖
に震える。
すると、パッと風景が変わる。
今度は何処かの玄関に立っていた。
小ぢんまりとした屋敷、不思議そうに辺りを見回していると上の階に続く階段から若い女性が声を掛けて来た。
「レオナルド、おかえりなさい」
美しい金髪を靡かせながら駆け降りて来ると、心配そうにレオの顔を見上げた。
(また知らない顔だ…)
女性はレオのはだけたシャツに手を伸ばす。
その仕草にゾッとして思わず後ずさるレオ。
「ごめんなさい」
「……気にしないで」
悲しそうな碧眼が、レオの首筋に付いた赤い紅を見つける。
「誰と会ってたの?レグルスの所に行ってたんじゃないの?」
その名を聞いてハッとする。
「レグルスを知ってるの⁈何処に居るか分かる?」
「どうしたのレオナルド、私には言えない事?」
「え?何の事?」
「はぐらかさないでっ、誰と会ってたの?」
「ごめん…言ってる意味が分からないんだけど」
「私には触らせてもくれないのに…キスさせたの?」
女性はレオの顔に手を伸ばす。
「そんなに嫌?」
扉に背を目一杯押し付けて顔を背ける、逃げられない。
金縛りの様に体が固まっている。
指が肌に触れる、全身に鳥肌が立って冷や汗が流れ抗えずにギュッと目を閉じる。
「…レ…お…きて…オッ……レオ…レオ、お早う」
目を開けると、アーシャが微笑んでいた。
「怖い夢見たの?」
「アーシャ…」
上半身を起こしてアーシャの顔をぼんやり見つめる、胸に手を当てると早鐘の様に脈打つ鼓動。
「大丈夫、大丈夫だよ」
アーシャに優しく抱きしめられて、少しずつ鼓動が落ち着いて行くのを感じる。
「もういい?」
「まだ、もうちょっと」
レオはアーシャを強く抱き締める。
「俺怖いんだよ、時々自分が自分じゃないみたいな感じがして…」
アーシャはレオの腕をほどいて、シャツに手を伸ばすと、ボタンを一つ一つゆっくり外して行く。
はだけた胸に手を当てて軽く撫でる。
「ちょ、ちょっとアーシャッ」
恥ずかしそうに顔を赤らめ、嬉しそうに照れるレオ。
「そんなに嫌?」
真剣な目で見つめられると、別の意味で鼓動が速くなる。
「嫌な訳ないっ、でも…こんな急に…」
戸惑うレオを見て、堪えていた笑いが溢れた。
「フッ、フフ…冗談に決まってるでしょ、ほらシャワーを浴びて用意して皆待ってるから」
呼び声に振り返ってはならぬ帰る道、先の見えない未来の約束よりも確かな今に溺れる事がそれ程悪だと言うのだろうか
登場人物
ライラーク・アンデル・ヴィクトリオ[男性] 63歳 175センチ
リリエンタール国王
髪は金髪で肩に付く程度の長さ細かいウェーブ、威厳のある顔付きで落ち着いた目元、瞳は碧色




